久保敬元校長の文書訓告取り消しを求める応援団(ガッツせんべい応援団)

久保敬さんの「文書訓告取消を求める人権侵害救済申立」を応援します!

📣 ガッツせんべい応援団の集い~みんなで作戦会議~(仮称)📣

2023-11-28 20:59:14 | 共同代表より

📣 ガッツせんべい応援団の集い~みんなで作戦会議~

すでに予告していましたように、みなさん!!
美味しいものを食べながら英気を養い、応援団員の親交を深めませんか?

これまで集会で報告を聞いていただいたり、教育委員会との協議に参加していただいたり、
みなさんとゆっくりとお話をする機会がありませんでした。

そこで下記の要領で楽しいイベントを開催することにしました。
久保敬さんをはじめ、辻野けんまさん共々応援団事務局メンバーがお待ちしています。
どうぞ、奮ってご参加ください!!!

◇  12月16日(土) 13時開宴 (受付12時30分より)

◇ 会場、大阪公立大学、田中記念館  和食堂「めたせこいあ」(お味は間違いなし!貸切です!)
 JR阪和線「杉本町」下車すぐ
 http://hotozero.com/restaurant/restaurant_metasequoia/

◇ 会費4000円

◇ 参加者 ガッツせんべい応援団ML加入者

※未加入の方は、まずメールでML参加希望の旨お知らせください。その上で下記Googleフォームでお申し込みください。 ◆担当井前弘幸まで imae@shore.ocn.ne.jp

◇ 申し込みは下記Googleフォームでお申し込みください。締め切りは12月3日とさせていただきます。

 12月16日「ガッツせんべい応援団の集い~みんなで作戦会議~」(仮称) - Google フォーム
 https://docs.google.com/forms/d/1QN5ndP8RslYNIXaYt2pwNzNIUf-K6aGfHQQ_trw1CUk/edit

 


第2回ガッツせんべい学級🍘in神戸⚓️新長田ふたば学舎🏫のご案内

2023-11-22 13:25:50 | 集会・イベント

第2回ガッツせんべい学級🍘in神戸⚓️新長田ふたば学舎🏫

リマインドand訂正投稿‼️

以前10時と記載されてましたが、10時半から15時半です!

明日、新長田のふたば学舎さんで第2回ガッツせんべい学級🍘in神戸⚓️新長田ふたば学舎🏫開催します〜👍

11/23(木)㊗️
10時半から15時半まで
場所 ふたば学舎
205と206会議室(2階)

定員30名
参加費おとな1000円(子どもは無料)

対象⭐️小中学生と家族や支援者、学生さん、未就学児、未就園児のおやこもOK👍

参加希望の方、個別でお知らせくださいませ😊

詳細はこちらまで↓

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid02JnkJv6JNNKBcyo1vYgLDgPvjSkBP9QuQkvVEuhrjHVd8SaXAtjuBPpcErKbo2M5wl&id=100056237992150


「ガッツせんべい応援団の集い~みんなで作戦会議~」(仮称)のご案内

2023-11-21 14:59:22 | 共同代表より

ガッツせんべい応援団交流会のご案内

 

ブログをご覧いただいている皆様へ

いつもお世話になりありがとうございます。ガッツせんべい応援団メーリングリスト参加者は現在100名となりました。まことにめでたい!!!

ガッツせんべい久保さんはじめ、事務局一同大変うれしくまたありがたく思っています。

「久保提言とその後の動向」に関心を寄せてくださっている様々な背景や立場、おもいをお持ちの皆さんがここに集っていただいています。なんと心強いことか!!

私たちも皆さんに会いたい!直接お目にかかって話を伺いたい!

きっと皆さんも、「生(なま)」の久保さんや辻野先生と会ってみたい、話をしたいと思っておられると思います。

お二人だけでなく、本当に多種多様多彩な方々にご参加いただき、リストを見てワクワクしています。

でも、一番ありがたいと思っているのは、いわゆる一般市民の皆さんの参加です。

地道に地域や子ども支援の活動に取り組んでおられるたくさんの方々に支持されていることが、ガッツせんべい応援団の「強み」だと思っています。

このメンバーで出会っていただきたい!新たに「何か」が生まれて動きそうな気がムクムク湧いてきました。

私事ですが生野の御幸森(コリアタウンのあるところ)で、地に足ついた、いや這うような活動をしていることを誇りに思って日々過ごしています。

でも、理不尽な目にあったり、自分のおもいが届かないで忸怩たるおもいを抱いたりすることも多々あります。

そんな時、このガッツせんべい応援団の活動が私を支えてくれています。

「一人の人が声をあげてくれたことでこんなにみんなが集まってくれた!」「私は一人じゃない!」「世の中変えていけそうな気がする」

「あなたが声をあげてくれたからこそ!」こんなに素敵な人たちと出会えて、多くの学びと気づきを得ることができて、久保さんには感謝しています。

そう世の中が動くときは最初の「一人」がいるんです!(私と久保さんの関係?は添付したものを読んでください。)

さて、前置きが長くなりましたが

12月16日(土)午後1時ぐらい

杉本町の公立大のレストラン「めたせこいあ」(お休みのところを辻野先生の「お顔」で臨時営業貸切!お願いしました)で、交流会を開催することにしました。

 

「ガッツせんべい応援団の集い~みんなで作戦会議~」(仮称)

美味しい料理を食べながら、教育について語りあい、「次の一手」を考える、大きなムーブメントをめざして最初の一歩にしたいと考えています。

 

詳細は後ほど送らせていただきますが、まずは、スケジュール表に予定を書き込んでおいてくださいね!

 

参加費 4000円の予定(食事代+交流費、残ったらカンパでいただいていいですか?)

 

参加は、ガッツせんべい応援団メーリングリスト加入の方とさせていただきます。

今からでもけっこうです、関心も持ってくれそうな方にお声がけください。まずは、メーリングリストに登録お願いします。

では、今しばらくお待ちくださいね!

ガッツせんべい応援団 共同代表 足立須香(あだちすが)

 

なお、ガッツせんべい応援団メーリングリスト参加希望の方は下記までお知らせください。

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ガッツせんべい応援団MLオンライン担当

井前弘幸   imae@shore.ocn.ne.jp

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出されなかった手紙

2023-11-17 18:23:26 | 久保敬より

出されなかった手紙

実は、2021年8月、久保さんは大阪市教育委員会へ手紙(文書)を提出しようとされました。それは、同年6月29日大阪市総合教育会議における大森特別顧問の発言が「提言」の趣旨を歪めていると考えられたからです。しかし、その後8月には「文書訓告」が発出され、その手紙は出されることはありませんでした。今回、大森メールによって様々な事実が判明した今、久保さんは、当時のことを振り返って書かれたのが下記です。どうか、多くの方に読んでいただきたいと思います。

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2023年11月17日

久保 敬

人権侵害救済申立て追加資料を大阪弁護士会に提出した今、

  改めて大阪市教育総合会議(2021.6.29)での大森不二雄特別顧問の発言について思うこと

 

 2021年5月17日の私の「大阪市教育行政への提言」を契機として、同年7月16日、教育長名で大阪市全市学校園に「本市教育行政に関する教育委員会の基本的な考え方」大阪市教育委員会より発出されました。

 その発出経過について知るため、「ガッツせんべい応援団」のメンバーが行った公文書開示請求により、2023年7月11日、130件1123枚の教育委員会事務局総務部長及び教育政策担当課長大森不二雄特別顧問とのメールやり取りが公開されました。

 それにより、大森特別顧問によって教育委員会への介入ともいえる直接的な働きかけがなされ表題の総合教育会議での逸脱行為を行った無責任な校長いう筋書きの下、「本市教育行政に関する教育委員会の基本的な考え方について」(2021年7月16日付)の通達が発出されたという驚きの事実が判明しました。

 その資料を、2023年9月20日に大阪弁護士会に、追加資料として提出し、10月9日にその報告集会を行いました。報告集会には、オンライン参加も含め100名以上の方にご参加いただき、元気と勇気をいただきました。心より感謝申しあげます

 当時を振り返ってみますと、あの総合教育会議で大森特別顧問が私の「提言書」に対して発言した内容について知ったのは、7月中頃だったかと思います。大森特別顧問の勝手な解釈で、「提言書」の趣旨が歪められていると感じましたので、何かこちらの思いを伝えることができないかと考えていました。しかし、大森特別顧問に反論することによって、また別の厄介なことが起きないかと懸念する気持ちもあり、どうするか迷っているうちに、2021年8月20日「文書訓告」を受けたため、下記の文書を提出することはありませんでした。

 開示されたメールから教育委員会の自律性が失われていることを強く感じます。このような教育行政の状況は、異常ではないでしょうか。大森特別顧問には、教育委員会への不当な介入の責任を取り、特別顧問の職を辞していただきたいと思います。

 「提言書」に込めた2021年当時の私の思いを知っていただくために、提出する機会のなかった以下の文書を多くの方に読んでいただきたいと思います。

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2021(令和3)年8月 日

大阪市教育委員会 様

大阪市立木川南小学校

 校 長 久 保  敬

2021(令和3)年6月29日の大阪市総合教育会議での大森特別顧問の発言について

 先の大阪市総合教育会議で、「学力調査やテストの成績について子どもたちの将来にとって意味がないかのように述べる意見が本市において公然と述べられている、こういう現状は誠に残念」「子どもたちの未来に対する責任を自覚していないかのような意見、あるいは、保護者や市民の皆様に対する説明責任を放棄するかのような考え方が、学校の責任者から語られる現実は、まったくもって信じがたい」と大森不二雄特別顧問が述べられています。これは、5月17日付で私が郵送した市長及び教育長あての提言書について言及されたものと推察いたします。

 私も大森特別顧問同様、子どもたち一人ひとりに確かな学力をつけたいと思って、37年間、大阪市の教員として誇りをもって実践してきました。テストの点数なんかどうでもいいとは思っているわけではありません。子どもたちの到達度を測るために、小テストや単元テストをしていますし、宿題のマルつけやノート点検を通して、きめ細かに子ども一人一人の学習状況の把握に努めています。毎日の子どもたちとの様々なかかわりの中で、一人一人のやる気を引き出し、自ら伸びる力を持っていることを信じ、教職員は奮闘しています。少しでも「わかった」「できた」と感じることができるよう、子どもたち一人ひとりをどう支援すればいいか悩み迷いながら子どもたちに向き合っています。そんな教職員を支えるのが、校長としての使命だと思っています。今回の提言書も私の教育的信念に基づいて出したものです。

 大森特別顧問が言われるところの「義務教育が培う基礎学力」が子どもたちの人生において重要であることは、私も同感ですし、そのために力を尽くしてきたと思っています。それなのに、大阪市の学力向上の施策に違和感を抱いてきたのはなぜなのかと考えてみますと、「学力とは何か」「学びとは何か」という根本的な問題に対する認識に違いがあるように思うのです。

 かつて小学校では、大阪市小学校教育研究会が作成した「しんだん」を全市小学校で長年活用してきました。そのころから、点数の分布が正規分布ではなく、いわゆる「二こぶラクダ」という形に崩れだし、学力の二極化が問題になり始めていました。そして、この問題は、貧困の問題ともかかわるものであり、単に学校での教授法によって改善できる問題ではないことは、子どもたちと共に生活し、保護者や地域の方々と接する学校現場の教職員なら肌で感じていたことです。

 複雑な要因が絡んでおり、子ども一人一人の生活背景を踏まえた「子ども理解」に基づいた個別のかかわりなしには、「学びに向かう」気持ちを取り戻させることさえ容易ではないと感じていました。今、その状況はさらに進み、子どもたちを苦しめています。そんな子どもたちのことに心を砕き、悩み戸惑い、それでも子どもと寄り添おうとする教職員の努力があるのです。大森特別顧問は「『この子に期待できるのはこの程度。勉強以外で居場所があればいい』などと期待値を下げるような意識、あるいは無意識」が学校現場にあることを憂えておられますが、期待値を下げたわけではありません。点数による過度な期待が子どもを苦しめていることを肌で感じ、むしろ、学校現場は、いわゆる勉強以外のことでも構わないから学校に来ることを支援し、「学び」から離脱しないよう何とかつなぎとめてきたのです。

 それでも、大阪の不登校は増え続けており、全国でも突出していると言えます。「学校に居場所すらない」子どもは、どうすればいいのでしょうか。「勉強以外」のことでもなんでも構わないので、どの子も「行きたい、学びたい、友だちと一緒に居たい」と思える、すべての子どもたちにとっての居場所となる学校にしたいと私は思っています。

 「学力」を学校での教科学習の成果、それも学力テストの点数という「モノサシ」で測ることに偏り過ぎてはいけないと思うのです。その力が必要ないとは決して言いませんが、全国学力テストの学校の平均点を全国平均以上にすることを目的にしてしまっては、子どもの真の「学び」を保障することにならないと言いたいのです。

 「学力」とは子ども一人一人のものです。その子どもが、いかに以前より伸びたか、さらに伸びていこうとしているが重要です。そして、その伸び方も人それぞれです。点数という「モノサシ」で他人と比べて評価できるものではありません。全国学力テストの学校の平均点、大阪市の平均点では、子どもの学力全体は見えてこないのではないでしょうか。

 子どもたちは、言われた通りに一生懸命学習しています。そして、もっと遊びたいと言います。もっと好きなことをしたいと言います。しかし、大人にその声に耳を傾ける余裕がありません。何かに追い立てられるように学校生活を送り、「学ぶ」ことにも、「学校」にも魅力を感じることができなくなっています。本来、子どもは、生まれた時から学び続けているのです。「学び」は「生きる」ことそのもののはずです。

 文科省のいう「主体的・対話的で深い学び」を実現するには、学校そのものが大きく変わる必要があります。不登校の子どもの学びの場が学校以外でも出席として取り扱っていいとか、不登校特例校などをつくるとかではなく、公教育の在り方そのものを変える必要があるのではないでしょうか。不登校の子どもだけでなく、登校している子どもたちも、大げさに言えば「不『不登校』」であって、学校という場に、多かれ少なかれ魅力を感じることができないでいるのではないでしょうか。

 すべての子どもにとって学校が楽しく居心地の良い魅力的な場所になるよう、成果主義、競争主義ではない豊かな学校文化を創り出していくことこそが、真の「学力向上」につながっていくものと考えます。

 さて、この総合教育会議での大森特別顧問の発言を受けて、以下の3点についてご質問いたしますので、ご回答いただきますようよろしくお願い申しあげます。

 

1 総合教育会議での大森特別顧問の資料に中にも「校長の方針の下、教師が一丸となって、子供達に高い期待をかけ続けることが必要である。『この子に期待できるのは、この程度。勉強以外で居場所があればよい』などと期待値を下げる(無)意識がその子の将来の可能性を狭める。」と書かれていますが、大阪市の不登校率が全国平均を上回っており、学校に居場所すらない不登校の子どもたちが多数存在する事実を踏まえ、教育委員会として、大森顧問のこの発言をどのように受け止められているのでしょうか。

 

2 教育総合会議における特別顧問は、どのような決まりに基づいて設置され、どのような役割を担っているのでしょうか。また、その任期および人選についてはどのようになっているのでしょうか。

 

3 7月16日付で全市校園に通知された「本市教育行政に関する教育委員会の基本的な考え方」は、教育総合会議での大森顧問の提案を受けて出されたものでしょうか。

 

※2021(令和3)年6月29日大阪市総合教育会議議事録:大森発言は19ページより

https://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/cmsfiles/contents/0000539/539177/gijiroku.pdf

 

画像は「出されなかった手紙」

 


カナダ報告:先住民の学校が、現代の学校制度の「植民地化(colonized)」された教育課程に抗して挑戦を続けている

2023-11-16 15:07:08 | 辻野けんまより

カナダ報告

 

※辻野けんまさんのフェイスブックには多くの写真が掲載されています。ぜひそちらをご覧ください。
 
 4年間のパンデミックを経て、2019年以来のカナダ再訪です。ブロック大学のリアーネ・テイラー博士およびスーザン・ティリー元教授との共同研究のために滞在しています。関西学院大の西口敬太先生もご一緒くださっています。
 
(1) 先住民族教育を行う4つの学校を訪問しました。これらの学校は、テスト「学力」の向上に重きを置かず、自然、精神、身体、文化、社会、などの調和を学んでいるように感じました。近代学校制度における「植民地化(colonized)」された教育課程に抗して挑戦を続けていると感じました。
 
(2) Brock UniversityではLeanneさんの情熱的な講義や演習に参加しました。非人道的な先住民政策の歴史に焦点を当て、私たちにとって「真実」と向き合うとはどういうことかを丁寧に議論されていました。素晴らしいプレゼンテーションを行った学生さんたちの許諾を得て、写真を掲載します。
 
(3) 私たちの国際共同研究について報告させていてだきました。
テーマは「Teacher Education for Global Welfare in Post Nation State Era
(ポスト国民国家時代のグローバルな福祉社会への教師教育)」です。
アイデンティティと分断、インクルージョンと周縁化、公教育と国民国家、などについて議論を深めることができました。
 
(4) 滞在期間を通して、LeanneさんやSusanさんと研究協議を重ねています。出版原稿についての協議や今後の展望など、佳境に入っています。合意形成は国際共同研究の難所でもあると同時に醍醐味でもあります。目下、滞在の終盤となりトロントへ移動して、カナダの新たな側面にも触れています。
 
 最後に、カナダでもLeanneさんが久保敬元校長先生のことを取り上げておられ、Susanさんも「提言書」が普遍的なメッセージだとコメントされていました。このような時代だからこそ、真摯な教育者(世界中におられる)を決して孤立させてはならないということで一致しました。
 
 混迷を深める国際情勢の中で、この社会がどのような展望を拓くことができるのか、教育学研究が担う責任や可能性を考えながら間もなく調査を終えます。

(画像)先住民教育のプレゼンテーションを行った学生さんたち。(投稿の許諾を得て掲載します。)