新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

摩耶山Diary68th 赤いスイートピーを聴きながら

2024年06月25日 | れんのハイキング日記


6月15日の土曜日も、摩耶山に登りに来ました…!

今日は少し早起きですが、父は例のごとく昨夜飲みすぎて、ふつかよいです…


すごくいい天気…!


今日の青谷川公園にはぃつものぉ花が飾ってぁりませんでした…
シャンプーちゃん、さびしいね…
ぉ姉ちゃんといっしょに、ぉ山に遊びに行かないかな…?
今日はロープウェイとケーブルで降りるよ…


シャンプーちゃんのぉ父さん、お病気なのかな…
少し心配です…はぃ


でも、今日もあじさいがきれいでした…


ピンクのガクアジサイ…!


オレンジの花はひめおうぎでしょうか…
オニユリも水仙もかわいい…



このうすむらさきの花は、ヒメアガパンサスのようです…



いつも目の前を通る、Café de 佛蘭西 です…
ハンバーグランチ、いつか食べてみたいかも…


今は神戸高校に向かう石垣の道です…
こんな場所でも元気に花が咲いてぃますね…


かわいいぉ花を咲かせる、要注意外来種のランタナが生えてぃた場所です…
根っこがものすごく固くて、父はランタナを抜こうとして、手をすべらせて道路に転がり落ちてしまいました…
ランタナは生命力が強くて、何度抜いても、また生えてくるのです…



もうすぐ神戸高校です…



今日はスーツ姿の若い人が多いな…と思ってぃたら、神戸高校は「兵庫県公立学校教員採用候補者の選考試験会場になっていたようです…
試験開始は、9時50分からです…みなさん、がんばってくださいね…



観音さま、今日もよろしくぉ願いします…!



麓のうぐいすさんの歌声は、「ふーふけきょ」「はげちゃびんあ」「ほーほぺきょ」とフリーダムで、かわいいです…
やんちゃな男の子がフリー・ジャズのように、口笛ででたらめなメロディを吹いて楽しんでぃるみたいです…



観音寺川の渓流は今日も清冽です…
 

階段のところまで来ました…
 

見てください…先週まで壊れてぃた場所が直ってぃました…
 


ボランティアの方が直してくださったようです…ぁりがとうございます…!



ぉ父さん、疲れた…? だから飲み過ぎ注意だよ…
十三丁ベンチで休ませてもらお…
さっきの鉄棒広場、クマバチさんが「ぼくのなわばりをあらすな」ってブンブン怒って、ちっとも休めなかったもんね…

うぐいすさんの歌声、きれいだね…「ふぃーふぃふぃ」とか「ぴぴぴょ」とか、おもしろい鳴き方してるけど…
カラスさんも朝から元気です…
 


十三丁ベンチから100メートル歩いた先の道しるべです…
険しい岩道で、むかしの父は「まだ100メートルしか進んでないのか」とぼやいてぃたものですが…
ここまで来れば、あおぞら展望所はもうすぐそこです…
 


あおぞら展望所です…!


ひこちゃん、かぶちゃん、今日も来たよ…!

今日はまやビューラインで降りて、午後には五月山に行く予定なんだ…
五月山のふもとの池田城の白百合が、いま見ごろなの…!



分岐点に来ました…
左が上野道本道、右がケーブル・ロープウェイ虹の駅のルートです…
先週は虹の駅ルートで登りましたが、今日は上野道本道で行きます…
 

少し急ですが、歩いてぃて気持ちのぃい木漏れ日の道です…
 

ここが山門まで六丁の道しるべかな…
この先に残り五丁の道しるべもぁった気がするので…
とぃうことは、上野道と虹の駅ルートの分岐点から出口の峠茶屋跡までは、200メートルほどですね…
前はもっと距離がぁるように感じましたが…
一円玉がたくさんぉ供えしてぁります…



きのこ…!

去年はこの道で「赤い森の妖精」とぃわれる、タマゴタケを見つけたんですよ…!



保養施設「摩耶花壇」を造ったときのものでしょうか…
苔むした歴史感のあるコンクリートの基礎が見えてきたら、出口はもうすぐそこです…
 

この上が摩耶花壇です…


石垣が見えてきたら…


視界がひらけて、峠茶屋の入口です…
今年も出口のアジサイはまだ咲いてぃないようですね…


峠茶屋のぉ地蔵さま、今日もよろしくぉ願いします…!


神戸の海と街の眺めです…
今日は少しガスが出てぃますね…


あじさいがきれいです…

この峠茶屋には、ぉ友だちが住んでぃます…

マヤーちゃん、あそぼ…!


「まやーん」

マヤーちゃん、ごきげんよう…!


ぁ、ごろごろだね…!


すごーい!


「まやん?」

ふふ、マヤーちゃん、今日もかわいいよぉ…!


「にゃん」

かわいくなんて、ない…?
ふふ、照れちゃってかわぃい…


「みゃん!」

ごめんね…恥ずかしいせりふ禁止…?



「まやん?」

ぅん、いまは私も夢に向かって勉強中だよ…!



「まやん…」

ふふ、マヤーちゃんは、勉強なんかしたことない…?

私たち人間は、猫さんほど強くも賢くもないから、「勉強」が必要なんだ…


「みゃん」

そうだね、人間って不自由な生きものなんだ…

ごめんね…夏休みになったら、私、今よりはぉ山に来る回数は今より減っちゃうんだ…でも、必ず遊びに来るからね….
ぉ父さんは、毎週来るそうだから、甘えてあげてね…

「にゃん!」

ふふ、そんなこといわないであげて…ぉ父さんもマヤーちゃんが大好きなんだから…仲よくしてぁげてね…


「みゃん」

ぅん、マヤーちゃん、ばいばい…

来週もまた来るからね…


峠茶屋のあじさいです…

摩耶山のプリンセス・マヤーちゃんは、ほんとうにすてきな場所で、自由に優雅に暮らしてぃます…

冬の環境は過酷ですから、心配でならないのですが…

しかしマヤーちゃんは雪も雨もへっちゃらで、ハイカーさんたちにごはんもしっかりおねだりして、冬のあいだはぷくぷくだったんですよ…


峠茶屋から山門まで四丁、最初はなだらかな下り道です…

200メートル足らずですが、ずっと登り詰めだったので、ほっとひと息つける道です…


なだらかな道は最初だけで、残り2丁は登りです…
残り一丁の道しるべです…


山門の手前にぁる看板です…
「人の世は闇に迷路に山に坂 目でゆくよりも心で歩め 光月」
と、書いてぁります…


山門前にぁる、コンクリート製の水槽のあとです…
「ヤメア」とコンクリートに刻んぁるのが、この写真でわかるでしょうか…
右から読んで「アメヤ」です…
ここには「上のアメヤ」とぃわれたぉ茶屋さんがぁって、この水槽で冷やしたラムネやスイカを冷やして、天上寺の参詣客に販売してぃたそうです…

ちなみに、今はマヤーちゃんが住んでぃる峠茶屋跡は、「下のアメヤ」と呼ばれてぃたそうです…

「アメヤ」の名の由来は、「猫のふん」とぃう名前の、猫のふんに形が似た豆入りの芋飴が名物だったからだとぃうことです…

摩耶山を舞台にした泉鏡花さんの『峠茶屋心中』には、猫のふん(こちらは本物なのです)を売る、摩訶不思議な峠茶屋が出てきます…

父の考えでは、1917年発表のこの作品が話題になって、「ネタにマジレス」で、摩耶山で「猫のふん」という新商品が誕生したのではないかとぃうのですが、確証はぁりません…

父の考えに興味がぉぁりの方は、こちらのエントリをご覧ください…


山門の仁王門に着きました…

1976年の天上寺の火災でも、この仁王門だけでも残ってほんとうによかったと思います…

山門前には「下乗」と刻まれた大きな石碑がぁります…ここでどんな偉い人も乗り物を降りて歩きなさいという通告ですね…

ぉ釈迦さまのぉ母様の摩耶夫人(まやふにん)をぉ祀りする天上寺は、比叡山、高野山に次ぐ規模を誇り、皇室からも将軍家からも崇敬されたそうです…

江戸時代には、毎年、徳川将軍の名代で、紀州公が参詣したのだとか…

紀州公も、これから先の長い石段を自分で歩いたのですね…

父によると、輿に乗ってぃるのも、結構、しんどいらしいですから、お殿様もときどきは自分で山道を歩いたそうです…

そういえば『目黒のさんま』のぉ殿様は元気で、家臣たちよりかけっこも早いですね…

山門に入ろうとすると、まるで私たちを歓待するかのように、神戸港から汽笛が鳴り響いてきました…


石段の途中にも、旧天上寺の貴重な遺構が残ってぃます…



うぐいすさんの美しい歌声に癒やされながら、長い石段を登っていきます…


今日も摩耶の大杉さんにごあいさつしていきますよ…!


とても気持ちのぃい道です…


かわいいコアジサイです…


参道では、若いぉ母さんと女の子が、ランチしてぃるところでした…
旧天上寺の史跡公園や掬星台まで、待てなかったのかな…?
それともこの場所が気に入ってくれたのでしょうか…
ぅん、この道、とってもすてきでしょ…?


摩耶の大杉さま、ごきげんよう…
毎週、ぉ山に通ったぉかげで、一度ならず二度も死のうとした私も、生きる意味や目的を見つけることができました…
生きてこそ、ですね…
夏休みに入ったら、ぉ山に通える機会は少なくなってしまますが、これからもどうぞ私のことを見守ってください…


きれいな青空…
もうすぐ旧天上寺です…


旧天上寺に着きました…!


今週もツツジが出迎えてくれました…


太閤秀吉さんゆかりとぃう尾桐明神社跡を過ぎると…


白山権現、熊野権現、愛宕権現をお祀りする三権現社跡です…
ここで摩耶山頂に向かう左の奥の院ルートと、掬星台に向かう右の観音道に分岐します…

父の生まれた新潟には、白山神社がぁって、無神論に徹する父にもなつかしい権現さまのようです…
越の国から遠く離れた摩耶山でも白山権現が祀られてぃたことに、父は驚いてぃました…やはり修験道の聖地だからでしょうか…


奥の院跡に到着しました…


山頂の天狗岩明神さまと龍さんの切り株です…


天狗岩明神さま、今日もぁりがとうございました…


ぉきつねさまも、ごきげんよう…!


今日は山頂まで135分…マヤーちゃんと遊んでぃた時間もぁったとはいぇ、また、2時間を越えてしまいました…
ぉ父さん、飲み過ぎ注意だよ…!


掬星台に降りる山道に、コアジサイが咲いてぃました…!
掬星台からは、笛の音が聞こえてきます…
昨年夏に掬星台で吹いてぃた人でしょうか…


掬星台では、今日もツツジが出迎えてくれました…


掬星台の看板に、ぉさるさんがぃる…!
今日は月に一度のフリーマーケット「リュックサックマーケット」のようです…

残念ながら、笛の音を聞くことはできませんでした…
そのかわりに、大音響で、「懐メロ」を流してぃる人がぃました…フリマの出展者のぉ一人なのでしょう…

元彼氏さんの結婚式に出席した女性が、最後に「くたばっちまえ アーメン」とぃう内容のぉ歌でした…

「ふむ。sugarの『ウェディングベル』だね」と、父がぃいました…

父が若いころに流行った歌のようです…

「なつかしい…?」

「酒場で聞いたらそう思うかもなあ」

と、父は苦笑いしました…

風の音、川の音、鳥やカエルや虫の声、そして静寂を楽しみに山に来ている父は、ぉ山に懐メロソングを大音量で流す人たちの存在は、苦手なようです…



リュックマックマーケットは盛会のようですね…


雲が出てぃますが、今日の掬星台の眺めです…!


ここが掬星台の看板に、おさるさんグッズを提供したぉ店のようです…
たくさんのぉ客さんがぃました…


みんな、ぉ疲れさま…
今日は池田の五月山に行くから、ぁんまり時間がないけれど、ぉ茶を飲んで休憩してぃこうね…
でも、このあと、ぽーとさんに寄るから、ぉ昼ごはんには期待してぃて…!


それでは、ロープウェイで下山します…
今日はモリアオガエルさんの緑カラーの「ひこぼし」号です…


ロープウェイはゴンドラなので、乗務員の方は同乗しません…
スタッフの方が、操作盤開いて、スイッチを押すと、出発進行です…


向こうから「おりひめ号」がやって来ました…!
まやビューラインは、臨時便を除き、1時間に3回運行です…
まやビューラインのひこぼしとおりひめは、一時間には、3回はすれちがうことができるのですね…


おりひめ号が通り過ぎて行きます…


ロープウェイ駅からケーブル駅までは、80メートルほど下に歩いて降ります…
これは、ケーブル駅・虹の駅の前の展望台、千万弗展望台です…

私、ここからの神戸の海と街の眺めも大好きです…
『ひだまりスケッチ』のEDで、関西出身の乃莉ちゃんが立っているのは掬星台とぃうのが定説のようですが、父によると、松の木があるこの千万弗展望台のほうがイメージに近いようです…
うぐいすさんたちがにぎやかにさえずって、私たちをやさしく出迎えてくれました…


ケーブル「虹あじさい号」は、海抜451メートルの「虹の駅」から、時速12キロで ケーブル下駅まで5分をかけて降りていきます…


今日のお供はコアラちゃんと…


わにさんです…!


トンネル前で、赤い夢あじさい号とすれ違いました…!


ケーブル車内のBGMは、松田聖子さんの『赤いスイートピー』です…
私の生まれる前、若くして亡くなった、父の母、すなわち私の祖母が大好きだった曲です…

「おばあちゃんの好きだった歌だね…」

と、私がぃうと、

「うん。そうだね」と、父も苦笑しながらうなずきました。

父に「ラブラブ」だった祖母にとって、この歌のちょっぴり気弱だけど、素敵な男の子が、父のイメージだったんだそうです…祖母は、大伯母さんやぉ友だちにそう「のろけて」ぃたんだと聞きました…

父の高校時代のクラスメートで、祖母のことも知る母は、苦笑しながらぃいました…

「あのお父さんが、相性が合わないはずの左翼の過激派に飛び込んだのも、あのお母さんから逃れるためかもね。逃げられるのなら、刑務所でもどこでもよかったのかも」

娘な私の目から見ても、父には気弱で、情に脆いところがぁります….

でも、私は、はそんな父の生き方が好きです…はぃ

こんなことをぃうと、また梨花ちゃんに「ファザコン」とからかわれてしまうかもしれませんが…

そんな亡母や愛娘の気持ちを知るや知らずや、スマホの画面を眺めてぃた父は、のんきに呟きました…

「ふむ。この『居酒屋しのぶ』ってなんだろう? 営業時間外だろうに、ランチでもやっているのかな」

スマホの「ぐーぐるまっぷ」のおすすめに、山に登ってぃる間から、摩耶山のぁる灘区のこのお店が、表示されて続けてぃるとぃうのです…
ふだんぉ酒ばかり飲んでぃるのが、「ぐーぐる」さんに筒抜けなだけだと思うけど… 


ケーブル駅に着きました…!
安全運行、ぁりがとうございました…!


駅には、赤いスイートピーが飾られてぃました…


ケーブル駅前のあじさいもきれいです…


今日はケーブル駅前の「まやむすび」も営業中ですね…

去年、きのこ観察会のあと、下山をご一緒した方をぉ連れしたら、午後3時閉店なのに、アイスコーヒー一杯で午後4時半まで粘ってしまったことがぁって…

「今度、ビールもじゃんじゃん頼んで、元を取り戻すよ」と父はぃったのに、再訪はかなってぃません…

この日もこのあと、五月山に登る予定だったのですから、せめておにぎりくらい買っていけばよかったですね…


坂バスがやってきました…



王子公園駅南口で降りて、まだランチタイムのはずの東口改札前の「ぽーと」さんをめざします…

「ぁ…ここ…」

父のスマホにずっとおすすめされてぃた「居酒屋しのぶ」です…
王子公園駅のガード下のぉ店でした…ランチはやってぃないようでしたが…

ぉ酒が大好きな父は、ぽーとさんに寄った後に、「しのぶ」さんにも来てしまうのかも…


ぽーとさんに到着です…!


午後1時半過ぎの到着でした…

「なんや、今日は昼かい。2時には店閉めるで?」

それでぃいから、ラーメンだけでも食わせて、これから池田の五月山に行く予定だからと父がぃうと、さすがのマスターも呆れ顔でした…

ぉ昼のぽーとさんは、ラーメンとチャーハンと餃子セットで、730円の激安ランチセットが名物です(4月までは630円だったんですよ…!)

今日はこの後も山歩きなので、あっさりとぉ昼も済ませたくて、大好きなワンタン麺をお願いしました…午後2時までには作り終え、食べ終えられるはずですから…

今日もマスターはワンタンを一枚ずつ、丁寧に仕込んでくれてぃました…このワンタンが絶品なんです…

ぁ、ぉ父さん、生ビール頼んでる…! ぉ山で足がふらついちゃうよ…! 
これくらいなら大丈夫…? 全くもう…

マスター、ごちそうさま…! 今日もぉいしかったです…!

それでは、池田城に白百合を見に行って、五月山に登りにいきます…!

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