元校長文書訓告調査求め要請書
朝日新聞に、昨日の「大阪市立小学校元校長久保敬さんの文書訓告取り消し求める第2次要請書」手交&記者会見の様子が掲載されました。ありがとうございます。
ガッツせんべい応援団が情報公開によって手に入れたいわゆる「大森メール」により、大森不二雄大阪市特別顧問の大阪市教育行政への歪な関与の実態が明らかになりましたが、そのひとつを具体的かつ明確に書いてくださっています。
元校長文書訓告調査求め要請書
朝日新聞に、昨日の「大阪市立小学校元校長久保敬さんの文書訓告取り消し求める第2次要請書」手交&記者会見の様子が掲載されました。ありがとうございます。
ガッツせんべい応援団が情報公開によって手に入れたいわゆる「大森メール」により、大森不二雄大阪市特別顧問の大阪市教育行政への歪な関与の実態が明らかになりましたが、そのひとつを具体的かつ明確に書いてくださっています。
2024年1月29日の記者会見を終えて
記者会見場に来ていただいた皆様、オンライン映像を通して会見を見守っていただいた皆様、すべての「ガッツせんべい応援団」の皆様に感謝申しあげます。
「提言書」により「文書訓告」処分を受けて2年半、大阪弁護士会に人権侵害救済申立てを行って約1年が過ぎようとしています。情報公開請求により公開された1000枚を超えるメールを読み解き分かった衝撃の事実をもって、教育委員会に2回目の要請書を手渡しました。私の「提言書」に関することのみならず、子どもの将来を左右する重要な案件までもが、大阪市特別顧問である大森不二雄氏の教育委員会事務局幹部への指示により決定されていることがわかったのです。
「文書訓告」の取り消しを市教委に求めたのは、単に、私自身の名誉回復ということではありませんでした。「提言書」の中身を教育委員会がどのように受け止め、どのような議論を経て「文書訓告」の決定がなされたのか明らかにしてほしいとの思いでした。それは、「提言書」に共感し、支持してくださった教職員、保護者の皆さん、多くの市民の声が、結局は無視されてしまうことになると考えたからです。
市教委は、この要求に真摯に応えようとはしませんでした。しかし、今回の開示されたメールのやり取りから、市教委が悪意を持ってそうしたわけではなく、「不当な支配」ともいえる強い力で、自律性が奪われてしまった教育委員会の組織風土によるものではないかと感じたのです。同様の企業風土が引き起こしたのが、尼崎で起こった鉄道の脱線事故でした。今まさに、学校教育は、そんな危機的な状況に置かれていると言えるのではないでしょうか。
誰もが意見が言える健全な教育委員会組織にしなければ、民主的な教育を望むことはできません。ますます、子どもたちも教職員も追いつめられていくことでしょう。
私たち市民は、どのような手続きで、どのような議論のもとに物事が決まっていったのかについて知る必要がありますし、知る権利を持っています。「文書訓告」取り消しの要求は、民主的な教育行政を取り戻すための闘いだと思っています。
これからも、この闘いに関心を持っていただき、共に声をあげていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
久保 敬
画像は、記者会見に駆けつけてくださった支援者と、司会の足立須香共同代表との記念写真?
久保敬さんの文書訓告取り消しを求める第2次要請書提出
本日ガッツせんべい応援団は、大阪市役所内3階大阪市教育委員会を訪れ、「大阪市立小学校元校長久保敬さんの文書訓告取り消しを求める第2次要請書提出」を手交しました!
その後、同じく大阪市役所内5階にある大阪市政記者クラブで、約1時間半、記者会見を開催しました。
第2次要請書前文
2021年5月、大阪市立木川南小学校元校長久保敬さん(以下、久保さん)が市長並びに教育長に提出された「大阪市教育行政への提言 豊かな学校文化を取り戻し、学び合う学校にするために」(以下、久保「提言」)は大勢の方々の共感を呼びました。ところが、貴委員会は2021年8月、久保さんを文書訓告に処しました。
私たちは、2023年2月、「大阪市立小学校元校長久保敬さんの文書訓告取り消し求める要請書」(以下、「第1次要請書」)を提出し、団体協議(以下、「協議」)を行い、さらに情報公開制度に基づき公文書(メールを含む)を開示請求しましたところ、久保「提言」とその処分をめぐって新たな事実が判明しました。ここに、久保「提言」にまつわる教育行政を問い直すため、新たに要請書を提出します。情報公開審査会からの答申を踏まえ、真摯に回答されることをお願いいたします。
手交の際の動画
https://youtu.be/JnIEcPuzb_k?si=AX4CvjD8gS7gvtO9
画像は記者会見
大阪市立小学校元校長久保敬さんの文書訓告取り消し求める第2次要請書提出
本日、ガッツせんべい応援団は下記「大阪市立小学校元校長久保敬さんの文書訓告取り消し求める第2次要請書」を大阪市教育委員会へ提出します!
記ーーー
📣大阪市立小学校元校長久保敬さんの文書訓告取り消し求める第2次要請書https://drive.google.com/file/d/1VnvJtKMuDSat23O1bJV9Abt5yMMWMRTQ/view?usp=drivesdk
そして、その後、大阪市政記者クラブで記者会見を開催します。(応援団の方はzoom視聴できます)
📣記者会見案内文
私たちは、昨年2月21日、「大阪市立小学校元校長久保敬さんの文書訓告取り消し求める要請書」を提出し、団体協議を行いました。しかし、久保さんが文書訓告に処せられた理由も含め事実関係はほとんどわかりませんでした。
その後、大阪市教育委員会事務局幹部職員と大森不二雄大阪市特別顧問との間で交わされた電子メール等の公文書の開示請求をしたところ、いくつかの「事実」が判明しました。それらの新事実をもとに、私たちは、先ほど「大阪市立小学校元校長久保敬さんの文書訓告取り消し求める第2次要請書」を大阪市教育委員会に提出しました。
また、2021年教育委員会会議議事録他資料について公開請求したところ、大阪市教育委員会は「不存在」による「非開示」決定を行いました。そこで2021年9月1日情報公開審査会に不服申立てを行ったところ、ようやく2023年12月26日、審査会「答申書」が出され、大阪市教委がすべての公文書を「不存在」としたことを不適法としました。そして、さる1月16日の教育委員会会議で「審査請求に対する裁決案について」、審査会答申通りとする案が全員一致で裁決されました。これまで、大阪市教育委員会がほとんどの審議を秘密裡に行い1年以上も議事録や資料も公開しない対応を取っていることを突き崩す材料のひとつとなると考えています。
📣記者会見配布資料
・大阪市立小学校元校長久保敬さんの文書訓告取り消し求める第2次要請書https://drive.google.com/file/d/1VnvJtKMuDSat23O1bJV9Abt5yMMWMRTQ/view?usp=drivesdk
・「大阪市特別顧問」が市教委を支配する実態
~久保敬校長への「訓告」に関わるメール公開で明らかになったこと~
https://drive.google.com/file/d/11urYQvKNAg2CldTg3j6Q8rNR9zNeQ0Sf/view?usp=drivesdk
・大阪市 情報公開審査会」答申(2023 年 12 月 26 日付)における審査会の判断及び結論 の概要
https://drive.google.com/file/d/1CLe6Ch7D0xCo0SijJhOsn2Wt8v170QUR/view?usp=drivesdk
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇記 者 会 見 概 要◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(1)大阪市立小学校元校長久保敬さんの文書訓告取り消し求める第2次要請書について
Ⅰ はじめに 地方教育行政のあり方を問い直す(大阪公立大学准教授 辻野けんま)
Ⅱ 要請事項 久保「提言」を公開の教育委員会会議で審議を行うこと
Ⅲ 要請事項 大阪市の主要な教育施策の決定過程において、大森特別顧問が実質的な決定権者であるかのような異常な運営が行われている実態について、第三者委員会による事実調査を行うこと、他
Ⅳ 要請事項 「第1次要請書」について
別 添 弁護士会人権救済申立者「久保敬さんの現在の思い」
(2)情報公開審査会答申(2023.12.26)について
📣経過
《2021年》
5.17 大阪市立木川南小学久保敬校長(当時)市長と教育長に「提言」提出
(提言に共感した人々がSNS等で拡散。新聞・TVでも大きく取り上げられる。)
6.29 総合教育会議で大森不二雄特別顧問が「提言」を暴論と批判。市教委に「提言」への態度を明確にするように迫る。
7.13 大阪市教育委員会会議で「本市教育行政に関する教育委員会の基本的な考え方」を決定
7.16 大阪市全学校園に上記文書を通達
8.20 久保校長に文書訓告発令
(不利益処分ではないため、人事委員会等に不服申立はできず)
《2022年》
3.31 久保さん退職
《2023年》
2.21 久保さん、大阪弁護士会に「文書訓告」について人権救済申立
ガッツせんべい応援団、大阪市教育委員会に「久保さんの文書訓告取消を求める要請書」を提出
3.20 大阪市教育委員会より「文書訓告は取り消さない」との回答が届く。
4.18 ガッツせんべい応援団と大阪市教育委員会との団体協議
(協議では応援団が求めている事実は明らかにされなかった)
5.19 大森特別顧問のメールについて公開請求を行う
6.22 教育長、教育委員への大森メールは不存在のため非公開決定通知
市教委事務局職員との大森メール送受信は部分公開決定通知
7.11 大森メール おもに教務部長、教育政策課長宛のもの130件1123枚受理
記者会見zoom参加のご案内
いよいよ、明日1月29日、大阪市立小学校元校長久保敬さんの文書訓告取り消し求める第2次要請書を提出します。そして、午後2時から記者会見を開催しますが、応援団の方はzoom視聴可ですのでご都合がつきましたら是非ともご参加ください!!そして、おそらく3月か4月に行うことになる団体協議には多くの方に参加していただきたいと存じます。
◆zoom視聴要領(特に申込等は要りません。時間がくれば下記リンクをクリックしてお入りください)
1月29日(月)14時〜
ガッツせんべい応援団記者会見(大阪市政記者クラブ)
https://us06web.zoom.us/j/84493892244?pwd=3E9n0t1NoBtqeydYcypxuved3VDeOB.1
ミーティング ID: 844 9389 2244
パスコードを設定する: 649280
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記者会見では、
◆大阪公立大学辻野けんまさんから、
地方教育行政のあり方を問い直す本質的な話があります。
(これは今回の要請書の「はじめに」の部分です)
◆そして、次に松田さん・井前さんから、
公文書開示請求により手に入った「大森メール」(市教委事務局幹部職員らと大森不二雄大阪市特別顧問間のメール)により判明した大阪市教育行政の実態についての話があります。
(要請書の柱となるべき部分です)
◆そして、もう一つ大きな目玉とも言える話を井前さんから、
大阪市教育委員会が「不存在」を理由に開示しなかった文書について、2021年9月1日井前さんが情報公開審査会に不服申立てを行っていましたが、ようやく2023年12月26日、審査会「答申書」が出され、「不存在」としたことを不適法としました。そして、さる1月16日の教育委員会会議で「審査請求に対する裁決案について」、審査会答申通りとする案が全員一致で裁決されました。これまで、大阪市教育委員会がほとんどの審議を秘密裡に行い1年以上も議事録や資料も公開しない対応を取っていることを突き崩す材料のひとつとなります。
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(1)大阪市立小学校元校長久保敬さんの文書訓告取り消し求める第2次要請書について
Ⅰ はじめに 地方教育行政のあり方を問い直す(大阪公立大学准教授 辻野けんま)
Ⅱ 要請事項 久保「提言」を公開の教育委員会会議で審議を行うこと
Ⅲ 要請事項 大阪市の主要な教育施策の決定過程において、大森特別顧問が実質的な決定権者であるかのような異常な運営が行われている実態について、第三者委員会による事実調査を行うこと、他
Ⅳ 要請事項 「第1次要請書」について
別 添 弁護士会人権救済申立者「久保敬さんの現在の思い」
(2)情報公開審査会答申(2023.12.26)について
画像は、昨年2月21日大阪弁護士会へ久保さんが人権救済申立をした折のもの