「モーセは、『あなたの父と母を敬え』、また「父や母をののしる者は死刑に処せられる」と言っています。それなのに、あなたがた(=律法学者)は、もし人が父や母に向かって、『私からあなたのために上げられる物(=贈り物等)は、コルバン(=神への奉納物)になりました』と言えば、その人には、父や母のために、もはや何もさせないようにしています」(マルコの福音書 7:10~12)
イエス様は、「両親が受けるべきものを神に捧げるのは、間違っています」と指摘しています。
私はこの御言葉を、次のように解釈しています
「両親を敬いましょう。誕生日や記念日は大事なイベントです。感謝を表明できる特別な日です。
心づくしの贈りものを準備して、感謝しつつお祝いしましょう」
そんなわけで・・
「結婚記念日が近いね。何か欲しいものある?」と聞いてみました。
母は「別に。どーでもいーし」とクール。(父は、特に何も言ってこないなあ)と思いきや、
シレッとカレンダーに[ケッコンキネンビ]と書きこんでいました(笑)。
ここは(父の)期待に応えないと…。
「イエスさま、何を贈ればいいでしょうか〜」と独りごとをいいながら数日経過。
何となく「今回は、鶴屋(=デパート)で何か見てこようかな」と、思い始めました。
「贈答用ばかりで高いけど、年に1度の特別な日だから、豪華にいこう」。
アレコレ物色・吟味の結果、果物や果物100%ジュースを毎日飲む父の好みに合わせ、果物を購入することに決定。
白い苺、果肉が黄色いカット西瓜、マンゴー2個
嬉しい事に、「こちらの苺とマンゴーは、完熟です」と、10%~20%値引きシールが付いてます。
さすがデパ地下の商品。見た目はキレイで無問題。でも品質は大丈夫かな?
「日持ちがしない(=今日か明日には食べて)というだけで、味は、一番おいしい食べ頃ですよ」。
予算内で買う事ができ、ハレルヤ
帰宅し「結婚記念日おめでとう」
無関心だった母は、「ちょうど果物食べたかったんだよね」と、珍しがりつつ喜んでパクパク。
父は怪訝な顔で「マンゴーは皮も食うのか?」。見慣れない果物は、父にはイマイチだったようです。
それはともかく・・。
医師の余命宣告の通りなら、母は末期がんで半年前に亡くなり、今年から結婚記念日なしでした。
神に感謝せずにいられません。
栄光在主
hiromi
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