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副鼻腔炎

2014年06月30日 | 闘病記

2か月近く、咳と鼻水に悩まされています。

近所の内科(やぶとの噂アリ。でもここしかない)にも行ってみましたが、白血病で移植していることもあって「うちでは判断できない」と言われ、「咳止め」だけ処方されました。

たまの通院で大学病院に行っても、熱はなく、血中酸素も100%取れるので肺炎ではないと安心されてしまい、やはり対症療法の「咳止め」しかもらえません。

しかし、ティッシュの減りが半端ない!

色々考えた末、(これは内科ではなく耳鼻科へ行くのが正しいのでは?)と思いました。

大学病院へ電話して、近くの耳鼻科で治療を進めてもいいかどうかを聞き、薬の飲み合わせについての確認などもします。

そして、耳鼻科の先生にも、移植していることや今飲んでいる薬についてお話します。

以前行った近所の内科のように断られるかもしれないし、自分の病気のことを言わなければならない苦痛はなかなか慣れません。

でも、耳鼻科の先生はとっても親切な女医さんでした。

「これは辛いよなぁ~」

男っぽく、ざっくばらんな口調で診察し「う~ん……」と真剣に考えている様子。

パソコンにばかり目を向けて、患者を見向きもしない医者とは全然違う!(そういう人多いの)

眼の下あたりと眉間あたりの骨の空洞に膿が溜まる「副鼻腔炎」が疑われると言われ、レントゲン検査をしました。

数日後の検査結果では……

ワ~オ! ほっぺたが真っ白。

特に左は黒い部分が見当たらないくらいです。

白いのは全部膿です。

3年前にも一度来たことがあるため、その時から慢性副鼻腔炎になっていると考えられると診断されました。

そういえば、入院中もしょっちゅう鼻をスンスンしてました。

抗がん剤治療中、抵抗力がなくなるたびに重い感染症になっていたのは、これが原因の一つだったかも?!

当時、先生や看護師にも「鼻が…鼻が…」と訴えてはいましたが、若い看護師に「ハナタレ~」とからかわれるだけで、鼻水ごときと相手にされず。(おかげで死にかけたわい)

最近ずっと、市販のナザールという点鼻薬を、用法をちゃんと守って使っていましたが、

「血管収縮作用があるから良く効くけど、1日6回の限度まで使っちゃダメ。今すぐやめて」

と言われました。

使いすぎると副作用が強く、だんだん薬が効かなくなって副鼻腔炎が慢性化し、そうなると他のどの薬も効果が得られず、手術以外の治療法がなくなってしまうのだそうです。

わたしはすでに、そうなってしまっている可能性があります。

いま、クラリシッドという抗生物質を試しています。

うまく効いても、完治は2~4か月かかるそうです。

結構、大変な治療なのね。

しか~し!

内科では処方してもらえなかった抗生物質がやっと手に入った喜び!

お薬さん、頼みますですよ~。

あ、あとね。

鼻が詰まったおかげで、自分の声域がソプラノであることを確信しました。

オペラの友人や関係者から

「libちゃんは地声が低いからきっとソプラノだよ」

(地声が低いと支えが出来て高音が出やすいという)

と言われることもあったのですが、高音が裏返ってキツイので、自分では違うんじゃないかとずっと悩んでいたの。

せっかく発掘したので、頑張って鍛えます。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
発掘:楽しみですね~ ()
2014-06-30 14:17:19
発掘:楽しみですね~
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欄さん (lib)
2014-07-01 12:02:51
欄さん
楽しくて仕方がないです[E:happy01]
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