さて斎宮歴史博物館を目指します。駅からすると大分奥まったところにあって,「どこまで行くんだろう」という感じになりました。
やっと到着です。
近くには塚山古墳群もあり,一目でわかる古墳もありました。
中に展示されているのは主に斎王としての役割の展示と映像。
そして,現在も行われている発掘調査についてです。
前にも書きましたが,斎王は内親王がつく場合が多いのだそうです。わずか5歳でとか役割とはいえ,一人離れての赴任はさぞかし寂しいことであることは察するにあまりあります。
斎宮の発掘された様子が再現されている展示がよかったです。縮小版と部分的に実寸での展示は面白かったですね。
遺物の中には墨書土器なども結構出ていました。それにしても動物を象った硯がいくつか出ていたのには驚きました。
意味があるのですよね。きっと。
透かし彫りみたいな緑釉土器が美しかったです。
現在でも発掘作業が行われていると聞き,「どの辺りだろう?」と確かめたくなりました。もちろんこの日は休日ですから作業はしていません。