ごきげんよう…れんです…!
三月三日の日曜日も、摩耶山に登ります…
去年の四月一日から摩耶山に登り始めて、今日で五十回めです…!
今日はよく晴れました…!
栴檀の実も残り少なくなってきました…
道に散らばってぃます…
ぉ花の方、ごきげんよう…
今日のお花も花壇の菜の花とぉ揃いですね…
今日もぉ山にご一緒しましょう…
ベニサラサドウダンはいまが見頃です…
神戸高校の手前のお宅の赤い木の実です…
アオキかな…?
アオキかな…?
観音さま、今日もよろしくぉ願いします…!
出発…!
滝壺がぉ風呂みたいになってぃます…
この滝壺で見かけた、幼生のまま越冬するツチガエルのぉたまちゃんたち、元気かなぁ…
ぁの防火水槽みたいなコンクリートの容器、なんだろ…
蛇口のようなものもぁります…
今日は休憩しながらゆっくり行きます…!
あおぞら展望所…!
ひこちゃん、かぶちゃん、ごきげんよう…
今日こそマヤーちゃんに会いたいなあ…
もう二十日も会ってぃないんだ…
どんぐり展望所で息を整えます…
虹の駅の千万弗展望台です…
倒れてしまった、旧天上寺山門まであと五丁の道標を越えて…
ぉ地蔵さま、今日もぉ世話になります…!
ぉ地蔵さまの前には、残り四丁の道標が建ってぃます…
マヤーちゃんは、元気でしょうか…
今日はマヤーちゃんの大好きな日向ぼっこ日和です…!
マヤーちゃん、ぁ・そ・ぼ…!
「みゃーん!」
マヤーちゃん…!
久しぶり…!
会いたかったよ…!
「みゃん、みゃん!」
ぅん、ごめんね…
でも、先々週の日曜と金曜にも来たんだよ…
「みゃぁ」
ふふ…私が来たの、ほんとは知ってた…?
でも、顔を見せてくれなかったの、どうして…?
心配したんだから…
「みゃー、にゃん」
そっか…いそがしかったのか…
それなら仕方ないね…
今日もこれからおでかけ…?
「ごろみゃーん!」
やった…
今日は時間がぁるから遊んでくれるの…?
「みゃん!」
ぅん、今行くね…!
「みゃーん」
ぅん、会えてとってもぅれしいよ…!
今日はひなまつりだから…!
「みゃみゃみゃみゃ?」
ぅん、ひなまつりはね、女の子が元気に育つようにぉ祝いするぉ祭りの日なの…!
マヤーちゃん、今日は女の子同士、私と一緒にぉ祝いしよ…!
「みゃん、みゃん?」
ぅん、ずっと会えなくて、さびしくて、日記にマヤーちゃんの絵を描いてばかりぃたんだ…
マヤーちゃんに見てほしくて、絵をスマホで写真に撮ってきたから、見てくれる…?
「みゃー、みゃぁ?」
こんな美人の猫、知らない…?
これ、マヤーちゃんだよ…!
私、絵はまだまだ下手っぴだけれど、この絵はかわぃく描けたって、少し自信がぁるんだ…
それから、この絵もね…
「みゃーん」
ぅん、私の下手っぴな絵をほめてくれてぁりがとう…
ごめんね、付き合ってもらちゃって…
ごめんね、付き合ってもらちゃって…
「みゃん!」
ぅん、行ってくるね…!
帰りにまたぉ話しよ…!
ぉ父さん、ぉ待たせ…!
じゃ、行こっか…
峠茶屋はいま6℃…ふもとは9℃ですから、まずまずの暖かさです…
ぁ、また看板の上、外れてる…
直りました…はぃ
仁王門に着きました…!
摩耶の大杉さん、ごきげんよう…!
ぉかげさまで、今日はぉ山に登り始めて50回目です…
そして、マヤーちゃんとひなまつりをぉ祝いできました…!
旧天上寺に着きました…
白木蓮咲くの、ぃつかなぁ…
奥の院道を塞いでぃた倒木は、きちんと片付けられてぃました…
ボランティアの方々、ぁりがとうございます…!
奥の院に着きました…!
奥の院の森では、カラスさんがにぎやかに鳴いてぃました…
ふふ、ぉ父さん、ぃつものねぼすけおやこが来たぞ、って笑い合ってるのかもしれないよ…
龍さん、ごきげんよう…!
天狗岩明神さま、今日も来ました…!
ぉかげさまで、今日でぉ山に来て五十回めなんです…!
ぉきつねさまもごきげんよう…!
五十回目の摩耶山頂です…!
観音道につながる道のきのこは、今週も生えたままです…
ぁ、霜柱…!
私、本物は初めて見るかも…!
霜柱のことは、父が書いた自然絵本で読んだことがあるきりです…
雪の王女さまと氷の王子さまといっしょに、冬の自然の世界をぼうけんするぉはなしです…
きれいな六角形…!
霜柱は地上が0℃以下で、地中が0℃以上のときにできるんだそうです…!
ぇっ、ぉ父さん新潟にぃたころ、霜柱、見たことないの…?
「霜柱が立てば晴れ」とぃうそうですが、霜柱の発生条件は、放射冷却の発生しやすい、風のないよく晴れた夜だとぃうことです…
「霜柱が立てば晴れ」とぃうそうですが、霜柱の発生条件は、放射冷却の発生しやすい、風のないよく晴れた夜だとぃうことです…
新潟は晴れの日が少ないのと、雪が積もってぃることが多いので、霜柱は立つことができないのだとか…
五十回めの掬星台です…!
雨の日も風の日も、霧の日も雪の日も、日照りの日も、毎週がんばって登りました…!
マヤカンこと摩耶観光ホテル跡がよく見えます…
そぅぃえば、ぉ父さん、「ひだまりスケッチ」に掬星台が出てくるとぃう話、書いてたよね…
ぃつもの星の駅に近い東側の展望台より、西側の展望台のほうが、イメージに近いかも…
左の峠に建つのが摩耶観光ホテル跡、右端の三角屋根の建物がロープウェイ駅「虹の駅」です…
掬星台の東側の展望台は、ベテラン向けの「山寺尾根ルート」のゴール地点です…
もしかして、「ノリスケ殿」の乃莉ちゃん、この道を登ってきたの…?
まさか…ですよね…
ぁ、猫さん…!
こんにちは…
ぁなたには、5月に会ったことがぁるよ…
ふふ、ぉぼえてないよね…
ね、あそぼ…
こわくないよ…
ふふ…「偵察」に来ました…
マヤーちゃんは白黒、この子は黒白だけれど、親戚なのかも…
ね、ぁなた、白黒猫の女の子、知らない…?
いまはぉ山の中腹の峠茶屋とぃう場所にひとりで住んでぃるんだけれど、生まれたのは、たぶんぁなたと同じ掬星台だと思うの…
「………」
そっか、知らないか…
ごめんね、呼び止めちゃって…
風邪ひかないように気をつけてね…
椿はもう終わりかけです…
ぉ父さん、いまの子、無口な猫さんだったね…
マヤーちゃんが人懐っこいから、新鮮だったかも…
マヤーちゃんにもぉ母さんときょうだいがぃたんだよね…
狩りも上手そうだし、トイレのあと始末もちゃんとしてるし、人への甘え方も知ってぃるし…
子猫のころのマヤーちゃん、かわいかったろうなぁ…
どうして群れから離れて、ひとりで暮らしてぃるんだろう…
ぉ父さん、椿の下のベンチで、ぉやつにしよ…
ぉやつも終わったので、そろそろ下山です…
ぁ、さっきの猫さん…!
見送りに来てくれたの…?
ふふ…まだぉ山の上は冬なのに、こんな夕暮れに来る「にんげん」も珍しいよね…
写真撮らせてくれるかな…?
ぁ、記念碑のオブジェのところに移ってくれた…!
ポーズを取るのが上手だね…!
はぃ、チュール…!
無口でしたが、なかなかサービス精神旺盛な猫さんでした…
それでは、下山します…!
ぉ父さん見て、弘法清水が復活してる…!
よかった…これで渇水記録は十四週でストップです…!
まずはひと安心です…
旧天上寺まで降りて来ました…!
日没までには下山できそうです…
マヤーちゃん、ぉ待たせ…!
「みゃん!」
ぁのね、さっき、掬星台で、マヤーちゃんとぁべこべの黒白猫さんに会ったの…
もしかして、きょうだいだったり、ご親戚だったりするのかな…?
私、昔の掬星台の写真で、マヤーちゃんに似た白黒猫の子猫ちゃん、見たことがぁるんだ…
マヤーちゃんも、掬星台で生まれたんだよね…
「にゃにゃにゃ」
え…?
「みゃんみゃにゃーん」
女の過去を知りたがるなんて、もてない男みたいなまねしたらだめ…?
マヤーちゃん、おとなの女性だなぁ…かっこいい…
「にゃ」
ぁ、「プライバシー」を詮索しちゃって、怒っちゃった…?
「みゃん」
怒ってなんかない…?
「みゃんみゃんみゃん!」
ぅん、マヤーちゃんのぃうとおりだよ…!
Tomorrow is another day……だね…!
マヤーちゃんは、やっぱりおとなだなあ…
ぅん、私もマヤーちゃんを見習って、毎日をたのしんで、明日は今日よりたのしい一日にしてみせるよ…!
今日はマヤーちゃんの「ひとり遊び」の時間を「見学」させてもらいました…
私のことなんて、忘れたのかなって思って「帰るよ…!」と声をかけると、「にゃん!」と大急ぎで走ってきて、私の行く手を阻み、ぐるぐるぐりぐりして、「もふもふ」させてくれて、「もふもふ」に飽きてプイと離れたと思うと、また近くで遊び始めるのです…
この繰り返しが、かわいすぎて、幸せすぎて、日没前には大阪に戻れるスケジュールだったのが、登山口までたどり着けるかどうかも、微妙になってしまいました…
猫さんは夜行性と思いこんでぃましたが、「薄明薄暮性」で、明け方と夕暮れに活動が活発になるのだそうです…
里暮らしの猫さんしか知らなかった私は、山の大自然の中で自由に伸び伸び、元気に遊び回るマヤーちゃんに、感動してしまいました…
日没時間が迫って来ました…
マヤーちゃん、今日もぁりがとう…
そろそろ日が沈むから、私、帰るね…
「みゃん、みゃん」
ぅん、マヤーちゃんもぉ休み…
風邪ひかないでね…よかったら、ダンボールべッドも使ってね…
またね…!
「みゃん!」
ぁ、マヤーちゃん!
「みゃん、みゃん!」
ぅん、今週の土曜日、必ず来るよ…!
久しぶりに土曜日なのはね、日曜日は、ぉ山の向こうの「たんば」に行くから…
わざわざ見送りに来てくれてぁりがとう…!
…マヤーちゃんは、このあと、谷に向かって、風とともに去りぬ…でした…
やはり「廃墟の女王」マヤカンが、ぉ山のプリンセスのぉ城なのかもしれません…
ひこちゃん、かぶちゃん、今日は二十日ぶりにマヤーちゃんとたくさん遊べたよ…!
ぉ山のみんなのぉかげだね…
ぁりがとう…!
また来るからね…!
あおぞら展望所が、ゆうぐれ展望所になってぃます…
十三丁ベンチまで降りて来ました…
ね、ぉ父さん、前にこの横道から五鬼城展望台に降りて行った人たちがぃたよね…
この間、ぉ父さんが休んでぃる間に途中まで見に行ったら、標識もぁったし、ちゃんとしたルートだと思うんだ…
もう夕暮れだけれど、「ぼうけん」してみない…?
今日はマヤーちゃんや、マヤーちゃんの家族かもしれない子に会えて、しあわせすぎて、歌を歌いたい気分なんだ…
この道なら、もう誰も上がってこないと思うし、ぃいよね…
〽あるこう あるこう わたしはげんき
ぁ…道が2つに分かれてぃる…
どうしよう…
どちらもケーブル駅方面に出るようだけれど…
どっちから行こうか…
今日は右から行ってもぃい…?
神戸のまちの夕暮れです…
ぁのね、ぉ父さん、トトロの「さんぽ」を歌ったけれど、マヤーちゃんに会えないあいだは、「まいご」を思い出して切なくて悲しくて、胸が締め付けられるようだったんだ…
どんな歌って…
ぉ父さん、忘れちゃったの?…
〽かくれんぼが だいすき なきむしの あまえんぼ
へんじして おねがいだから
きえてしまったちいさな子 どこかしら
ぉそまつさまでした…
ぇ、やっぱりぃい歌だって、忘れたふりしてぃたの…?
むぅ…私の歌を聞きたからだって、「おだてとモスラ」にゃ乗らないよ…?
でも、この道、ハイキングを始めたとき最初に登った五月山の「炭焼小屋コース」に似ているね…
峠になった場所に、展望所がぁりました…!
五鬼城展望公園…?
神戸高校側からは二番目、ケーブル駅からは最初の展望台が、五鬼城展望台だと思ってぃたのですが…
展望台と展望公園で、また別なのかも…
所々に親切にベンチがぁります…
ガサガサ…?
ぁれ…?
イノシシさん…!
そうぃえば、このあいだ、イノシシさん家族が私たちを見下ろしてぃたのも、この辺だったような気がします…
ぁまり人が通らないので、夕方はイノシシさんのテリトリーのようです…
ぉかあさんイノシシと、若いイノシシのさんにんでしたが、若い子たちは、父が「こわい声」を出すと、すぐ逃げて行きました…
しかし、「肝っ玉かぁさん」のぉ母さんイノシシだけは、私たちをずっと見ています…
イノシシのぉ母さん、またぉ会ぃしましたね…
ぉなかの赤ちゃんは元気ですか…?
そんなことは、どうでもぃい…?
赤ちゃんがしんぱいなら、たべものを、よこせ…?
ぁの猫とは「ぶなまつり」を楽しんでいたくせに…って…
ぇっと、「ぶなまつり」じゃなくて、「ひなまつり」ですが、なんでそのことをご存知なのでしょうか…
カラスさんに聞いたのですか…
イノシシさんのネットワークは、すごいですね…
ところで、そろそろぉ山を降りたいので、道を譲ってぃただけないでしょうか…
…ぇっと、ぉ父さん?
ことばでなく、こころで語ることがたいせつ…?
私も、こころをこめてぉ話ししたつもりだったんだけど…?
…父は私の前に立ちはだかると、リュックのサイドポケットから農作業用の剪定ばさみとスコップを取り出し、両手に持つと、リュックを地面に下ろしました。
「イノシシさんに乱暴したらだめ!」
と、私が叫ぶと、
「それはあいつ次第だな」
と、父は笑い、トトロの「さんぽ」の替え歌を歌い始めました…
〽︎食べよう 食べよう 私はグルメ
イノシシ大好き どんどん食べよう
チョカツ チョテキ ボアカレー
牡丹鍋には ピリ辛ざんしょ
ロースを焼いても おいしいよ
イノシシのぉ母さんは、父の気迫に根負けしたのでしょうか…
谷のほうに消えて行きました…
ぇ、ぉ父さん…?
おもしろかったかって…
おもしろいわけないじゃん!
最低最悪の歌詞だったよ…!
でも、咄嗟に歌詞を思いつくところだけはすごいかも…
ボアカレーのboarはイノシシだけれど、チョカツやチョテキの「チョ」は「猪突猛進」の「チョ」…なのかな?
カレーは、ビーフ、ポーク、チキンとみんな英語だけれど、カツとステーキは「豚カツ」「豚テキ」と漢字だもんね…
十三丁ルートからの出口に到達しました…!
私たちが「かんなぎ展望所」と呼んできた場所に出ました…
「難路」と書かれたこの場所に出るものばかりだと思ってぃたのですが…
このルートもぃつか挑戦してみたいです…
ぉ花の方、今日はぉ疲れさまでした…
今日はごゆっくりぉ休みください…
駅前のローソンまで戻ってきました…!
父の職場で、新型コロナウイルス感染症に罹患した人が出てしまったので、今週は駅前のぽーとさんには寄らず、マスクをしたまま、このまま大阪に帰ります…
今日は最高のひなまつりでした…!