用水路三昧

HG監禁からつかの間の解放。よって、用水路を攻略すべし。ここに、農閑期と灌漑期の定点観測的写真をご覧いただきましょう。ここは国立市谷保天満宮のすぐ近く。農閑期には水が流れることはありません。





現在は灌漑期なので豊かな流れがあります。










同じ場所から上流を見てみます。農閑期には、谷保分流系の湧水がささやかに流れるだけで、しかもその流れはすべて府中用水方面に流れてしまいます。





同じ場所の現在の様子。どうですか(笑)、溢れんばかりとはいいませんが、はるかに水量が多いことがわかると思います。このほとんどの水は、さらに西の方で多摩川から取水されたものです。今度、時間があったらその取水口も見に行きたいな・・・。





府中用水方面へは堰がもうけられていて、溢れた分だけが流れてゆきます。










さらに上流の農閑期の様子。湧水によるお湿り程度で、水の流れがある状態とはいえません。





現在は、溢れんばかりの水量があることがわかります。





そのちょっと下流の田んぼの脇にある用水路。初めて、水が流れているところを見ました。これには、ちょっとびっくり。てっきり、廃用水路だと思いこんでいたのです。










分倍河原古戦場のあるここには、何気なく二本の用水路が流れています。画面右側にはコンクリートで整備された新田川分流、左側は親水路として整備された旧新田川本流(以前の記事にもとりあげたところね)があります。ところが、人知れず比べものにならない水量がある新田川本流が、画面中央の地下を流れていることを知る人は、意外と少ないと思います。そして、この本流は灌漑用水としては用いられているものの、このまま暗渠を流れ続けて、是政多摩川に合流しています。せっかく豊かな流れがあるのですが、それを実感することが出来ないのはちょっと残念ですね。





Editor CABEZÓN

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