久保敬元校長の文書訓告取り消しを求める応援団(ガッツせんべい応援団)

久保敬さんの「文書訓告取消を求める人権侵害救済申立」を応援します!

久保ちゃんのインド・ブータン紀行その12了

2023-06-16 07:44:21 | 久保ちゃんのインド・ブータン紀行

久保ちゃんのインド・ブータン紀行その12了

6月16日㈮ AM4:57 インド、デリーから羽田に到着しました。本当に色々な人と出会い、交流し、体験し、充実した2週間でした。

様々な国や地域の人との距離がグッと縮まった気がします。言葉が通じなくても心は通じると思えました。
文化や歴史など様々な違いを乗り越え、人間として必ずつながることができると確信しました。
このレポートを読んでいただいた皆様、ありがとうございました。

とても困難な時代ですが、それでも、すべての子どもたち一人一人が幸せに暮らせる平和な世界をつくりだすことを諦めてはいけないと、奮闘している大人たちが世界中にいるのだと、大きな希望と勇気をもらいました。その想いを一人でも多くの人に伝えていきたいと思います。

 

 


久保ちゃんのインド・ブータン紀行その10ブータン編⑤

2023-06-15 07:35:37 | 久保ちゃんのインド・ブータン紀行

久保ちゃんのインド・ブータン紀行その10ブータン編⑤

6月14日㈬ ブータン4日目

ブータン滞在も今日が最後の日になりました。
明日の朝、帰国に向けて、9時40分の便でブータンを離れ、インドのデリーに向かいます。

午前中にミニ公演とそのテーマに関するパネルディスカッションがあリました。ブレイクタイムの後、ペーパーグループの3回目のセッションがありました。ブラジルからのパンデミック下での大学教育の状況が報告されました。もう一本は、ブータンの6年生の英語の授業で、子どもが間違った時の教師の応答の仕方について分析したものでした。
昼からは、観光とお土産を買うために、バスでブータンの首都ティンプーへ向かいました。片道2時間弱の距離でホテルに戻ったのは夜の9時前でした。山頂の大仏、民族衣装や伝統工芸品の工房などを見学しました。

肝心なことをお伝えしていませんでした!
帰るときになっていうのも変ですが、学会名は、国際教師教育学会で、今回のテーマは、「新型コロナウイルス感染症パンデミック後の変革的教育 自己治癒から社会的変革まで」です。
仏教の教えを中心に「いのち」や「自然」を大切にする教育のあり方を再確認できました。また、人類の未来に危機感を持っている教育に携わる世界各地の人が、ぼくが提言書に書いたことと同じようなことを考えていることがわかり、勇気をもらいました。

写真1ミニ講演、2パネルディスカッション、3ティンプーに行く途中の棚田の風景、4大仏、5大仏殿から見下すティンプーの街、6民族衣装を着てみました!


久保ちゃんのインド・ブータン紀行その9ブータン編④

2023-06-14 08:38:36 | 久保ちゃんのインド・ブータン紀行

久保ちゃんのインド・ブータン紀行その9ブータン編④

 

おはようございます。6月13日(火)ブータン4日目の報告です。

今回のプログラムで一番楽しみにしていたタイガーズネスト(虎の巣)と呼ばれるタクサンへのハイキングに参加しました。

朝一番、音楽と映像を活用した瞑想のワークショップを受け、9時頃から登山開始。険しい道ですが、登山道がきっちりと整備されていて、12時過ぎには、標高2950mのタクサンに到着しました。

ボランティアの学生さんがとっても心配りのできる人で、安全に登山をすることができると共に、約1時間かけて寺院内を丁寧に説明してくれました。2年後に小学校の先生になるとのことでしたが、きっと子どもたちに慕われるいい先生になられるだろうと感じました。

寺院の中は撮影できないのでお見せできないのが残念です。

下山後、また、別の寺院に移動して、大僧正らしき人の講話、座禅、読経など瞑想体験をし、そのお寺で夕食を取りました。高野山の宿坊みたいな場所なのかなと思いました。

ホテルに戻った後、ブータン式のお風呂にも連れて行ってもらいました。熱した石を湯船に入れて水を温めるお風呂で、やわらかいお湯で気持ちよかつたです。

充実の異文化体験の一日となりました。

登山道の途中で僕と一緒に写っているのが、ボランティアの学生、ワンゲルさんです。

 


「考える」市民から、「文化をつくる」市民へ。

2023-06-13 20:39:09 | 子ども情報研究センター

公益社団法人子ども情報研究センターの活動について、お知らせと呼びかけです。

本年3月7日に、子ども情報研究センターから『これからの学校と社会を変えていこう おとなと子どもの市民宣言』を公表しました。宣言の作成には、久保敬さんも関わりました。

『市民宣言』では、誰も排除されることなく、おとなも子どもも共に育ちあえる学校づくりのビジョンと、その実現に向けた8項目の提言事項を掲げました。4月の大阪ダブル選に際しては、各候補者に対して、『市民宣言』の示す学校像と8つの提言事項についての賛否をたずねる公開質問状を送付し、回答を公開しました。

選挙は終わりましたが、『市民宣言』で発信したメッセージをそれっきりで終わらせてしまうのではなく、むしろこれから市民の具体的かつ持続的なアクションにつなげていくことこそ大切という思いで、新たに「〈協働・自治〉の文化をつくる市民研究部会」と衣替えし、次なるステージへと進むべくシンポジウムを企画しました。

「考える」市民から、「文化をつくる」市民へ。
市民研究部会 2ndステージ シンポジウム
「これからの学校と社会を変えていく ~いま、ここからはじめる 市民の〈協働・自治〉~」
【日程】2023年7月16日(日)13:30~16:30
【会場】HRCビル4階 研修室(大阪市港区波除4-1-37)オンライン配信あり
※シンポジウムの詳細及びお申し込みは下記Peatixページをご覧ください。チラシも添付しています。
https://kojoken-citizenship001.peatix.com/

基調講演は、教育政策の歴史研究や、学校事故・事件の研究をとおして、子どものいのちが大切にされる学校のあり方と、その実現を妨げる政治・経済の動向への分析・批判を続けてこられた住友剛さん(京都精華大学)にお願いしました。

さらに、学校内外で子どもの権利を実現するための模索を続けている現職教員・保護者の方々をパネリストにお招きし、お話をうかがいます。

生き抜くための競争ではなく、生き合うための協働へ。
管理され評価される対象として眼差されるのではなく、自治の主体として未来への希望のありかを眼差すために。

与えられたものを消費するだけの生活ではなく、一人ひとりが文化の作り手・担い手となる生活へ。
いまここから、その歩みをはじめるためのヒントを学びたいと思います。

オンライン参加も可能ですので、関西のみならず、全国各地から、公教育や子育ち環境の現状を憂う市民の皆様や、学校現場で奮闘と抵抗を続けておられる教職員の皆様にもご参加いただければ幸いです。
また身近なところで広めてくださるとありがたいです。

【参考1】『おとなと子どもの市民宣言』(2023年3月7日)
https://kojoken.jp/research-group/shiminkenkyubukai230307.html

【参考2】『「考える」市民から、「文化をつくる」市民へ』(2023年6月8日)
https://kojoken.jp/research-group/shiminkenkyubukai230610.html