[6.11原発いらん!関西行動 第2弾] に、呼びかけ、賛同、そして参加、ご協力いただいた皆さま、本当にご苦労さまでした。特に陰で支えたくださった労組や市議の皆さま、ありがとうございます。
参加者総数はデモ最終で4500名となりました。
今後とも脱原発の実現めざして共にがんばりましょう!2011.6.12
ストップ・ザ・もんじゅサイトより転載
http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/
集会の最後で、「おそらく5000人を超えたと思います」という話もあった。
天神橋に向かう螺旋階段から公園を眺めて、人、人、人。こんな大きな集会は、大阪では久しぶりだ。
デモが出発するのに時間がかかり、途中であきらめて帰った人も大勢いたと思う。
集会には少し遅れて到着した。大阪キタ越冬実の方に、少しお話をうかがう。扇町公園で暮らす野宿者で病者のNさんが公園利用者とトラブルを起こし、警察に逮捕されたという。Nさんをめぐっては、議論はあるようだ。しかし仲間を見捨てない姿勢に感動した。わずかで申し訳ないが、カンパに協力させていただいた。Nさんに弁護士と、適切な治療と、支援を。あとでいただいたチラシを転載します。
福井からのアピールは、若狭明通寺住職の中嶌哲演さん。若い頃、お会いしたことがある。お元気そうで何よりです。
福島からのアピールの代読。
共産党・社民党の国会議員も登壇、民主党議員からもメッセージ(微妙な反応)。
俳優の山本太郎さんからもメッセージが届いていた。4月の御堂筋デモに参加していたとは知らなかった。
太鼓のパフォーマンスはよかったな。しかしデモの諸注意は気になる。「右翼や警察の挑発に乗るな。また挑発するな」というのはいい。しかし「初参加の人たちがまた来たいと思うようなデモにしよう。子供たちがこわいと思うようなことはやめよう」というのは、どうだろう。
辺見庸さんのWPN批判を思い出した。「平穏」「健全」「陽気」であろうとするあまり、最も大切な基本のことがないがしろにされている。
もし子どもについて語るなら、「保護者の方は、お子さんの手をしっかり握って迷子にならないように、また事故のないように周囲の大人も気をつけてください」ということではなかろうか。万が一、事故などがあったら、「また来たい」どころではない。急に走り出して、車線に飛びだす危険だってある。実際、危なかっしい子どもたちもいた。警官の規制をすり抜けた車両がデモ隊に割り込んでくることもあった。
『白雪姫』の「ハイホー」を「廃炉」に替えた替え歌も、アイデアはおもしろい。しかしフクシマの人たちの前で、その能天気な歌を歌えるのか。私には歌えない。
デモコースをバックして帰ってきた。在特会の話も、野次馬といっしょに少し聞いてみた。めちゃくちゃな内容で、話自体は取りあげる価値もない。民族派の野村秋介さんがこの連中を見たら、どう思うだろうかと考えた。生涯自分以外の誰も殺さなかった心やさしいテロリストに、不倶戴天の敵ながら、私は敬意と共感を抱いてきた。獄中句集はすばらしく、戦後最高の俳人の一人である。自決を知り、四十九日の間は、私も喪に服して酒色も肉食も断った。
デモ隊最後尾は関生の街宣車で、すれちがったのが17:30、周防町(すおまち)のあたりだった。解散地点の元町公園到着は、18:30を回ったのではないだろうか。ともかく関生支部の連帯旗がよく目立った。
中嶌哲演さんには、ある場所で講演をお願いした。しかし政治的でお勉強的なテーマになったことに、反発する仲間たちもいた。反論するわけでもなく、私語を続けていた。私は主催側として、無礼な仲間がいたことをお詫びした。
「いえ、私に話を聞いてもらう力がなかっただけです」と中島さんは静かに微笑された。
この人を見習おうと思った。政府や権力やマスコミのせいにしているうちは負けだと思う。遠方からだったが、またお会いできて、とてもうれしい。
批判めいたことも書いたけれど、この集会・デモを企画・準備いただいた方々に感謝。また参加者の皆さん、お疲れさまでした。またお会いしましょう。
参加者総数はデモ最終で4500名となりました。
今後とも脱原発の実現めざして共にがんばりましょう!2011.6.12
ストップ・ザ・もんじゅサイトより転載
http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/
集会の最後で、「おそらく5000人を超えたと思います」という話もあった。
天神橋に向かう螺旋階段から公園を眺めて、人、人、人。こんな大きな集会は、大阪では久しぶりだ。
デモが出発するのに時間がかかり、途中であきらめて帰った人も大勢いたと思う。
集会には少し遅れて到着した。大阪キタ越冬実の方に、少しお話をうかがう。扇町公園で暮らす野宿者で病者のNさんが公園利用者とトラブルを起こし、警察に逮捕されたという。Nさんをめぐっては、議論はあるようだ。しかし仲間を見捨てない姿勢に感動した。わずかで申し訳ないが、カンパに協力させていただいた。Nさんに弁護士と、適切な治療と、支援を。あとでいただいたチラシを転載します。
福井からのアピールは、若狭明通寺住職の中嶌哲演さん。若い頃、お会いしたことがある。お元気そうで何よりです。
福島からのアピールの代読。
共産党・社民党の国会議員も登壇、民主党議員からもメッセージ(微妙な反応)。
俳優の山本太郎さんからもメッセージが届いていた。4月の御堂筋デモに参加していたとは知らなかった。
太鼓のパフォーマンスはよかったな。しかしデモの諸注意は気になる。「右翼や警察の挑発に乗るな。また挑発するな」というのはいい。しかし「初参加の人たちがまた来たいと思うようなデモにしよう。子供たちがこわいと思うようなことはやめよう」というのは、どうだろう。
辺見庸さんのWPN批判を思い出した。「平穏」「健全」「陽気」であろうとするあまり、最も大切な基本のことがないがしろにされている。
もし子どもについて語るなら、「保護者の方は、お子さんの手をしっかり握って迷子にならないように、また事故のないように周囲の大人も気をつけてください」ということではなかろうか。万が一、事故などがあったら、「また来たい」どころではない。急に走り出して、車線に飛びだす危険だってある。実際、危なかっしい子どもたちもいた。警官の規制をすり抜けた車両がデモ隊に割り込んでくることもあった。
『白雪姫』の「ハイホー」を「廃炉」に替えた替え歌も、アイデアはおもしろい。しかしフクシマの人たちの前で、その能天気な歌を歌えるのか。私には歌えない。
デモコースをバックして帰ってきた。在特会の話も、野次馬といっしょに少し聞いてみた。めちゃくちゃな内容で、話自体は取りあげる価値もない。民族派の野村秋介さんがこの連中を見たら、どう思うだろうかと考えた。生涯自分以外の誰も殺さなかった心やさしいテロリストに、不倶戴天の敵ながら、私は敬意と共感を抱いてきた。獄中句集はすばらしく、戦後最高の俳人の一人である。自決を知り、四十九日の間は、私も喪に服して酒色も肉食も断った。
デモ隊最後尾は関生の街宣車で、すれちがったのが17:30、周防町(すおまち)のあたりだった。解散地点の元町公園到着は、18:30を回ったのではないだろうか。ともかく関生支部の連帯旗がよく目立った。
中嶌哲演さんには、ある場所で講演をお願いした。しかし政治的でお勉強的なテーマになったことに、反発する仲間たちもいた。反論するわけでもなく、私語を続けていた。私は主催側として、無礼な仲間がいたことをお詫びした。
「いえ、私に話を聞いてもらう力がなかっただけです」と中島さんは静かに微笑された。
この人を見習おうと思った。政府や権力やマスコミのせいにしているうちは負けだと思う。遠方からだったが、またお会いできて、とてもうれしい。
批判めいたことも書いたけれど、この集会・デモを企画・準備いただいた方々に感謝。また参加者の皆さん、お疲れさまでした。またお会いしましょう。
ほんでまあ、これだけは何か同意しちゃいますね。彼らが「外部」と向き合う時、修羅道にいるといつも思いますから。「寸鉄」なんかねぇ・・・。
>「創価学会を信じると阿修羅地獄に堕ちます」
その漫画、プロが描いたのもありますが、フライデーに本気の怨念がこもっている分、笑っているうちにひきこまれる人も、中にはいるんじゃないかなとは思います。
ざいとくは、差別糾弾闘争の劣化コピー版のさらに裏焼きだから軽いんですよね。
「教えてあげているのにまだわからないんですか!」
あー、何だかとてもなつかしいレトロな左翼の響き。これに返す一部おっさんの野次も何ともはや。ハルヒ風にヘーゲルを引用すれば良い教師は反面教師で、人の振り見てわがふり直せでしょうか。