僕は名もない凡人でいたい

バイオリン オペラ 文芸 旅行 絵……そして、日常。白血病闘病記も

蔵王、じゃなくて遠刈田

2015年10月16日 | 旅行記
ホテル名に「蔵王」と付いてるからって、全てがあのにごり湯で有名な蔵王温泉だと思ったら大間違いなんですね。
そうと知らずわたしがやって来た湯治場は、こけし発祥の地と名高い遠刈田(とおがった)温泉。

橋には歓迎の大こけし

サイドにもこけしが整列する

ホテルのレストランにもライトアップされたこけし。

それにしても、ホテルは閑古鳥が鳴いていて、冬季は幽霊ホテルと化す映画「シャイニング」のような雰囲気でした。
(お化けホテルに来ちゃったかも!)とワクワクドキドキ
でもすぐに慣れました。

最終日前夜は、ホテルの食事をキャンセルして遠刈田温泉街の居酒屋へ。

ご当地【あんかけラーメン】は、薄い塩味。具はどう見てもおでんです。
わたしは好きだけど、うーめんと同様に好みは分かれそうだなぁ~

居酒屋では、地元の酔っ払い3人組とほぼ同席に。

 女性  「どおがっだのにんげんとだげはぜってえ、むすめどげっごんさせねえだぁ」
     (遠刈田の人間とだけは絶対、娘と結婚させないんだ)
 男性A 「そらそうだぁ、あっはははは!」
 男性B 「がぐりつはぜろじゃねえべや」
     (確率はゼロじゃないだろう)
 女性  「あんだんとこはばばあ2人もいるでねえか。しんせきになりだぐねえだ」
     (あんたのところはお婆さんが2人もいるじゃない。親せきになりたくないよ)
 男性A 「がぐりつぜろだぁ、あはははは!」
 男性B 「えへへ、いいでねぇがぁ」
 女性  「いんやありえねえだ、あははは!」

な、なんだか、すごい迫力(と内容)
3人は、大声で笑いながら闇夜に消えて行きました。

観光客が集まるリゾート地もいいけど、地元の方言が聞ける小さな温泉街も楽しいですね



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (MI)
2015-10-17 07:45:50
紅葉を見て、おいしいものを食べて、温泉に入って、幸せな旅をしましたね! それにしても、東北弁、よくわかりますね。 昔、初めて十和田湖に行って観光バスに乗ったとき、ガイドさんの説明は標準語でよくわかるのに、休憩時間にガイドさんと運転手さんがおしゃべりを始めたとたんに外国語としか聞こえなくなってびっくりでした。
返信する
MIさん (lib)
2015-10-17 09:49:34
あははは!本当に東北弁って外国語みたいですよね♪わたしは父が秋田出身なので、東北弁には馴染みがあります。でも、年配の方の激しい方言は難しく、わたしも祖母が話す秋田弁は理解出来ず、叔母の通訳がなければ会話が成り立たちませんでした。
十和田湖いいですよね。昔あそこでニホンカモシカに遭遇しました。最近は、十和田湖最深部の映像が初めて撮影されたと聞き、興味深く見たところです
返信する
Unknown (ken)
2015-10-19 02:08:58
山形の友人の配偶者様は生粋の山形の方で、方言で話してもらった時にホント何を話してるのか理解できなかったです。
Libertaさんは東北に縁があるのですね。
僕も父方の祖母が喜多方の出身で多少は縁があります。
返信する
kenさん (lib)
2015-10-19 08:00:05
kenさんは、喜多方にゆかりがあるのですね。
方言には、失ってほしくない魅力があります
簡単には真似できないし……
ん?タモリさんだったらマネできるかもしれませんね(笑)
返信する

コメントを投稿