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郡俊彦のブログ
「鹿島区ビジョン」は 住民の声をまとめた「復興ビジョン」
住民参加のモデル的経過
先号の「これまでの経過」で、「鹿島区ビジョン作成」が落ちていました。
震災後、鹿島区地域協議会が酒田市松山町を視察し、感銘を受け取り組み作成しました。
地域協議会・まちづくり委員会・区長会等の取り組みを追ってみます。(区長会・まちづくり委員会の項目以外は地域協議会)
2011年3月 大震災と原発事故
2012年9月 酒田市松山町視察
2012年11月 ビジョン作成に取り組むこ とを決定
〃 12月 鹿島区区長会で説明 行政区の課題・住民の声の取りまとめを要請
2013年1~3月 各区長 課題取りまとめ
〃 4~6月 まちづくり委員会
地区ごとの課題集約整理
〃 6月 短期的なテーマの検討
〃 6~8月 提出された課題の・分析・ 検討
〃9月~10月 「仮まとめ」作成し区長会 ・まちづくり委員会へ報告 し意見・要請の提出受ける
〃 11月 意見・要請に基づく補足・修正
〃 12月 ビジョンのまとめ
重点プロジェクトの具体化
2014年1~2月 ビジョンのまとめ終了
〃 3月 区民の皆さんへ報告
地域の課題を皆で出し合って
まず始めに、地域の課題を家庭の話合いを基に、隣組単位に出し合って、行政区毎にまとめることから始まりました。
「道路にゴミが多い」「挨拶しない」「橋が危ない」「学校が古い」等々の課題や要求を「自分達や地域で出来ること」「行政に要望すること」に分け、すぐ出来ること、急ぐことを「短期」取り組むが少し時間のかかることを「中期」将来の目標的なものを「長期」とする表を作りに書き込むことから始まりました。
各行政区の取り組みは、初めてのことでもあり温度差がありましたが、基本は各家庭や隣組の話合いがスタートと云うことでした。
各種団体からの課題も
行政区の課題を、まちづくり委員会が取りまとめる段階で、委員の皆さんからの意見も取り上げ整理され、PTAから老人会まで各種団体からの課題なども網羅することになりました。
すべての住民や団体の要望が積み上げられ各地区毎に整理され、それを基に地域協議会が、ビジョン仮まとめを報告し、意見を聞き、検討して補足修正し、1年5ヶ月かけて作成されたのが「鹿島区ビジョン」でした。
役所の皆さんのごくろうも
事務局の皆さんには、出された多くの課題の整理やまとめなどで大変なごくろうがあったと思います。各地区毎の職員の参加・協力もあり、鹿島区あげての取り組みでした。
鹿島区事業48億円がカット
2018年度「鹿島区ビジョン」見直されました。
地域協議会での質問に「新規事業の金はない」と説明を受けての見直しでした。
2015年度の「新市建設計画」見直しで、鹿島区事業は予備費含め約48億円が事実上カットされ、10年間追加された同計画には鹿島区事業は見当たりません。特例債事業は0円。原町・小高・鹿島の割合は6:2:2のはずが8:1:1に。鹿島区に知らせずでした。(t地域協議会に中味を知らせなかったのは自治法と市条例違反)
模範的とも云える住民参加による鹿島区ビジョンは夢と消えたままでいいのでしょうか。
合併協定と自治区に関する法律・市条例を熟読し、外に恥ずかしくない道理ある対応を市長と市議会に求めざるを得ません。
先号の「これまでの経過」で、「鹿島区ビジョン作成」が落ちていました。
震災後、鹿島区地域協議会が酒田市松山町を視察し、感銘を受け取り組み作成しました。
地域協議会・まちづくり委員会・区長会等の取り組みを追ってみます。(区長会・まちづくり委員会の項目以外は地域協議会)
2011年3月 大震災と原発事故
2012年9月 酒田市松山町視察
2012年11月 ビジョン作成に取り組むこ とを決定
〃 12月 鹿島区区長会で説明 行政区の課題・住民の声の取りまとめを要請
2013年1~3月 各区長 課題取りまとめ
〃 4~6月 まちづくり委員会
地区ごとの課題集約整理
〃 6月 短期的なテーマの検討
〃 6~8月 提出された課題の・分析・ 検討
〃9月~10月 「仮まとめ」作成し区長会 ・まちづくり委員会へ報告 し意見・要請の提出受ける
〃 11月 意見・要請に基づく補足・修正
〃 12月 ビジョンのまとめ
重点プロジェクトの具体化
2014年1~2月 ビジョンのまとめ終了
〃 3月 区民の皆さんへ報告
地域の課題を皆で出し合って
まず始めに、地域の課題を家庭の話合いを基に、隣組単位に出し合って、行政区毎にまとめることから始まりました。
「道路にゴミが多い」「挨拶しない」「橋が危ない」「学校が古い」等々の課題や要求を「自分達や地域で出来ること」「行政に要望すること」に分け、すぐ出来ること、急ぐことを「短期」取り組むが少し時間のかかることを「中期」将来の目標的なものを「長期」とする表を作りに書き込むことから始まりました。
各行政区の取り組みは、初めてのことでもあり温度差がありましたが、基本は各家庭や隣組の話合いがスタートと云うことでした。
各種団体からの課題も
行政区の課題を、まちづくり委員会が取りまとめる段階で、委員の皆さんからの意見も取り上げ整理され、PTAから老人会まで各種団体からの課題なども網羅することになりました。
すべての住民や団体の要望が積み上げられ各地区毎に整理され、それを基に地域協議会が、ビジョン仮まとめを報告し、意見を聞き、検討して補足修正し、1年5ヶ月かけて作成されたのが「鹿島区ビジョン」でした。
役所の皆さんのごくろうも
事務局の皆さんには、出された多くの課題の整理やまとめなどで大変なごくろうがあったと思います。各地区毎の職員の参加・協力もあり、鹿島区あげての取り組みでした。
鹿島区事業48億円がカット
2018年度「鹿島区ビジョン」見直されました。
地域協議会での質問に「新規事業の金はない」と説明を受けての見直しでした。
2015年度の「新市建設計画」見直しで、鹿島区事業は予備費含め約48億円が事実上カットされ、10年間追加された同計画には鹿島区事業は見当たりません。特例債事業は0円。原町・小高・鹿島の割合は6:2:2のはずが8:1:1に。鹿島区に知らせずでした。(t地域協議会に中味を知らせなかったのは自治法と市条例違反)
模範的とも云える住民参加による鹿島区ビジョンは夢と消えたままでいいのでしょうか。
合併協定と自治区に関する法律・市条例を熟読し、外に恥ずかしくない道理ある対応を市長と市議会に求めざるを得ません。
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