KU Outdoor Life

アウトドアおやじの日常冒険生活

初心に帰って

2018年01月03日 | ラン

 

 例年どおり今年も正月は地元・権太坂で箱根駅伝を生で観戦。
 ただ残念ながら我が母校は出場せず。

 三年前に左膝を故障してからランニングは一切していないが、昨年のTVドラマ「陸王」、そして新年の箱根駅伝を見て、一念発起。
 無理をしない程度にスロージョグから再開してみた。

 1月2日に近所のアップダウンのきついコースを約4km、3日も同じく4km+夕方に3kmほど。
 もうフルマラソンやトレランにはまず出ないと思うが、それでも年末から食っちゃ寝状態なので、汗をかくのは気持ちいい。
 いつも暮れから正月にかけて怠惰な生活を送っていると体重は65kgぐらいまで行ってしまい、年明けのクライミングがキツいが、今年は何とか62kgをキープ。
 最近はこれといった目標がないのでいまいちモチが上がらないが、まずは短い距離から。初心に帰ってこれからのことを考えたい。
 


箱根駅伝2017

2017年01月03日 | ラン

新年はいつものように家の近所から箱根駅伝を生観戦。

 



 下の息子は某・〇〇学院陸上部(ただし万年二軍)。
 親馬鹿としては、いつか自分の息子がメンバーとなり地元・権太坂を走ったりしたら最高だったが、まぁそんなことは夢のまた夢。
 聞くところによると一軍だけで100人はいるらしく、その中でさらにこの箱根駅伝に出られるのは10人だけだから、レギュラーになるのは高校野球の甲子園並みに難しいことがわかる。
 さて、そんな息子もこの春からは晴れて社会人。
 上の長男、長女も独立し、今年も皆が健康でありますように。


箱根駅伝

2016年01月02日 | ラン

  

 今年も家の近くの花の二区・権太坂で観戦。
 さすがに体重がヤバイので、この冬休みはリハビリをかねて朝夕ウォーキングを各5~6kmほど。
 今朝はスロージョグで6kmほど。あまり無理すると膝の痛みがぶり返すのでボチボチと。


春の湘南ラン

2015年04月12日 | ラン

 今週末予定していた外岩はシミだしがあるだろうと見送り。
 久しぶりにランニングに出かける。

 この季節だと横浜・鎌倉アルプスのトレランが手頃だが、トレイルランナーとハイカーの間で一悶着あったようで一部区間は走行厳禁など規制がかかった模様。
 面倒なので今回はトレイルではなく、鎌倉から茅ヶ崎へのシーサイド・ランとする。

  
 鎌倉patagonia前をスタート。

  

  

  稲村ケ崎

   フリマ

  
 「スラムダンク」の舞台。鎌倉高校前。

  

  
 
江ノ島そして烏帽子岩

 距離にしたらせいぜい12km程度だが、ロケーションはGood!
 山もイイが、身近に海があるのが神奈川の良いところ。
 老後はミニブタをペットにして湘南海岸を散歩し、朝からビールを飲んで好きな本を読むというのが、自分が今思い描いている湘南スタイルである。

 アフター・ランは日帰り温泉「湯快爽快茅ヶ崎」へ。
 何とかチンタラ走ったものの、脊柱管狭窄症か坐骨神経痛か、このところ腰から左ヒザにかけて調子が悪く、痺れを伴った鈍痛が続いている。

 で、ここの電気風呂がお気に入り。
 健康体ならビリビリ痛くてとても長くは入っていられないが、これがけっこう心地良いとなるとやはり身体が相当傷んでいるんだろうな。

 最後はビールとお好み焼きで〆。


新年はここから

2015年01月03日 | ラン



 箱根駅伝を今年も自宅近くの権太坂で観戦。
 今回はけっして本命視されていなかった青学大が、フタを開けてみればブッチギリで優勝したのが、漫画みたいにドラマチックで良かった。
 ちなみに我が家はオヤジ(私)が明治、長男が青学、二男が山梨学院。


ちょこっとトレラン 【横浜・鎌倉アルプス】

2014年10月18日 | ラン

 今週末は泊りで妙義など考えていたが、別の予定が入り見送り。
 近場の横浜・鎌倉アルプスでお茶を濁す。

 先日の台風の影響でトレイルの一部が現在修復中。
 今日はメイン・ルートの「ビートルズ・トレイル」ではなく、金沢区寄りの「氷取沢コース」とする。

  

  

  

 本当は鎌倉に出てからさらに6km、江の島まで走るつもりだったが、10月にしてはあまりの暑さに途中断念。根性なしだが、ま、いいか。
 距離約10km、休み休みで2時間ほど。


Summit to Sea 横浜アルプスから鎌倉ラン

2014年04月13日 | ラン

天候:
行程:JR港南台駅-横浜アルプス(ビートル・コース)-鎌倉天園-永福寺跡-若宮大路-由比ヶ浜-JR鎌倉駅
距離:約12km

 昨日の城山の後でヨレヨレだが、天気が良い日に家でジッとしていられずトレランへ。
 いつもの横浜・鎌倉アルプスから海へ出るコース。
 人気の高尾-陣場山のエリアもそのうち走ってみたいが、横浜からだといまいち面倒くさい。
 神奈川だったら湘南もあれば箱根もある。やはり地元が一番。

 電車でJR根岸線の港南台駅まで行き、ここからスタート。
 駅前にはトレラン姿の若い男女グループもちらほら。
 皆、サングラスやコンプレッション・タイツなど雑誌のカタログそのままにキメていて、ユニクロのトレパン姿のオヤジはちょっと恥ずかしい。
 そそくさと出発。

 出だしはロードをジョギング。
 市の廃棄物処理工場の脇から心臓破りの坂を上がって横浜アルプスの入口となるが、ここがキツい。
 でも、先の一人箱根駅伝(5区)を走り終えて間もないせいか、途中立ち止まらずに一気に登り切れた。

  

 今日はランナーも歩く人も適度な人数。

 挨拶を交わしながら、新緑の道を気持ち良く走る。

  

 今日は鎌倉天園から永福寺跡に抜ける道を辿ってみた。けっこう急で細い道で、ここはトレランというよりちょっと低山バリエーションといった雰囲気。

  

  地底人?が出てきそう。

 鎌倉市街。今日はお祭り(パレード)があるようで、たくさんの神輿や山車が出て、観光客で賑わっていた。

 
 

 海はいいですねぇ。今だに海を見ると南沙織の「17歳」や青い三角定規の「太陽がくれた季節」が頭の中に流れてくる。

  


3月のRun

2014年03月31日 | ラン

 今月は「一人箱根駅伝」5区の分で稼いで、ようやく走行距離59km。

 職場の昼休みジョギング仲間の先輩も定年退職してしまったし、そろそろ暑くなってきたので来月からの昼Runは無くなりそう。
 まぁ月に一回はトレランでもするかな。


一人箱根駅伝・往路完走!!

2014年03月29日 | ラン

 毎年正月、数々の名勝負と熱いドラマが繰り広げられる「箱根駅伝」。
 東京・大手町から箱根・芦ノ湖まで往復するこのコースをリアルに体験したくて、昨年秋から一人で走ってみた。
 
 これまでの記録はこちら。
 一回目(2013.10.14) 1区・大手町-鶴見(公称21.4km+α) 
 二回目(2013.11.24) 2区・鶴見-戸塚(公称23.2km+α) 
 三回目(2013.12.1)   3区・戸塚-平塚(公称21.5km+α)
 四回目(2013.12.23) 4区・平塚-小田原-箱根湯本(公称18.5km+約5km) 

 で、今日はいよいよ往路のクライマックス。5区である。 

5区 箱根湯本-芦ノ湖(公称23.4km-5km+18km)
   (小田原-箱根湯本間は前回走っておいたので省略。その代わり、帰路は旧東海道・石畳経由で湯本まで折り返して走る。)
   日程:2014年3月29日(土)
   天候:/やや強し
   体調:悪くはないが、前夜やや食い過ぎで体重増気味。

 前回の4区から二月の記録的大雪を挟んで、ずいぶん間が開いてしまった。
 JR東海道線、箱根登山鉄道を乗り継いで、本日のスタート点「箱根湯本」駅に降り立つ。
 土曜日とあって、今日もかなりの賑わいだ。
 軽くストレッチをして、混み合う温泉街を抜け出すようにスタート。

  

 で、さすがにこの5区。出だしから「登り」だ。
 権太坂の近くに住み、坂の多い横浜をふだん走り慣れているにも関わらず、やはりこの登りオンリーはキツい。

 さらにこの日は風が強く、特に箱根の山からこちらに向かって吹き下ろしてくる向かい風が半端無い。
 気合を入れてないと時折よろめくほどで、初っ端から息はゼイゼイ、ローギア全開で走らされる。

 さらに一般人が五区の走る場合、これまでと違って歩道の整備状況がかなり悪いのが問題となる。
 特に休日だと細い道を大型バスが目一杯の幅で走り抜けるので、こちらが車道側にはみ出るなどもってのほか。
 凸凹した側溝の蓋の上を注意しながら走らなければならない。

  

 箱根遺跡の「函嶺洞門」は工事中で迂回路を通過。
 塔ノ沢の先で「秋元」と表札のかかった大別荘を発見。もしやあのAKBのボスのじゃないよな。

  

 大平台のヘアピンカーブを抜け、宮ノ下へ。キツい。
 走り始めの登りで一気に大汗をかいてしまったが、ここに来て山からの風も若干冷たくなり、長袖ランシャツの上にpatagoniaのフーディニを羽織って走る。
 しかし、向かい風でフードが膨らみ、走りにくい。
 辛抱、我慢、辛抱、我慢・・・と相撲部屋の呪文?を唱えながらのスロージョグが続く。

 

 富士屋ホテル前を通過。ここ、たしか高校の同級生が一人就職したはずだが、今でも勤めているのかな。結構偉くなっていたりして。ちょっと気になる。

   

 また、この付近で昔ながらの写真店を発見。
 以前、「テレ東」の旅番組でも紹介されていたが、知る人ぞ知る有名な店のようで店頭のショーウィンドーにはレトロ調の芸能人(ナインティナインなど)やら、あのJohn&Yokoの記念写真も。

  

 コースは強羅方面へ行く道と別れ、左折。
 観光地とあって箱根は所々に公衆トイレがあり、その点、1区から4区と較べて年配の頻尿ランナー?にはありがたい。
 ただ、この日は出だしで大汗をかいたため、山からの風が多少冷たくてもトイレの心配はまるで無かった。

 

 「ユネッサン」前、通過。
 箱根駅伝とまったく関係の無いただのおっさんが自分の道楽で走っているだけなのだが、それでも観光客の若い女性グループが熱い眼差しで応援してくれ(ているような気がす)るのは嬉しい。 (あぁ、勘違い)
 
 小涌園辺りで「ついに下り坂が!」と一瞬思える目の錯覚ポイントがあるが、実は登りはまだまだ続く。
 今回、自分に課したルールとして「途中いくら立ち止まってもいいが、決して歩いて距離は稼がない」ことにしてあるので、STOP&GOの繰り返し。

 

 そして、ふいに前方左側に待望のこの標識。
 「国道1号 最高地点」!(標高874m)

 

 そして、これまでの辛い苦行を一気に払拭するような爽快な下りとなる。
 それまでの張りっぱなしのふくらはぎが本当に水の得た魚のように生き返るこの感覚は、このコースを実際に走ってみないとわからないだろう。

 そして目の前には芦ノ湖の湖面がチラチラと見え出す。
 以前、ミニベロの時も感じたが、ここは本当に感動する。自転車にしろランニングにしろ、もちろん自分の足で来た時の場合だが。

 とりあえず今、自分の視界の前にはランナーはいない。気分は「カシワバラ」だ。
 (もっとも、ここまで来る間にそれぞれ単独のランナー三人ほどに抜かされているんだけど・・・)

  

 滑り込むようにして芦ノ湖の一端、元箱根へ。
 そして再び混み合う湖畔の道を大鳥居、杉並木と走り抜いてゴォォォル!

  

  終わった・・・。何もかも。(矢吹丈との試合を終えた力石徹の言葉より)

 しかし、今回の5区。
 走り終わった完走を率直に言うと「キツい!・・・けど思ったほどじゃなかった」というのが正直なところ。
 もちろん前回の「貯金」を使って今回は小田原じゃなく箱根湯本からスタートしたこと、ランニングとも言えないような超スロージョグ、しかも頻繁に立ち止まりながらという「なんちゃってラン」にしてもだ。
 たぶんそれは登りがあればいつか下りが来るというコース自体の明確さと、自分がある程度山を登っていてこうした苦行に慣れているからだろう。
 たぶん景色も高低差もまるで変化の無い、永遠に続くような長距離の方がよっぽど辛いはず。
 それでも柏原竜二は偉大だということを改めて痛感したのも確かである。

 せっかくここまで来たので、今日はゴール近くにある「箱根駅伝ミュージアム」を見学。
 明日定年退職する隣の課の昼休みジョギング仲間の先輩にお土産として「箱根駅伝記念タオル」を購入。

  

 さて、帰路はどうするか。
 最初はヘロヘロになって当然、湯本までバスで帰るものと思っていたが、なぜか思ったほど足のダメージは少ない。
 バス代も高いし、道も下りだし、ここは走って帰ることにするか。

  まさかの復路スタート!

 で、再び往路を引き返す。
 走り始めてすぐに気付くが、やはりダメージが少ないなんてことはなかった。
 足が重いっ!しかもガクガク。
 肉体的疲労もさることながら、やはり人間一度気を抜いてしまうと途端に筋肉にも緩みが来てしまう。

 それでも何とか最初の登りをこなし、帰路は6区をそのまま行くのではなく、変化を求めて旧・東海道の石畳の道を行くことにした。
 地図を持ってこなかったので元箱根から直接、石畳の道に入れず、一旦「精進池」まで戻り「お玉が池」経由でコースに入る。

 

 途中、観光名所の「甘酒茶屋」で一服。(甘酒一杯、四百円也)

  

  

 その後、石畳を走るが、これがゴツゴツとした上、苔むした岩が濡れていたりして走りにくい。
 特にトレラン用ではなく、今回のようにソールの擦り減った普通のランニング・シューズでは滑り易くて、下りといえどなかなかスピードが出せなかった。

 

 道は舗装されたカーブの多い車道を縫って所々ショートカットしながら湯本まで一気に高度を下げる。
 だが、ここに来て思わぬアクシデント。
 右膝がモーレツに痛み出す。
 
 まさか古傷の半月板をやっちまったか?
 思わず暗い気持ちになるが、それでもだましだましのペースで足を運ぶ。
 この十年、どんな山でもここまで足にダメージが来ることはなかったのに・・・あらためて箱根駅伝、恐るべし!

 それでもヘッデン・ランにならない時間にようやく湯本の町に帰ってきた。
 今回入ろうと思っていた共同浴場「弥坂湯(やさかゆ)」に到着。
 丸い湯船が一つのみ。番台のおばちゃん、昭和レトロの佇まいがイイ味出している。(大人650円)
 ここの丸い湯船、かつて35年近く前の高校生の頃に金時山の帰りに入った記憶があり、当時は混浴だったと思うが、違うかなぁ。

  

 とにかく箱根駅伝往路、分割だけど何とか完走。
 ラン的効果はもとより、「テレ東・旅番組」的トレーニングとして、なかなか面白かった。
 ただし、復路は今のところやる気なし。

  


正月のRun

2014年01月05日 | ラン

 例年、正月休みは家族の手前、山は自重。
 でもこの期間、無理しても身体を動かしておかないと必然的に「食っちゃ寝」状態となり体重的にはかなり危険なので、近所でのランニングは続けている。

12/30 朝10km、夕6km
12/31 朝10km、夕4km
1/1   朝13km
1/2   夕11km
1/3   朝10km、夕6km
1/4   朝14km 
1/5   朝6km
計7日間でジャスト90km。

 これまで履いていたナイキがさすがにボロボロになってきたので、暮れからようやく新しいシューズを卸す。
 (もう一年ぐらい前に買っておいたものだけど)今度のシューズは今流行りのベアフット(裸足)系。

  New Balance M730

 ソールが薄く、かつ爪先とカカト部の高低差が無いので、よりダイレクトに路面の衝撃が足に伝わり、人本来の走り方と筋肉への効果が得られるという。
 今までのシューズはクッション重視で足を守ってきたが、これは逆に足を鍛えて故障を無くそうとするもの。 
 逆に言うと、あまり走り込んでいないビギナーがこれを履いて10kmも走ると翌日の筋肉痛がひどく、下手すると足を痛めてしまうらしい。

 で、実際履いてみた印象は、「悪くない。むしろイイかも。」
 最初の二日目辺りでこれまであまり感じたことのない筋肉痛が少し出たが、その後は順調。
 爪先着地になるので、自然と足先にギュッと力が入る感覚はもしかしたらクライミングにも効果あるかも?
 さすがに一度に20km以上走ると足にダメージありそうだが、10km程度だったら(自分の場合)まるで問題なし。


一人箱根駅伝・4区快走!

2013年12月23日 | ラン

4区 平塚-小田原-箱根湯本 約18.5+5.0km
   日程:2013年12月23日(祝)
   天候:
   体調:年末で疲れも溜り、城山でのクライミング翌日のため、相当ヨレ気味。

 今回は天気もいまいちドンヨリで、身体も疲れ切っていたのでよほど止めようかと思った。
 だが、ここで続けておかないと間が空いてしまいそうだし、さらにこれまでの経験から4区と5区は午後から出かけるとゴール近くで暗くなってしまい、一日がかりで取り組まないといけない。
 とりあえず行ける時に行っておこうと気持ちと身体にムチ打って出かける。

 JR平塚駅。
 西口から出て「餃子の王将」前でストレッチ。つい先日、不慮の死を遂げた社長に合掌してスタート。

 

 現金なもので走り始めると、けっこう足は進む。
 4区は本来、小田原までで箱根5区間の中では一番短い距離だが、今回余力があれば次の5区が箱根越えでキツイだけにできれば湯本まで稼いでおきたい。

 国道1号に合流し、主に左側の歩道を進む。
 右手に湘南平という小山を見送り、すぐに大磯町に入る。

  

  

 大磯・名物、東海道の松並木を通過。
 この辺りもまだ太平洋自転車道は続いているので、適当な所で左に折れ、海岸沿いに出る。
 西湘バイパスがあるので砂浜まで出ることはないが、ここも気持ちよいロードとなっている。
 道標にこのまま進むと旧・吉田茂邸に向かうとあるので、せっかくなので寄ってみる。

 

 吉田茂邸は小広い日本庭園となっている。
 残念ながら本家屋は数年前に不審火により焼失してしまったが、現在、町が文化財として再建中とか。
 ぐるっと回って再び走り出す。

  

  

  

 4区は道もフラットで車の交通量も少なく走りやすい。
 これまであまり気にしなかったが、道路脇に「日本橋から○○km」という道標があって、これが走る上で目安になる。

  

  

 けっこうイイ調子で二宮を通過し、一気に小田原へ。
 足が重くなったら今日は無理せず小田原駅で打ち止めにするつもりだったが、この調子なら湯本まで行けそうだ。

 小田原市街は観光の町として城下町らしい造りの建物があちらこちらにある。
 和菓子屋も城を象った造りだし、公衆電話の屋根も瓦葺だ。

  
 
  

 かつて自転車で通った時、気にかけていたブリキの看板が目を引く「懐かし屋」。
 何と今年の夏に閉店してしまったとのこと。残念!

  

  

 箱根登山鉄道の鉄橋下を潜り、小田原・蒲鉾の「鈴廣」前を通って、あと少し。
 湯本手前に近づいた所で突然後ろからヒタヒタと近づいてきたランナーに追い抜かれる。
 「ん?」と思ってよく見ると上下、白っぽいジャージを着ているが学生風。で、脇をバイクのおっちゃんが並走している。

 もしかしてどこかの大学の駅伝選手か。
 直前のコース確認といった感じだったので、急いで追いかけ、記念に顔とか見ておきたかったのだが、素人ランナーのヨレた足では到底追いつけず。
 向うは軽く流している様子だったが、結局、一気にブッチ切られる。さすが走りのプロ?だ。

 同じコースを走っているランナーを見れたせいか、最後はこちらも元気が出てダッシュで箱根湯本着。

 

 せっかくなので、温泉に入ってから帰ることにする。小田原より先まで行っておきたい理由は実はこれだったのだが。

  

 箱根なので日帰り温泉は探せばいくらでもあるが、結局いつもの駅裏「かっぱ天国」へ。(750円)
 駅前の通りは観光客でごった返していたが、裏に回ると途端に静か。
 露天の岩風呂が一つあるだけの質素な造りだが、湯温もちょうど良く、筋肉痛に効くというのでよくマッサージした。
 土産屋でさんざん試食し、小腹を満たしてから帰宅。

 さぁ、次回はいよいよ5区である。


一人箱根駅伝・3区激走!

2013年12月01日 | ラン

3区 戸塚-平塚 21.5km+α
   日程:2013年12月1日(日)
   天候:
   体調:甲府幕岩でのクライミング翌日のため、かなりヨレ気味。

 3区は湘南海岸を行くコースでこれも勝手知ったるロケーション。
 昼過ぎに家を出て自宅の最寄駅から一つ先の戸塚駅がスタートだ。

 

 駅前のコンコースでイベントをやっていて、ミニライブをやっていたので少し立ち止まって聴いてみる。
 "kaho"という若い女の子で、声がきれいで曲もしっとりしていてイイ感じ。
 既に何枚もCDを出されているようだが、あの河合奈保子さんの娘が同名で売り出しているし、こちらは地元密着型シンガーソングライターと銘打っているだけにちょっと認知度は低いかも。
 でも個人的にはこちらの方を応援したい。

  http://ameblo.jp/kaho-001/

 とりあえず駅前から旧道を走る。
 戸塚警察下にある「大坂」という坂がけっこうキツイ。息を荒げて登り、国道1号に合流。
 この辺り、休日の午後は湘南方面への行き帰りの車でほぼ渋滞。それを尻目に原宿、影取を過ぎるとすぐ藤沢市に入る。

  

 遊行寺の坂を下る。
 自転車でノーブレーキで突っ込むと軽く50km/h以上出て怖いぐらいの下り坂だが、ランニングだとそれほど急に感じず緩やかである。
 トイレに寄った遊行寺では黄色く色づいた大イチョウの下、骨董市をやっていて鄙びた昼下がりといった風情だった。

  

  

 藤沢橋を過ぎ、小田急の高架下の手前辺りで信号待ちをしている時、ふと脇を見ると黄色い看板に長蛇の列。
 おぉ、こんな所に「ラーメン二郎」(藤沢店)が!
 もちろん一人駅伝の途中なので立ち寄ることはないが、これから「二郎」との"試合(死会い)"に臨む勇者たちに心の中でエールを送り、先を急ぐ。

  

 その先、JRの東海道線を跨ぐ感じで、道は登り坂の跨線橋となっていく。
 しかし路肩が狭く、湘南からのツーリング族が一列になって走ってくるのでランニングで分け入るのはやや困難。
 しかたなく跨線橋を進まず、JRを踏切で渡り、住宅街の小路を適当に走ってまた表通りに出る。
 
 個人で箱根駅伝のコースを忠実に辿るのは不可能なのはわかっているし、せっかく海に近いので今回はなるべくロケーションに良い場所を走ることにした。
 で、適当な所で左に折れ、湘南海岸に出る。

 

 駅伝コースの国道134号は車の流れが良いと路肩をランニングするのはかなり危険で、ここからはしばらく完全に海沿いの太平洋サイクリングロードを走る。
 この道、休日とあって海を見ながら走るジョガーが実に多い。何とも気持ちの良い道である。
 
 ところどころロードに砂が積もって足を取られる箇所があるが、それもクロカン・コースと思えばご愛嬌。
 昔、家の都合で山へ行けない時は、朝早くマウンテンバイクでここまで来て「月例湘南マラソン」を走ったりしたので懐かしい。
 ロード沿いには公衆トイレも間隔を置いていくつもある。

  

 

 茅ヶ崎「サザン・ビーチ」前を通過。
 モニュメントの"C"はChigasakiのCだろう。サザン・ファンの妙齢?の女性たちが入れ替わり立ち代わり、撮影スポットとなっている。
 烏帽子岩も近い。

  

   

 しかし、毎度のことながらそろそろヨレてきた。
 特に夕方頃になると海からの横風も吹いてきて、疲れが増す。
 サイクリングロードは相模川(馬入川)の所で一旦途切れるため、少し内陸側に戻り、湘南大橋を渡る。
 あと少しだ。

  

  
    
 SMAP中居くんの母校の裏を通り過ぎ、本日のゴール平塚駅へ。
 駅前ターミナルで軽くストレッチしてから東海道線に乗って帰宅。
 
 3区は海に向かって下り坂、あとはほぼ平坦なはずだが、海沿いで景色が良いのでついつい立ち止まることも多く、意外と長く感じ疲れた。
 そろそろ冬も近づいて、スローペースなので今回は汗もほとんどかかず。
 次回からはハイドレーション・パックはいらないかも。

 4区へ続く