煙草と珈琲とお月様

趣向品は煙草と珈琲。
趣味は、星空観察。
星空の中でも、お月様が大好きな天体バカ。

19/01/19 視床(ししょう)脳内出血…。アレから8ヶ月が経ちました…。

2019-01-19 13:55:18 | 闘病記
※病気に伴う症状は、その状況により人それぞれです。ここに書かせて頂く病状は、我が家の事ですから、同じ病気を発症したからと言って、全てが同じではありません。


年末年始を挟んだ奥さんの闘病生活8ヶ月目は、いろんなことがあって、本当に忙しかったです…。

っと言うのも、小学校の先生をしている娘が歯の抜歯手術で入院したんですよ。
下の親知らず2本共、横向きに生えてしまい、さらに本来ならとっくに生え変わっているべき永久歯が出てこなくて鼻の鼻腔に食い込んでいた!って事で歯医者さんでは抜けない為に総合病院の口腔外科の先生に抜歯してもらうことになってしまいました。

12/25のクリスマスに入院して、翌日には全身麻酔をしての2時間半の抜歯手術でした。
抜歯後一週間、娘の顔は「食パンマン」のようになっていました。
娘の入院3日目には、奥さんの外出許可をもらって、娘のお見舞いに2人で出掛けました。
奥さんの病院から車椅子で最寄りのJRの駅まで行き、障害者手帳を窓口で提示して割引切符を購入。
2人で初めて車椅子を使って電車でお出掛けでした。
無事に病院に着き、娘の病室でお喋りをして楽しみました。

実は娘が入院した病院は、奥さんが倒れて救急車で搬送された病院でした。
抜歯手術の日、エレベーターで手術室迄移動するのですが・・・。
たまたま、奥さんがお世話になった脳神経外科の婦長さんと遭遇!
私も驚きましたけど、婦長さんも「どうしたの!」って驚いていました。
短い時間でしたが、奥さんの状態と翌日には娘のお見舞いに来る事を伝えたところ「是非病棟へいらっしゃい。みんな喜ぶよ!」って言われました。
なので・・・。
娘の病棟の婦長さんから脳神経外科病棟の婦長さんに連絡をしていただき「お礼」をしに家族3人でご挨拶に行ってきました。
たまたま最初に出逢えたのが担当看護師さん。
そして、あっという間に看護師さんや介護士さんが集まってきて、入院した頃の「寝たきり」しか知らない看護師さん達が奥さんを見て「車椅子に座っている!」、「元気になったね!」って。
私が介助して「立ち上がり」をさせたら「わぁ〜やっぱり大きいね!」って。
そう、ウチの奥さんは身長が170cmあるんですよ。
(苦笑)
15分程お邪魔して、全員の看護師さんや介護士さんにはお逢い出来ませんでしたが、お礼が出来て良かったです。

その後も、しばらく娘の病室でお喋りして、私と奥さんは近くのイルミネーションを見てから中華料理店で夕飯を食べて・・・。



奥さんと久しぶりの外食でした。

娘の3泊4日の入院で2箇所掛け持ちのお見舞いにヘトヘトでした…。

その後、暮れには12/31から1/2迄、一次外泊で奥さんが2泊3日で帰宅。

大晦日から年越し、そして初詣を家族3人で楽しく過ごすことができました。



そして・・・。

1/4・・・。

7/10に救急病院からリハビリ病院に転院し179日目・・・。

いよいよ老健施設(介護老人保健施設)にお引越しでした・・・。

担当看護師さんや担当介護士さんに見送られ涙の別れでした・・・。

30分程のドライブを楽しみながら老健施設へ到着。

入所手続きを済ませフロアーへ移動・・・。

ところが・・・。

周りを見て、奥さんが段々と無口に・・・。

そして・・・。

涙が溢れ出て・・・。

「家に帰る」・・・。

「家に帰して」・・・。

「もう少しリハビリ出来るから頑張ろう」って言っても泣くばかり・・・。

お年寄りばかりの施設なので、かなりショックが大きすぎたようでした・・・。

初日は、口も聞いてくれなくなり、数日間、食事も8割程しか食べなかったようです・・・。

入所して一週間程で、食事も食べ、リハビリも頑張るようになりました。

何故か?

その訳は、また改めて書こうと思います。

今、短期集中リハビリで「運動」、「作業」、「言語」のリハビリを日曜以外に1日一時間だけやっています。

歩行訓練も、今までのように動かない右足を介助されて足を動かすのでは無く、自分の体重移動で右足を振り出し歩く練習をしています。
とは言え、身体を支える介助は必要ですが、麻痺した右足を振り出せると、介助量も減りますので、今のリハビリを頑張って欲しいです。

新しい歩行方法を習っている関係で、私がリハビリ病院で習った歩行介助方法は、奥さんの頭(身体)が混乱してしまうので、一旦中断しています。

トイレは・・・。

私が居ると教えてくれるのですが・・・。
普段は・・・。
まだまだパットが外せません・・・。

痴呆は・・・。

相変わらず「出たり」、「出なかったり」の繰り返しですね・・・。

でも、痴呆の無い時の会話は、病気をする前の奥さんとの会話をと同じで楽しいですよ。

医学的にはどの様なジャッジになるかは知りませんが、私的には「ちょぉ〜スローペースな進化」は、まだしていると思っています。

老健施設への引っ越しで、少し平常心を失ってしまいましたけど、今はなんとか平常心を保って、リハビリを続けています。

さて、闘病生活もいよいよ9ヶ月目・・・。

少しでもいいから「進化」し続けて欲しいです。

では。
コメント (4)
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