前々から何となくやってみたかった「一人箱根駅伝」。
ちなみにネットで「一人箱根駅伝」と検索すると出るわ出るわ、やはり皆さん同じことを考えていらっしゃる。
中には一人で日を分けて「往復」(約21km×10日間)してしまう強者や、一人で一気に「往路完走」(108km)してしまう猛者、さらには最近では「通し」といって「一人で一気に往復」(218km!)してしまうとんでもない達人まで。
そういう意味では、今回の自分のチャレンジはまったくのビギナー・クラス。
とりあえず区間を分けて往路完走を目標とし、タイムは気にせずマイペースで楽しむことにした。
で、まずは1区。
区間:東京・大手町-鶴見 21.4km+α
日程:2013年10月14日(祝)
天候:晴れ
体調:有笠で二日間クライミング明けのため、全身ヨレ気味。
横浜の自宅を昼過ぎに出て、まずはJRで東京駅へ向かう。
そこから歩いてきちんと読売新聞本社前からスタートする。
この辺り皇居も近いので、オフィス街ながらランナーが多く、走っていても違和感が無い。
東京駅から少し歩いて、大手町「読売新聞本社」前をスタート!
しばらくR15号を行く
少し走って道は大きく右折し、増上寺、東京タワーを見送る。
三田ではせっかくなので、多くの命知らずが試合を挑みに来るというあの「ラーメン二郎・三田本店」を拝みたかったが、下調べをしてこなかったのでどこだかわからず走り抜ける。
東京タワー、そして増上寺
品川駅付近は歩道が狭い上、人が多いので走りにくい。
ただ、東京は意外と公園が多く、トイレが近い私には大いに助かった。
品川を通過
「三丁目の夕陽」的風景
大田区立体育館。
昔と建物が変わってしまったが、中学の頃に当時住んでいた神奈川県大和市からここまで友人と新日本プロレスを観に来たことがあり懐かしい。(実に40年振り)
あの時は巨漢のマクガイヤー・ブラザースに驚いたものだが、今の人はマツコ・デラックスを見ているので、それほど驚かないかもしれない。
この先のオート・バックスで二回目のトイレを借りる。
箱根駅伝名物の一つであった蒲田の踏切も今は無くなり、高架になってしまった。そろそろ暗くなってきた。
東京のマジソンスクエアガーデン?「大田区立体育館」。蒲田の踏切跡も今は亡く、昭和は遠くなりにけり。
六郷で多摩川を渡り、神奈川へ。
スタートが遅かったのでしかたないが、やはり川の風景は夕暮れがよく似合う。すっかり暗くなってしまったのがちょっと残念。
川崎を過ぎ、鶴見まであと少し。このところ10kmぐらいしか走ってないので、そろそろ下半身がヨレてくる。
最後、気持ちが負けてきて川崎から鶴見が意外と長く感じたが、何とか1区完走。
鶴見駅に到着
今回、ウェアは上がパタゴニアのキャプリーン3、下がユニクロの裏地付ナイロン・ジャージだったが、けっこう暑かった。
また山用の小型ザックを背負い、中は普通のペットボトルにプラティパスのチューブを直結して水分を摂るようにしたが、うまく流れずこれは失敗。
次回、工夫しよう。
(2区へ続く)