新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

さよならアメリカ・中国・TPP (メモ)

2011年11月01日 | ニュース

 「どうかなあ?」と思うツッコミどころはいくつかあるんだけど、引用する箇所には同意。

「内田樹の研究室」
さよならアメリカ、さよなら中国
http://blog.tatsuru.com/2011/10/31_0943.php

 <TPPというスキームは前にも書いたとおり、ある種のイデオロギーを伏流させている。
 それは「すべての人間は一円でも安いものを買おうとする(安いものが買えるなら、自国の産業が滅びても構わないと思っている)」という人間観である。かっこの中は表だっては言われないけれど、そういうことである。>

 <TPPは「国内産業が滅びても、安いものを買う」アメリカ型の消費者像を世界標準に前提にしている。
 まさにアメリカの消費者はそうやってビッグ3をつぶしたのである。だが、それについての深刻な反省の弁を私はアメリカ市民たちからも、ホワイトハウス要路の人々からも聞いた覚えがない。>

<TPPの問題は「国民経済」という概念をめぐる本質的な問題である。
 そのことを乾杯のあとのシャンペンを飲みながら改めて感じた。
 もう一つ「中国での工業製品生産はもう終わりだ。これからの生産拠点はインドネシアだ」「これから『川上』の経済活動を牽引するのは中国ではない、インドだ」というのも、両方のエグゼクティヴの共通見解だった。
 中国の没落は私たちの予想よりもずいぶん早い可能性がある。>



最新の画像もっと見る