ごきげんよう、れんです…!(私については、こちらの記事をご覧ください)
6月17日の土曜日は、前にもご報告したとぉり、摩耶山に登り、六甲山最高峰まで歩いて、有馬に降りて、温泉に入って帰ってきました…! この日歩いたのは、地図上では、街中もふくめて、25キロほどのはずなのですが、iPhoneの万歩計では32キロ歩いたことになってぃました…はぃ。
この日の目的は、「摩耶の森クラブ」さん主催の「水辺の生き物観察会」に参加することです…!
ハイキングを始めて3か月、まだ鳴き声しか聴いたことがぁりませんが、渓流に住むタゴガエルさんやカジカガエルさんのことを、もっと知りたいと思ってぃた私に、「渡りの舟」のイベントでした…!
「星の駅」でぃただいたパンフレット『マヤ暦』6月号でこの観察会を知った私たちは、早速申し込んだとぃうわけです…はぃ。
集合場所は、摩耶山頂の展望台、掬星台の東屋です…。
今日は早起きして、イベント開始1時間前には、到着できました…。
ぁれ…?
掬星台の看板に、ぃつの間にとびだしぼうやが…?
先週も、この子たち、ぃたっけ…?
先週の写真をみましたが、ぃませんね…。
掬星台の新たなニューフェイスです…はぃ。
受付時間の10時15分になったところで、東屋に行きました…。
この日の講師のY先生が、カエルさんを連れてきてくださいました…!
見てください、これがぁのぁこがれのモリアオガエルさんです…!
卵は見たことがぁりますが、ご本人は写真でしか見たことがぁりません…!
感動しちゃいました…はぃ!
こちらも、モリアオガエルさんです…。少し柄がちがうのが、わかりますか…? 少し黒ぶち模様でした…。
こっちはヒキガエルさんです…!
筑波の「ガマのあぶら」で有名な「アズマヒキガエル」さんです…。
ヒキガエルさんには、在来種のアズマヒキガエルさんと、移入種のニホンヒキガエルさんがいるのだそうです…。
「ふむ移入種がニホンか。渡来民の天皇や米帝や統一協会とベッタリの自民党のようなものだね」と、皮肉屋の父は笑ってぃました…はぃ。
繁殖期のヒキガエルさんは、動いてぃるものにはとりぁえず抱きつく(包接)の習性がぁるそうで……
ヒキガエルさんがオスかメスかどうか見分けるには、とりあえず掴んでみるといいのだそうです…。
オスのヒキガエルさんは、自分が掴まれると、「僕は女の子じゃないやい!」と「コッコッコッ…!」と、鳴き出すのです…。
でも、その鳴き声が、まるで小鳥さんのようで…! あのいかめしい顔に似合わず、かわぃいのです…はぃ! 参加者のみなさん一同、「かわいい~!」とメロメロになってぃましたよ…?
ヒキガエルさんの歩く姿もかっこよかった…!
一歩ずつ確実に、ゴジラさんみたいで、かっこよかった…!
しかしヒキガエルさんの体表には毒がぁります…。
父が小さかったころには、まだ毒蛇と認識されていなかったヤマカガシさんが、今は毒蛇にリストアップされてぃるのも、ヒキガエルさんを捕食するうちに、毒性を身につけてしまったようです…はぃ。
マムシさんやハブさんは前の牙、ヤマカガシさんは口の中の奥の牙で、深く咬まれなければだいじょうぶとぃう違いはぁるようですが…。
とりあえず、ヘビさんを見たら、刺激しないように、その場を離れてください…。
父は吉村昭さんの小説で知った、ウシガエルさんの毒問題について、先生に聞いてみたかったようですが、周囲の方に遠慮して自粛してぃました…。
別名・食用ガエルのウシガエルさんですが、後足以外は利用されることはぁりません…。残りの部分を再利用するために、ためしに豚さんに与えたところ、豚さんはみんな死んでしまったのだそうです…。父は養豚業にも少し関わってぃますから、この話はインパクトがぁったようです…はぃ。
見てください…! モリアオガエルさんの卵です…!
ぇっ…? 触ってもぃいんですか…?
私も触らせてもらいました…!
父はカマキリの卵を思い出したようですが、私は発泡スチロールのようだと思いました…。まるでメレンゲのようで、雨が降るとこの泡が溶け出し、池に落ちるのだそうです…。
写真では分かりづらいですが、高さ10メートル近くの場所にもモリアオガエルさんの卵がぁります…。
基本は木の枝ですが、池の水辺に産み付けられた卵もぁって、場所はぃろぃろです…。田んぼのあぜに泡の卵塊を産みつけるシュレーゲルアオガエルさんかと思いましたが、ちがうそうです…。
「ぁの…モリアオガエルさんが卵を産む木の種類は、決まってぃるのでしょうか…?」
先生に聞いてみました…。
丹波の森にもモリアオガエルさんがぃるそうで、みんなの農園のビオトープにも木がぁったら来てくれるはずだと園長さんに聞いたからです…。
「見てごらん。卵があるのはみんな違う木だよ。強いていうのなら、細い枝の木を好むようだね」
なるほど…! ぉ父さん、細い枝の木、植えてみようね…!
わかりますか…?
私の右に見えている白いかたまりが、モリアオガエルさんの卵です…。
小さな人たちは、モリアオガエルさんのオタマジャクシや、アカハライモリさんや、ヤゴさんを網でつかまえて、歓声を上げてぃました…!
私も、モリアオガエルさんを見つけましたよ…!
私の右にいるのが、わかりますか…?
この子です…! 蓮の葉でのんびり休んでぃました…!
最初はアマガエルさんかと思いましたが(吸盤がぁり、アマガエルさんもモリアオガエルさんもなかまです)、モリアオガエルさんは肌がすべすべ、つるつるですね…。
「先生、ホタルがいます…!」
ほんとだ…! まさか昼間にホタルが見られるなんて…。私もびっくりしました。しかし先生によると、この子は光らない(光っても目立たない)オバホタルなんだそうです…。
よい写真が撮れなかったのですが、先週までわが物顔に泳ぎ回っていたとぃうミズスマシさんの話がよかったです…。
ミズスマシさんは、幼生時代はトンボのヤゴさんのようにエラ呼吸ですが、成虫してからは肺呼吸です…。しかし、変態後も水中で活動できるのは、羽根と体の間にすきまがぁって、お尻にあぶくになった酸素ボンベを付けながら行動してぃるからです…。
「人間が酸素ボンベを発明する前から、ミズスマシはこの方法で水中で生きてきたんですよ。すごいと思いませんか?」
先生はそうおっしゃいました…。ぅん、すごい!
見つけたヤゴが何トンボのヤゴか、先生と論争してぃた小さなトンボ博士は、将来が楽しみです(この論争そのものは、先生のお弟子さんが、スマホでぃろぃろ調べて、二人ともどちらやも誤りだと、論争に終止符を打ちましたが…)。
先生が問いかけてぃたことばが、とても印象に残りました…。
「きみ、目はいくつある? 二つや。口は? 一つやな。手は? 足は? せやろ、きみもカエルもなんも変わりあらへん。人間なんて、なんも特別な生き物やあらへんのやで」
先生もおっしゃってぃました。人間も、おかあさんのおなかのなかで、最初は原生生物、そしてエラ呼吸の両生類の幼生として育って、この世に生まれてくるんですよね。
私は、若いころの父がぉ世話になった、荒俣宏さんが博物学を志した理由を思い出しました…。父はむかし、出版業界で「荒俣組」とぃわれたグループの「三次団体」に属してぃたのだとか…(父のぉ師匠さんが、荒俣さんの担当編集者の先輩だったのです…)。
小さなころの荒俣さんは、家庭の事情もあって、壮絶ないじめを受け…
不登校になり、ひきこもりになってしまったそうです…
しかし図書館で図鑑に出会った博物学では、クモ・ナメクジ・ヒルなどの「下等生物」と、霊長類などの「高等生物」を区別することなく平等に扱うところに、感動を覚えたのだそうです…。
父にも、私にも…そんな部分ぁるかも。
「摩耶の森クラブ」の先生、ちいさなトンボはかせ、ボランティア、参加者ののみなさん、ぃろぃろ教えてぃただき、ほんとうにぁりがとうございました…! また会いしましょう…!