京都紅葉（毘沙門堂）２０１２年の２

旅行で美しいものを体験するのは心身に良い効果がある。オンコロコロセンダリマトギソワカ！合掌。

京都紅葉（毘沙門堂）２０１２年

腐敗選挙制度

またぞろあまりに意味のない選挙が実質上、始まった。
不平等な選挙制度が何十年も続いて、国民は民主主義に疑問を持つように洗脳されている可能性は大きい。
今の日本の選挙制度はかつてイギリスにあった腐敗選挙区の不平等に相当する。イギリス人はこれの改正に成功して２００年は経っていよう。日本では、正気にもどった最高裁が現在の選挙制度を「違憲状態」と判決を下しているにもかかわらず、根本的な改革は政策争点にもなっていない。
いくら選挙をやっても官僚集権制を打破する事も民主主義政治を作ることもできないから、国民多数の生活は悪くなっていく。もちろん「勝ち組」とかいうメデイアがはやす少数の連中にとっては好ましい体制ではあろう。
選挙制度を平等なものにすること、大メデイアの独占を破壊すること、官僚集権体制を打破すること、これらなくして財政再建、増税、ＴＰＰ、地方主権、原発等々の問題の理性的で民主主義に基づく論議は始まらない。
これらを抜きにして今のメデイアも政党も政治家も右往左往している。とても遠大なプランのもとに方便として現在の醜態を演じているとは思えない。したがって彼らは、上にあげた問題意識も必要な行動もほとんどわかっていまい。
西欧の歴史を、理性を働かせ、よき人間性尊重の立場で考えれば、しいたげられた大多数の民衆が民主政治を回復する、樹立するための方法が理解できよう。