舟はごく小さく人の力で動かすふねです。 艇は小型のふねで短艇、艦艇などとつかわれます。 船は小型から大型のものまでもっとも広くつかわれています。
ふむ。なるほど。
先日、たまたま眺めていた時事通信社の『用字用語ブック』の「船」と「舟」の使い分けも同じでした。
しかし、「舟」の用例に合点が行かないものがあったのですよ。「小舟」「ささ舟」「刺し身を入れた舟」はわかります。でも、ノアの箱舟って?
世界中の生きもののつがいをひと組ずつ乗船させたわけですから、超巨大な船だったのではないでしょうか?
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れんちゃんの愛読書、リスベート・ツヴェルガー画の『ノアの箱舟』です。画像が小さくてわかりづらいかもしれませんが、象やサイが船窓から顔をのぞかせていますよ?
わが家にあるのは英語版ですが、この絵本はおすすめ。動物がかわいい。大雨のなか、ケンタウロスやユニコーンが逃げていたり、水底に沈んだ街をリュウグウノツカイがひらひら泳いでいたりするのもおもしろいです。
本の一部を写真に撮ってご紹介したかったのですが、仕事が忙しくて、ちょっと無理でした。またの機会に。ツヴェルガーの『不思議の国のアリス』より。
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