楠の葉の柔らかな薄緑色に、時々、強風に煽られて紅色が見え隠れします。
くるくると回転しながら揺れる葉は、眩しく光り、弾けるような若々しさ。
地を見れば、小さな蟻たちの行進も始まっています。
わたしは彼らの邪魔をしないよう、避けながら歩き、10分ほどのリハビリを終えました。
季節が移りかわるように、友人たちの状況や病院関係者など周りの人たちにもそれぞれ変化があり、誰もが皆、戸惑いながらも前を向いて歩いているんだなと思います。
わたしは変わらず同じ場所で、大きな治療もなく安静に、ひたすらに無為な日々を過ごしています。
この頃、調子の良い時は、本をよく読みます。
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