2018年5月20日(日曜日)大阪の白水貿易株式会社5F セミナールームにおいて“DENTALEAD Special Seminar ~プロビに何を求めるか~”が開催されました。
定員25名のところ31名が参加されました。
株式会社デンタリード坂本主任より開会宣言です。
講師に有限会社デンタルプログレッシブ西原 徹先生、特別講師に奥森健史先生をお招きして講演のスタート。
多くの臨床例よりデンチャーのデザインを解説され、調整がしやすいデザイン、またセカンドプロビジョナルに関してはファイナルデンチャーのイメージの外形にしなければ意味のないプロビジョナルになるということも付け加え解説されました。
また、模型を残すための手技を詳しく解説され、模型を重合後に壊してしまうのではなく手元に残すことで完成義歯を納品まで確認できることの大切さを解説されていました。そしてデンチャーのデザインについても欠損が拡大したときのため、欠損の部位によって床辺縁部をメタルにするのか、レジンなのかをよく検証することが重要であるということも解説されました。
休憩時間には西原先生のもとに受講生の皆さんが集まり質問されてました。
西原先生もなんだかとても楽しそう。
次に奥森先生です。
“パーシャルデンチャーによる対応 ~プロビに何を求めるか~”というタイトルでスタートした講演で「ベイクイメージ・・・おぼろげなイメージ。このイメージがとても重要で、木を見て森を見えなくなってはいけない。全体のバランスが大切である。」ということを言及され、最終補綴物のイメージをしっかりともち、デンチャーを含めた歯列全体を一体化させ、機能させることができるパーシャルデンチャーの目的であるということをあらためて感じました。
最後に質疑応答。数名から普段の臨床における悩みを質問されました。
材料の展示もありました。
講義にWAX-UPのデモにと4時間の中に盛りだくさんのセミナーでした。私自信とても勉強になりました。
講演最中はみなさん熱心にメモをとる姿や大きくうなずきながら聞く姿がとても印象的でした。
また、うれしいお知らせです。セミナー終了時、受講生よりに来年度ベーシックコースへの申し込みがあったようです。
(レポート 大澤)
ラインでも画像を拝見しましたが、西原理事、凛々しいですね!
西原理事のお姿を目に焼き付け、今後、私も負けないように頑張りたいと思います。
奥森主観のご講演とも相俟って、当日は大変充実したセミナーであったと拝察申し上げます。
次に西原理事にお会いした際は、実習しながらの解説方法やポイントなどを伝授していただきたいと思います。