個食(こしょく)とは家族に属する個人が、個人で食事を取ることである。または、一人ずつに分けられた個々の食品のこと。(Wikipediaより)
この言葉には あまり良いイメージはありません
団らんの欠如、孤立化、家族崩壊、栄養不良などなど
確かに 家族に限らず 大勢で食べるごはんは楽しいと思います
ごはんと一緒に 会話もいただく
伝えるもの 伝えられるものがある
他者の存在そのものに 温められる
気分が浮き立って 食欲が増す
楽しい時間
ですが 私自身は
一人で食べるごはんもまた 豊かであると感じます
いつもと違う 静かな空間
テレビもラジオも音楽も消して
黙々と 目の前の食べ物に向き合う
味わうからだがあることに感謝する
縁あって、これから自分のからだになってくれる命に感謝する
おいしいと感じられる状況にあることに感謝する
食べ物の向こうにいる人やものとも向き合う
命を育んでくれた人に 地球に
運んでくれた人やものに感謝する
静けさにさびしさを覚えたなら
いつもいてくれる存在に 改めて感謝する
みんながいて わいわいと騒がしく
楽しい気持ちに浮き立っていては ゆっくり感じ取れないこと
大勢での食事と個食
両方知っている方が 人生より豊かになるんじゃないかなぁと思うのです
・*・追伸・*・
でも もっと大切なのは
豊かさを感じるこころ ありがたいと感じるこころを育てること
なんでしょうね きっと
(それさえあれば どんな困難も怖くないのかもしれない・・・)