久保敬さんFacebookより転載します。
松井一郎市長に「提言書」を送ったのは2021年5月17日。同年8月20日に「文書訓告」を受けました。2022年3月末に定年退職し、はや1年が経とうとしています。
尊敬する大先輩の元高校教員の方に「あの『提言書』はあなたの、教師としての卒業論文ですね」と言われ、「とすると、文書訓告は『合格通知』だ!」なんて自分では冗談めかして言ったりしていました。
文書訓告を受け取る際、市教委からは、給与などの実質的な不利益がない行政措置であり、懲戒処分ではないため、人事委員会への不服申し立ての対象となるようなものではないと聞いたので、それ以上の行動は考えませんでした。
その後、応援してくださるたくさんの方々が、「文書訓告はおかしい!」と教育委員会に働きかけてくださったこともあり、2022年1月24日には、自らも文書訓告取り消しの要望書を教育委員会に提出しました。
しかし、1年経った今も、何も回答もないため、この度、大阪弁護士会に「人権侵害救済の申し立て」を行うことにしました。そう決意させてくれたのは、大阪公立大学の辻野けんま先生が4回にわたって開催してくださったジョイントセミナーで出会った海外の教育研究者の方々からのメッセージ動画でした。教育の未来のために「文書訓告」を放置してはいけないと強く感じました。多くの方にこのYouTube動画(下記URL)を見ていただきたいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=KbdefwHnzso
https://youtu.be/S5j0uwLarSE(短縮版)
2月21日(火)、大阪弁護士会に「人権侵害救済申立書」を提出し、大阪市教委に「要請文」を手渡し、午後2時より大阪市役所5階の市政記者室にて、「久保敬元校長の文書訓告取り消しを求める応援団(略称ガッツせんべい応援団)」の方々と共に、記者会見に臨みたいと考えております。皆さん、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。