今日のお題は http://t.co/1RVe2X8W これよ、文字数はきっかり140文字!よーいスタート!/
文学少女「くろまっくminiくん、今日のお題は『カバ』『掃除機』『後出しジャンケン』よ!」
「時代はニッチや!ふとん専用ダニクリーナーや!」
「社長、後出しジャンケン勝負やめましょうよ。大手もライバル社も出してますよ」
「ちゃうねん、掃除機の吸い込み口がカバ型やねん!カバがカバーをクリーニング!ダブルネーミングや!」
僕が勤めた中小電機メーカーが潰れたのはその年の暮れだった。
2013/02/18 Mon 17:29 From OS X
さすがに9年前に書いた作品だけあって、「ニッチ」とは懐かしいフレーズですね。ブームは過ぎても、われわれ中小零細は、大手が侵食してこないニッチ(隙間)に生きていくしかないわけですが。
お気づきの方もいると思いますが、「ダブルネーミング」について語るインチキ大阪商人のモデルは『下妻物語』です。
あの映画に出てきたのは「ジャージ王国・尼崎」でしたが、あのカオスは十三に近いんじゃないかなあと思います。
私が大阪に移り住んだ頃の十三は、サザエさんとバカボンを合体させた「サザエボン」、アトムと『サザエさん』の波平を組み合わせた「鉄わん波平」、インチキパロディ商品があふれるキッチュの街でした。「鉄わん波平」は十三の商店街のシンボルとなっていて、「波平通り」なんかもできていましたね。これらのトホホなインチキパロディグッズは、キッチュを愛する当時の女子高校生に大人気だったそうですが、著作権法違反で訴えられ、今はその影も形もありません。
十三については、またいずれ。
>潰れたのはその年の暮れだった。
>今はその影も形もありません。
9年間を空けて二段落としの話にするとは、考えたものですね。
ではでは。
意図せず、というやつでしょうか。
波平通りのアーケードから波平の作り物が消去された後も、波平のシルエットは残っていたようです。今もあるのかな? 今度第七に行く機会があったら確認してみます。