新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

大寒波到来

2023年01月25日 | 日記


れんちゃん、今日の大阪は最低気温-2℃、最高気温3℃だったんだって。起きたらマイナス1℃でびっくりした? あすはもっと寒いんだって。
朝、近所の駐車場の車には雪がうっすら積もっていたね。

私は新潟生まれ、夏生まれなので、寒さ暑さはわりとへっちゃらなんだ。久しぶりの雪だなぁと喜んで出社したら、先輩氏が来ていない。JRが停まってしまったのが理由らしい。結局、先輩氏は終日出社することはなかった。

社内のグループウェアをみたら、出社できない人の連絡板ができていたよ。JR沿線でも、阪急に乗り換え可能な人は、なんとか出社できたようだ。

しかし同じく、組織改正で今期から同僚になったKさんは、出社どころか、昨日家に帰れなかったらしい。プライベートな話はしたことがないけれど、琵琶湖線沿線にお住まいのようだね。京都-山科間では電車が立ち往生して、乗客が8時間も9時間のすし詰めになったと報じられたけれど、Kさんもその一人だったかもしれない。Kさんもこの日出社することはなかった。大変だったろうなあ。

マスコミは10年に1度の寒波と喧伝していたけれど、ただ騒いでいただけで、何の意味もなかった。JRも乗客を8時間も9時間もすし詰めにするこのていたらくだよ。

数年前、台風襲来で、運休になることがわかっているのに、鉄道会社はみんな通常通り運行だからと出社してきて、帰りは運休で、みんな往生した日があった。あのとき多くの利用者に迷惑をかけた教訓に、JR西日本は何も学んでいないことだね。

労組からは、台風や寒波で運休が見込まれる日は、休業にしようと会社に申し入れるつもりだよ。昨日帰れなかったKさんは派遣社員で、通常8時間から9時間勤務なのに、電車にすし詰めされた8時間、9時間は派遣会社から何の補填もない。それは中小企業の弊社も同じだけれど(そのかわり電車の動いている間に帰れといわれる)、弊社の組合員・元組合員である正社員(何か正しいことをしたというわけでもないのだが)は、駅からのタクシー代やホテル代は支給される。仮に休業になってしまっても、派遣社員の方にも有給休暇の権利がある。スキルの高い人に集まっていただくためにも、こういうところはしっかりしていかないとね。

しかし新快速は速いけれど、何かトラブルがあると、すごく弱いんだ。京都に住んでいたころ、人身事故が起きて、吹田と岸辺の間で立ち往生したことがあったんだ。目の前に駅が見えていて、しかも各駅停車や快速は普通に運行再開しているのに、降ろしてもらえないんだよ。3時間、4時間、満員電車にすし詰めだったかな。当時はスマホなんかない。乗客のイライラもMaxで、経過報告する車掌さんも最後にはいうことがなくなったのか、「遺体の捜索作業に難航しております……まだ頭部が見つかっておりません!」と言い出す始末で。うん。お顔はちゃんとセットしないとね。しかし夜の捜索作業、大変だったろうなあ。

各停や快速が通常どおり走っているのに、新快速がストップしたままだったのには、理由があるようだね。
ウィキペディアによると、新快速はJR琵琶湖線・京都線・神戸線を結ぶ新快速は、関西私鉄との競争が激化するなか、国鉄時代の1970年代に始まったそうだ。特急列車に匹敵する最高速度130km/hによる高速運転、そして通勤型列車でありながら転換クロスシートを配した落ち着いたデザインの内装などが利用客に支持されたんだって。
しかし新快速は、複々線区間においては快速列車の一種だけれど、基本的には特急列車や貨物列車が使用する外側線(急行線)を走行する。新快速の発想の原点は、元国鉄の人いわく、特急や貨物の空き時間を有効活用しようというものだったそうだ。
大阪から京都や神戸まで、新快速を使っても特別料金は必要ない。しかし、特急や貨物の予定は外せない。事故やトラブルがあると、どうしても、スキマ利用の新快速ユーザーへの対応は後回しになる。そんな感じかな。

教訓。大雪や台風の日は出かけるな。この教訓を、この社会の常識にしていきたいね。

どうしてもやむなく移動の必要があれば、関西では阪神や阪急や京阪や近鉄を利用したほうが無難だね。JR、特に新快速は避けたほうが吉。

今夜は水道管、チョロチョロしようかな。大阪に移ってから、一度、マンションの水道管が凍結して、お湯が出なかったときがあってね。20年くらい前だったかな。大阪ガスに電話したら、「氷が溶けるの待つしかおまへんなあ」という話で、うん、確かにおっしゃるとおりだよなあと思ったことだよ。

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このエントリに、コメントをいただきました。
コメントに応答するのは、新たにエントリを立てる以上に労力がかかることもありますから、毎回応じるのは難しいことはご理解ください。今回も、「新快速」というワードに反応しておられるだけで、この記事には全く関係ない内容ですね。

天気図の見方は忘れましたが、先週からヤバいなと思っていました。昨年も年明けに雪で往生しましたが、6年前はドカ雪で。福知山シネマの雪だるまは、1週間溶けずに残っていました。

JRは「予想を上回る積雪量」と言い訳し、マスコミもそれを垂れ流していますが、予想が積雪8センチなら、10センチで動かす条件の融雪器を動かすのが普通じゃないかなと思います。むしろ、融雪器を動かしたくないから予想値を8センチと見積もったのではないか。JRはお客を向いていないんですね。利益追求、コスト削減、人員削減、民営化のツケをいま人民が支払わされている。衰退する地方のローカル線にはエレベーターの設置は望むべくもなく、いずれは廃線でしょう。

90年代はノーマライゼーション、ゼロ年代はバリアフリーにユニバーサルデザイン、障害者に開かれた社会が遅々として進みながら、二次にわたる安倍政権で一挙に後退しましたね。私は時間を巻き返すべく、里山工作隊を組織し、農作業に励んでいます。

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2 コメント

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Unknown (白鑞金)
2023-01-26 00:36:38
>新快速

その弱点はもっともなんだけど。

一九八〇年代後半から九十年代初頭にかけて六年間、大阪市生野区の身体障害者の介護に入っていました。現在、筋ジストロフィー患者としては異例の長寿で六十五歳。JR比叡山坂本駅にエレベーターが設置されてすぐ、車椅子で遊びに来てくれたんだけどね。しかしもし大阪への帰宅途中、JR西が昨日のような大失態を演じたとしたら、身の毛もよだつ惨劇に発展していた可能性は十分あると思った。

その障害者は大阪市立大学出身なんだけど、西日本の国公立・私立大学全部合わせて初めて大学構内に障害者専用のエレベーターを設置させた人。なおかつ日本の主だった障害者団体の役員クラスでその名を知らないスタッフは一人もいない。エレベーター設置運動というと何か特定セクトの学生運動のように聞こえるけど全然そうではなくて、ただ単なる有志やまったくのノンセクトばかり集まっての粘り強い支援と健闘の結果、度重なる嫌がらせや露骨な妨害を乗り越えてようやく設置決定、実現までやり遂げた。

ところが昨日の大雪のケースは劇的急変。「大雪や台風の日は出かけるな」なんて当たり前が通用しない。車内で死んでいたかも知れない。とすればJR西が死なせた、ということになるほかない。

>マスコミは10年に1度の寒波と喧伝していたけれど、ただ騒いでいただけ

なかには全国ニュースで「JR西の側としても想定外の出来事で仕方なかったのかも」とか言い出すアナウンサーまでいる始末。のけぞりそうになりましたね。

ではでは。
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Unknown (kuro_mac)
2023-01-26 22:47:59
コメントありがとうございます。
JR西に対するご批判に思うこともありましたので、記事の本文に追記しました。ブログに書いたなあと思っても、teacupもgooblogも、コメントまでは検索できないんですよね。
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