歌舞伎を見ました~ (素人田舎芝居です~)
一谷嫩軍記熊谷陣屋の場(いちのたにふたばぐんきくまがやじんやのば)
あらすじ
熊谷の妻相模(小次郎の母)と藤の方(平敦盛の母)がお互いの子の身の上を案じ
、陣屋を訪ねてきます。熊谷は相模に女の身で陣中へ来ることならぬと
冷たいそぶりを見せますが、敦盛を打ち取ったと語ります。
その時、襖の陰から藤の方が「我が子の敵熊谷やらぬ」と熊谷に切りかかります。
熊谷は藤の方を丁寧にさえぎり戦場での健気な敦盛最後の様子を物語ります。
歌舞伎を見たのは 何十年ぶりです
(子供の頃は 村に立派な芝居小屋があり 秋祭りになどには 田舎芝居やら踊り等を良く見ました)
三味線と唄方です。さすが年期入ったプロです 芝居を引き立たせてくれます。
雪夕恵鉢木(ゆきのゆうべめぐみのはちのき
源左衛門住家(げんざえもんすみか)の場
あらすじ
所は武蔵の国、下野は佐野源左衛門の住居。妹 玉笹とわび住まいいている。
ある雪の夕べ、旅姿の女人が道に迷い、一夜の宿を頼む。
二人の暮らしは貧しく、亡き父母の鉢の木を切って今夜の薪にと、できる限りの接待をする。
二人の身の上話を聞き、ひと思案をして女人は奥へと入る。そこに狼籍にあい逃げ込んだ若者は、
生き別れになっていた弟、源次郎径俊であつた。二人は父の仇、源藤太、討たんと勇むところへ、
最前の女人こそ北条時頼の北の方、松下御前であると登場し、仇討赦免状を許される。
二人は晴れて敵討ちへと旅立つ。
明日は 岐阜県中津川市坂下の 椛の湖の 高原に咲く 蕎麦の花です~