サルサバンドLATIN FACTORYのブログ
EL WEBLOG DE LATIN FACTORY
マルチケーブルのメインテナンス Vol.1

先日、現場での取り回しを効率よくするために、ko-shiからの提案もあり、マルチケーブルを導入しました。この時に導入したスピーカーやマイクなどと比べると、値段が音に響くわけでもない、ちょっと地味な機材になります。実際に手元に届いたものを見てみましたが、まぁ、とても感心したというか、、、
『よくこの値段で作ったな・・・』
と、感心することしきりであります。原価には、材料費以外に、当然のことながら組み立てる人件費も存在します。安く作るということは、その人件費がかなり削られているだろうな、、、ということは想像に難くありません。なので、
末永く大切に使っていく
ためには、それなりに手を入れておく必要があったのです。
系統数がむやみにあればいいというわけでもなく、現場での取り回しでは会場の都合で十分に時間をかけられないことがほとんどです。そんな時に、何十という系統があったら気がくるってしまいますね(笑)。というわけで、必要十分な数として12系統にしてあります。
このピンジャックは、リターン用。ミキサーからのシグナルをステージ近くまで伝え、パワーアンプを通してスピーカーをドライブしたり、などに使います。この製品は、このようにセンド側とリターン側を分けることによりコストダウンを図っているようです。このピンジャックも検査対象。
これらのキャノンコネクターはセンド用。直接ミキサーに接続され、マイクの信号を送ります。おそらくは、一番ダメージを受けやすい場所だと思われるので、重点的な検査対象とします。これらのたくさんのケーブルがまとめられているので、ケーブルにつまずいて転んだりなどは減っていくんじゃないかなぁ、笑いがとれなくなるけど( ´∀` )
こちらはステージ側のボックス。ここにそれぞれのマイクをつなぎます。金属製の箱は頑丈ですし、ケーブルとの接続もしっかりしていて、この部分が壊れることは、まずないと思われますが、一応、念のために、ここも一度だけ検査しておくことにします。
つづく
Editor CABEZÓN

