秋が近づいてきました。
市民演奏家の人たちは、8月9月くらいからザワつきはじめ、10月下旬か11月上旬にはなにがしかの本番が入っていることが多いのではないでしょうか。
わたしも今年は、11月にヴァイオリンの本番がアンサンブル2本&ソロ1本が入っていて、練習する曲が多く、少々忙しくなってきました。
レッスンでは、モーツァルト4番を終えて、バッハのダブルコンチェルトを弾いています。
モーツァルトは、基本中の基本でとても勉強になりました。
モーツァルトはとても軽い感じで弾く音楽でした。
そのままの調子で、バッハを弾きました。
すると、バッハはもっとしっかり重く弾くようにと注意されました。
わたしの天性の音感とリズム感の無さと言ったら……!
結構、凹みます。
すぐ立ち直るけど。
バッハの音楽は、川が延々と流れ行くように一切のよどみがない。
ぼんやり弾いてたら、いつ終わると知れぬ音の波に飲まれそうです。
メロディらしきものがなく、音楽が和音で構成されているのは、ジャズの源流だそう。
ジャズではアドリブで弾くものを、バッハが全部楽譜に書き起こしているのでした。
ちょうど、人前でjazzyな曲・情熱大陸をやるので、バッハからヒントが得られるかもしれません。
(ダウン)グリスというテクニックを教わりました。
勢いよく左指をほんの少しだけ滑らせて、わざと音をはずします。
美しくないのでクラシックではほとんど使われないと思いますが、情熱大陸ではパフォーマンス的に色々取り入れて演奏してみようと思います。
楽しみです[E:note]