球技における野球

先日、元サッカー選手の方を交えて話をしていた時の事です。当然の事ながら、子ども関連でも関わりが多い方々なので、子どもの頃から親しんだ野球という競技の話が度々上がりました。近所の野原等に於いて規定人数さえも集まらない中で、自分達の現状に合わせてルールを変更し、三角ベースという物資不足にも優しい形でゲームを楽しんでいた、近所にうるさい家があったりすると、何故かそこにボールを打ち込んだ場合はアウトになったり(笑)、人数が少ないながらも工夫をしながら楽しんでいたのは懐かしい想い出です。


そして、某超大国や日本ではメジャーである野球が、何故世界的にはメジャーなスポーツにならないのかについて色々とお話を聞きました。当然、どんなスポーツも突き詰めてゆけばそれなりの投資が必要である事には変わりがないのですが、単純に楽しみで始める時に必要な初期投資が野球には多く必要であるという事。当然、守備につく場合には素手では無理ですからね。


更にもっと大きな違いがあるとその方は言います。世界で非常にポピュラーなスポーツとして地位を確立しているサッカー、点を取る為にはボールがゴールに入らなければなりません。バレーボールでは、ボールが敵のコート内に落ちなければなりません。この様に、球技一般をみてみるとほとんどの競技はボールが到達する事により点が入る仕組みとなっています。所が、野球ではボールがスタンドに入ろうが、そのままでは得点となりません。あくまでも、攻撃側のプレーヤーがホームベースに帰ってきて点が入る仕組み。このルールの複雑さがなかなか受け入れられない原因なのではないかと話されていました。確かに言われてみると、野球のシステムって実は複雑ですね。


Editor CABEZÓN


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