滋賀県民のKさんは、今朝もやはり電車遅延に巻き込まれていました(きのうの続き)。お疲れさまです。
昼休みに会社の食堂で『ブギウギ』を見ていました。久々にすばらしい朝ドラです。
ただ、あのOPのやたら首の長い女性のCGだけは気色悪いなあと思ってきました。歌は悪くないので、映像を見なければ済む話ですから、そこは耐えてきました。
最近は、あの奇声をあげる付き人が不快で仕方ありません。沖縄を侮辱し抜いたとしか思えない某ドラマのように、朝から(私の場合は昼ドラですが)、奇声をあげたり、騒音BGMを流されたりするのは、本当にやめてほしいんですよね。昼飯のときくらい、他者の指示や思惑から離れて、静かに過ごしたいだけなのです。
まあ、毎日見ているわけではないので、あの付き人さんについて、よく理解しているわけではありません。役者さんには悪意はありません。脚本どおり、演出どおり演じているだけでしょう。しかし、あの東北人の描き方には、制作サイドに殺意さえ覚えます。
これは30年ほど前の話ですが、鶯谷のラブホテルに、暗い表情の若い男女がやってきたそうです。ホテル側は、心中かと、隣の部屋で待機し、コップを壁に当て、ふたりの会話を盗み聞きしたのだとか。
すると、聞こえてきたのは明るく楽しげな若者たちの会話。ただし東北弁だったのでした。
今はどうかしれませんが、東北人は、ごく最近まで、東北弁を話せないコンプレックスを抱えてきたのですよ。
東北取材のとき、乗車したタクシーの運転手さんが、運転手さん同士では東北弁で楽しげに会話していたのに、標準語の私の前では標準語を貫いておられたのが、悲しい思い出として残ります。私も新潟生まれなのにね。
しかし、あのおでん屋さんお店をやめてしまうのですね。学徒出陣の話が出てきましたから、1943年秋頃でしょうか。この頃の飲食業は、業務用の配給も品不足になり、店を毎日開けるのも困難になっていたそうです。
学徒出陣、おでんといえば、思い出すのはかつて書いたこのエントリ。
芸の世界は上下関係が厳しいはずで、まして戦前です。あのタメ口はありえないです。非常識キャラのアイコンとして東北弁を使ってほしくはなかったですね。