猛暑が続く。日経新聞7月27日夕刊。
「猛毒タコ、出没注意--フグ並み、日本海で確認 水温上昇、原因か」
猛毒タコ!
ヒョウモンダコは、体長10センチほどの小型のタコ。唾液に猛毒テトロドトキシンを含む。この名前は、刺激を受けるとヒョウ柄を思わせる体色・模様に変化することから。ウィキペディアでカラー写真を見たら、なんだかウミウシぽいね。ラブリー。
痛みなしに甘がみして毒を注入してくるところが、何だか長門有希ぽくてゾクゾクするぞ(ヲタクでごめん)。ああ、なんか咬まれたくなってきたけど、テトロドトキシンはフグと同じ致死性の猛毒。死ねます。
九州北部などでは多く目撃されてきたそうだけれど、今年は兵庫県豊岡市、若狭湾、福井県坂井市と北上中。日本海側で見つかるのは珍しいという。
水中写真家・中村征夫さんによると、東京湾にも南の島の魚が増えているそうだ。普通は「死滅回遊魚」といって、冬の水温低下に耐えられず死んでしまうのが、生き残っているとのこと。水温上昇くらいしか理由が考えられないそうだ(『銀座百点』2010年8月号)。
こういう話が出ると、すぐに「外来種イクナイ」という反応があるけれど、「まあ、そんなに影響はないでしょう」というレベルのようだ。千葉県富津付近からの外湾には、世界最北限の造礁サンゴ群落もあれば、北方性のコンブの仲間のカジメ群落もある。もともと北の海と南の海が共存している。
それに生物が気候・環境の変化に合わせて、北上したり南下したりは当たり前のこと。でもヒョウモンダコはもともと熱帯域・亜熱帯域が生息域だから、日本海側で越冬するのは厳しいだろうな。
(環境省の作成した外来種の生物リストを見せられ、「漏れているものはありませんか」と尋ねられた養老孟司は「人間は入れなくていいんですか?」と答えたそうだ)
「猛毒タコ、出没注意--フグ並み、日本海で確認 水温上昇、原因か」
猛毒タコ!
ヒョウモンダコは、体長10センチほどの小型のタコ。唾液に猛毒テトロドトキシンを含む。この名前は、刺激を受けるとヒョウ柄を思わせる体色・模様に変化することから。ウィキペディアでカラー写真を見たら、なんだかウミウシぽいね。ラブリー。
痛みなしに甘がみして毒を注入してくるところが、何だか長門有希ぽくてゾクゾクするぞ(ヲタクでごめん)。ああ、なんか咬まれたくなってきたけど、テトロドトキシンはフグと同じ致死性の猛毒。死ねます。
九州北部などでは多く目撃されてきたそうだけれど、今年は兵庫県豊岡市、若狭湾、福井県坂井市と北上中。日本海側で見つかるのは珍しいという。
水中写真家・中村征夫さんによると、東京湾にも南の島の魚が増えているそうだ。普通は「死滅回遊魚」といって、冬の水温低下に耐えられず死んでしまうのが、生き残っているとのこと。水温上昇くらいしか理由が考えられないそうだ(『銀座百点』2010年8月号)。
こういう話が出ると、すぐに「外来種イクナイ」という反応があるけれど、「まあ、そんなに影響はないでしょう」というレベルのようだ。千葉県富津付近からの外湾には、世界最北限の造礁サンゴ群落もあれば、北方性のコンブの仲間のカジメ群落もある。もともと北の海と南の海が共存している。
それに生物が気候・環境の変化に合わせて、北上したり南下したりは当たり前のこと。でもヒョウモンダコはもともと熱帯域・亜熱帯域が生息域だから、日本海側で越冬するのは厳しいだろうな。
(環境省の作成した外来種の生物リストを見せられ、「漏れているものはありませんか」と尋ねられた養老孟司は「人間は入れなくていいんですか?」と答えたそうだ)