ウトピア

真実と欲望が出会うところ

共済組合も危ないかも

2012-10-22 12:38:09 | エッセイ
共済組合の「年金あんない」を見る機会があったが、組合員に不安や不利益を与えるような一部おかしな表現があったので調べてみたら、この表
現は制度変更に対応していない。つまり途中退職者や新制度の対象者に対する場合には当てはまらない(旧制度の対象者には理解できる可能性は
大きいが)ものであった。新制度になって数年しかたっていないので、おかしいと思う人は少なかったので、この表現をそのままにしてのだう。


組合員の人には、数年前の社会保険庁のでたらめさをほうふつさせる感情が沸き起こるのを抑えきれないであろう。
共済組合も社会保険庁と同じ運命をたどる可能性は大といわねばならない。
こういった機構はより一層組合員などが監視していかねばならない。政府自身、政治家、官僚、財界などが先の大戦の反省も責任追及もしなかっ
た先例があるので、弊害、怠惰、無責任などが、こういった官僚機構的な組織には常に付きまとう。つまり、自浄能力の欠如。したがって常に民
衆はこれを監視し、クレームをつけ、改革させていく努力が必要とされる。欧米でも同じようなことがあるが、支配者や政治家の洗脳は日本ほど
進んではいない。日本人はしたがってこの欧米人に勝る改革の努力が必要とされている。

しんどいことである。しかしもっとしんどい改革の運動をして、新しい社会に作り直す、自浄能力のある社会、組織を作っていくことで子孫たち
の改革のしんどさを軽減できる。

3億年堂書店

2012-10-08 22:39:04 | 物語
3億年堂書店開店!
普通の書店と違うのは安価な道具や器具も売っていること。人間が生きていくのに最低の水準で必要な道具、器具と手作りの遊具。あとは人間の知恵と労力と自然があればいきていけるもの。
3億年間の営業を目指す。

「森を守れ」TV番組のすりかえ

2012-10-04 12:56:37 | エッセイ
ある子供向けテレビ番組で、子供たちが森に連れて行かれ、引率しているテレビスタッフや関係者が説明を行うというものがあった。そこで大人たちは変なことを子供たちに言っていた。
「森を荒廃させないためには、下草を刈ったり、間伐をしたりなど人が世話をしてやらなければならない」
人が出現していない地球上には荒廃した森しかなかったか、森がなかったことになる。ばかげたすり替えである。
「工夫をしないで不採算なのに利益を目的とした日本林業の森を守りましょう」というのが正確であろう。
 自然の森はもっと林業関係者だけでない地球的な規模までもまわりまわって人類に貢献している。自然の森は保水効果があろう、花粉アレルギーの被害は小さいであろう、下流に豊かな栄養分を運び、海に出れば海の魚を豊かにする。
 子供たちの自然保護の気持ちを、日本の利権まみれの林業の維持に利用しようとしているのであろう。林業に従事している人たちにとって自然の森は荒廃した森に過ぎない。彼らの利益がほとんどないからである。
 行政は、田舎政治を維持するために金をこの林業にばらまく。腐敗選挙区の存続が背景にある。
 
この国の改革は、まずもって、平等な選挙制度の確立と、メデイア、官僚、業界団体の情報独占の打破から始め、官僚支配の壊滅に至らねばならない。