ただいま午睡のまっさいちゅう!

いくつになっても興味津々。生きているうちにいろいろ知りたいやってみたい。いつまでも好奇心を失わないでいたいです。

どきどきクロノロジー

2023-06-06 20:03:40 | 考古学・発掘・歴史

 今週末で会期終了となるこちらに行って来ました。


 久しぶりです。博物館学のレポートを書いて以来ですから4年ぶりぐらいですかね。あっという間にそんなに経ってしまったのですね。

 それにしても見応えがありました。

 奈良大で学んだ層位学的分類と型式学的分類で別れていて,型式学的分類の方がとても面白かったです。土器の特徴がそれぞれあって,どのような流れで次の土器につながっていくのかが解説されていて興味深く見ました。



 加曽利E式はⅣまであったのですね。この特徴が分かればどれがⅠでどれがⅢで……というように分かると思いました。

 すごーい。仕事にも生かせそうです。


月刊大和路 ならら 5月号

2023-05-01 21:02:05 | 考古学・発掘・歴史



 美容院に行った後は「奈良まほろば館」へ行きました。

 今日発売のこの「月刊大和路 ならら」がほしかったのです。富雄丸山古墳から出土された盾型銅鏡と蛇行剣についての解説を読みたかったからです。

 富雄丸山古墳は円墳であり,古墳時代前期後半の古墳とみられています。突き出し部にこの銅鏡と蛇行剣があったようですが,石室はなく木棺を覆っていた粘土層の中からこれらが発掘されたのだそうです。

 発掘には奈良大学の学生も携わったようで,そのことも書かれていました。文化財学演習でお世話になった豊島先生が講演を行ったそうです。

 それにしても国宝級の大きな鼉龍文盾型銅鏡(国内製造らしいです)と長い蛇行剣の発見でどのような人が埋葬されていたのかと想像を巡らすのも楽しいです。また遺跡見学会にも行きたいなあ……と思いました。



はにわ展から50年

2023-04-08 19:30:09 | 考古学・発掘・歴史



 サロンへ行って,珈琲買ってからのここ。そうです。東博です。

 最近会期ギリギリで慌てて行くというパターンが多いですね。これは明日までです。

 埴輪ですね。

 企画展示室というこの前黒曜石を見た狭いスペースでしたが,見てきました。



 入口を入ると正面にこれです。短甲の武人ですね。作りがしっかりしています。

 これは家型埴輪の一部分です。


 年月が経ち,劣化した石膏や接着剤を取り除いて修復し直したようです。この修復部分が石膏でなく,粘土と同じようにかさかさになっているのは,どのように修復をしたのでしょうか?

 これを知りたいものです。
 
 修復部分の上から何か塗っているのか?それとも修復に新しい物を取り入れているのか?どうなのでしょうかね。

 ちょっと調べたいと思います。

そうなんだね……

2023-02-20 20:18:03 | 考古学・発掘・歴史



 土曜に新国宝・重要文化財展に行った話を今日しました。


 実はあの大きな黒曜石はこの↑黒曜石の産地と同じだったそうです。

 ええええ!びっくりしました。もっと違う場所かと思っていました。遺跡名までは覚えていなかったのです。それにしてもびっくりですね。

 因みにこの黒曜石は勝手にもってきたものではありませんから……。購入した物を分けてもらったんです。

 勝手に持ってきたら文化財保護法違反になってしまいますね。


令和5年 新指定国宝・重要文化財展に行く

2023-02-17 19:17:26 | 考古学・発掘・歴史




 健診の後はこちらへ。

 19日までということなので,今日行って来ました。いつもでしたら,本館で開催されるのですが今回は大安寺の事をやっていたのもあり,平成館の一階という限られたスペースでした。

 毎度の如く写真撮影は禁止でしたから,目でしっかり見てきました。やはり圧巻は北海道遠軽町の白滝遺跡群出土の黒曜石ですね。大きいこと大きいこと。40㎝くらいありました。あんなに大きな黒曜石は初めて見ました。びっくりしましたね。
 黒曜石の接合方法も再現されていましたが,え?こんな感じで付けるってよく分かりますね……。と感心してしまいました。

 国宝の展示はこれだけでした。他にも『更級日記』や『万葉集』が指定されていましたが,パネル展示だけでした。残念。

 重要文化財は,北海道の常呂町(現北見市)から出土した縄文・続縄文の土器でした。幣舞式土器という文様が独特で,関東の縄文では見られないような感じでした。

 
 その後は考古展示室へ。

 若干展示が変わっていましたね。以前遮光器土偶のあった場所にハート型土偶(国宝ではない)が飾られていました。



 あとは椅子形埴輪も面白かったです。

 最後に本館に戻り,大安寺の仏像を見ました。


 がん封じのお寺なのですって。知りませんでした。