7月25日、天神祭の日は、危険思想バーに出かけてきました。
フォロワーさんはご存知のとおり、私は特に危険思想の持ち主ではありません。愛娘のれんちゃんと一緒に、野に山に出かけ、自然や生物との交流を楽しんでいるにすぎない、ごくごく人畜無害なおじさんです。機動隊やヤクザや北朝鮮の工作員やドイツの特殊部隊とバトったこともありますが、ずいぶんむかしのことです。
エデン難波は、連日予定が埋まっていて、人気のお店のようです。7月の予定をみると、「ジビエバー」「マジシャンバーテンダー」「ITエンジニアバー」「フランス菓子/性愛」「子育てママカフェ」「オリジナルカクテル作り」「古本交換」「天理教バー」「マルチ商法の闇」「離婚3周年祝い」と、なんでもありですね。
最近は、新入社員の親御さんより年上であることも珍しくなくなってきました。労組では、若い人たちのことは青年部に任せ、若い人には直接関わらないようにしています。おっさんの役目は、若い人たちのやることに口を出さずに金を出すこと。おっさんは存在そのものが鬱陶しいものですからね。
と、自覚はありつつ、この日、若い人たちの会に参加することにしたのも……。
今や大学が学問の府であることをやめ、国家や企業の下僕として、「就職」と称した人身売買活動に狂奔しているからです。就職したくない、労働したくないというレジスタンス、サボタージュが広まるのも当然のことでしょう。
「だめライフ」の自然発生的な広まりは、ラファルグの『怠ける権利』を労組の新人研修会で取り上げてきた労組指導者の琴線に触れるものがありました。『怠ける権利』を取り上げる労組は、日本中、いや、世界中を探しても、私くらいかもしれませんね。
この会には、中国発の『寝そべり主義者宣言』を邦訳してくれた方も参加していました。その方にも、感謝と激励を伝えたいと思いました。
無事にお目にかかり、一言だけでもごあいさつができてよかった。
ツイッターでも、この日お目にかかった「解放区新聞」さん、「リバタリアン協会」さんを新たにフォローさせていただきました。
企画力と行動力にあふれる若い人たちに、おじさんたちは、希望をもって帰ってきたということですよ。
またどこかにお目にかかれたらいいですね。!
ちなみに、少しだけ話した、サパティスタのシンボルはカタツムリです。以下は「かわいい」と人気のサパティスタの民芸品画像より。
LENTO PERO AVANZO. ~ゆっくり、だけど前へ進む~
サパティスタ EZLN 刺繍 ミニタペストリー [ブルー カタツムリ]
Porque morir no duele
死んでも痛くないから
Loque duelees el dvido
痛いのなんか、たんにかすり傷だよ(これは意訳)