なまぬるい生活

エホバの証人 元二世のブログ

研究生を連れて野外奉仕に出てはいけない

2009年11月15日 14時08分56秒 | 一般記事
トントン♪

会衆に交わっている(出席している)、神権宣教学校に入校した女性と以前こんな会話をしました。

 「これから奉仕なんですよ。」
 「いいなぁ、私も奉仕に参加して、どんな様子なのか知りたい。」
 「奉仕に付いて行って見学したらいいんじゃないですか?」
 「付いて行くだけでもダメだって言われたんですよ。」


そんなルールがあったとは知らなかったので、その後にWTLで調べてみました。

その記事は、ものみの塔 1989年12月1日号 31ページにあって、「公の宣教を始める,バプテスマを受けていない人についての新しい情報からすると,研究生を誘ってしばらくの間一緒に宣教に携わり,業がどのように行なわれるかを見学してもらってもよいのでしょうか。」という長ったらしい質問です。

内容が少々分かりにくいですが、要は「バプテスマを受けていない伝道者」として認められていなければ、付いて行くこともできないということだそうです。

二世で幼い頃から野外奉仕に連れ出されていれば分かるのですが、そうではない人は野外はどんな反応なのか分からないと思います。

「奉仕会」での実演や「論じる」の問答集を見ると、家の人と普通に会話ができるかのように思うかもしれませんが、実際は挨拶程度で断られることがほとんどで、質問ができたとしても答えてもらえず、中には罵声を浴びせる人もいます。

僕も「訪問拒否」を作ったことが何度かあります。

見ず知らずの人間が突然やってきて、宗教の話をされても不機嫌になる気持ちは分かりますけどね。

そんな現場の様子を伝道者になる前に見学させ「こんな奉仕をする覚悟はある?」くらいの余裕があってももいんじゃないのかな、と個人的に思います。
伝道者になる人がいなくなっちゃうかもしれませんが。
断る!