かなたんの更年期を楽しむブログ♪

ただいま 更年期真っ最中のアラフィフ女デス
自分のこだわり・思うコトなど
独断と偏見で言いたい放題綴ってマス 

父が新潟から持ってきたもの

2018年01月07日 14時54分00秒 | ワタシのオススメ

ワタシが高校生の頃 父が新潟に単身赴任に行っておりまして

このときに 新潟の2つの名産を我が家に

持ち込んできました(頂き物で・・)

1つが コシヒカリ

初めて食べたとき 

米って

こんなに美味しいんだ( ゚Д゚)

衝撃的でした 

ワタシは3姉妹で男兄弟がおりません

息子が生まれて・・というか息子は 

ものすごくご飯を食べる子なので

男ってこんなに食べるの?( ゚Д゚) 

と ホントにビックリしたものですが

いくら子供が3人いても女の子3人ですから

そこまでたくさん食べやしません

こう言ってはナンですが 

ワタシの父は超一流企業の会社員で

意外にも高給取りでした

取引先のお歳暮・お中元は毎年山のように自宅に届き 

接待などのお土産も高級品ばかり 

サラリーマンって いいなぁー と本気で思っていたほどで

有給も ものすごくあって 2月3月になると 父は会社を休んでばっか!

「え・・今日もいるし・・・マジ無理なんだけど・・(--〆)」 

とか よく思ったものです・・

これがフツーと思っていたので ダンナ様と結婚したとき 

かなり 驚きました・・・

お中元・お歳暮なんて 誰からも届きません

接待のお土産(・・? ナニソレ・・

有給? とんでもない それどころか

休日出勤お願いします・・てな感じ・・

思い返せば 確かに父は高給取りだったんだなぁ・・と

思い当たるフシは そこかしこにあります

でも!! ワタシは お嬢様生活をしたことが一度もありません!!

暖房費だけには いやにお金をかける父は

 👆おこた 参照

それ以外のことには ものすごーーーーっくケチだったので!!

かなり質素な生活を強いられていたことは間違いないと思います!

成人式も振袖ひとつ着られず終わりましたし

学習塾も行った事ありません!

話を戻します・・・

女の子しかいないワタシの家の米の消費量なんて

たいしたことないと思うんですけど・・

(多分3人でうちの息子の1人前くらい)

母が購入していたお米ってぇのが とにかくクソまずい!

これが とんでもなくマズイ!!

なにしろ10キロ2000円台の配給米(配給米ってナニ?)

  👆ワタシの年代で配給米っておかしいですよね・・・

 でも母がそう言っていたのです! 

 どっちにしろ古米だか古古米であることに間違いなく 

 いつからか販売禁止になってしまいました

その名も

はまこがね

これ・・・ ホントに ホントに ホントに くっそまずいんです!

今考えると はまって横浜のはま?

この米で育ちましたが あまりのマズさに ワタシはご飯が大嫌いでした!

炊き立ては まだマシなものの 

あの当時ってレンジがない代わりに保温器ってのがありまして

ご飯が冷めないように 炊いたご飯を入れるジャーが別にありました

これに入れると ご飯が もー 真っ黄色!

臭くて臭くて 食べられたもんじゃありません!!

さらに どんどん乾燥して固くなっていく始末・・

最終的にはパッサパサの黄色い臭すぎる飯と化し

それは

この世の食事とは思えない 恐ろしいほどのまずさです・・・

超絶まずい・・ この世の中に こんなまずいものがあるだろうか

                  いやありはしない(反語)

母は なんでも多めに用意しないと安心できない人なので

とにかく 毎回ご飯が余る・・

炊き立てのご飯は父だけで ワタシたちは 毎回

このクソまずい 黄色いご飯を食べさせられて

もー ご飯の時間が拷問のようでした・・・

父が我が家に持ち込んだ救世主のコシヒカリ

あまりのおいしさに 父が

「これからは コシヒカリを食べようじゃないか」と

宣言してくれたおかげで ワタシの拷問時間は

めでたくピリオドを打つことになりました

ホントに コシヒカリ様様です・・・

(やっと お嬢様生活突入?

で 

父が 新潟から持ってきた もうひとつの名産

それは 越乃寒梅です

当時 越乃寒梅って 

様に高くて 720mlで5000円以上したのです

ワタシの父は 大酒飲みで とにかく飲むので 

はまこがねを買うくらいの母ですから 

家にあるのは安ーーーーい日本酒ばかりでした

ワタシは子供の頃から 父の横で 

ちょこっと味見でチビチビ 飲ませてもらっていたので

お酒歴は 実はとても長い・・・

(法律違反!!・・でも時効(/・ω・)/)

安い酒しか口にしたことがなかったワタシに 越乃寒梅の

甘美で上品な味わいは かなりの衝撃を与えました

あまりに美味しいので 

「これから飲む酒は越乃寒梅にしよう!」

とは・・・さすがになりませんでしたが

クセのない水のような味わいなのに どこか まったり・・

こんな液体が この世に存在するなんて・・・

一瞬で ワタシは越乃寒梅のとりこになってしまいました

ワタシは日本酒の香りと液体の柔らかさが ものすごく好きです

度数が高いのに それを感じさせない品の良さ

どうしたら ここまでキレイに澄んだ液体になるんでしょうか・・

浄水に浄水を重ねた美味しい水のようなきらめきを放ち

いろんな工程や手が加わってたどり着いた究極のこの一滴・・

無色透明という無の中に 確かに感じる様々な思い・・・

素晴らしい・・・・

初めて飲んだ越乃寒梅の美味しさは生涯忘れられません

が・・しかし・・ 最近 手頃なお値段となって

スーパーでよく見かけるようになりました

ワタシでもちょっと背伸びすれば 購入出来るようになった

この越乃寒梅

この値段で買えるなんて夢のよう・・・

と、奮発して購入してみると

なんとなく 味が違うような・・・(・・?

父が持ってきたものは

新潟の本店で買ってきて頂いたものでしたが

もうちょっと・・いや全然飲みやすかったような・・・

毎年のお米の出来ってものもありますので 

毎年同じものにはならないとは思いますが

何かが違う・・(*_*) 

うーむ・・ こんなだったかなぁ・・・

と、思いながら ここ数年 スーパーで越乃寒梅を

目にするたび 首を傾げてきたワタシですが

年末に 越乃寒梅でも ちょっと珍しい「灑」というものを発見

 青い瓶の越乃寒梅なんて珍しいですね(*'▽')

正月だし・・と思って 買ってみましたところ

これまた 違う味!!

もしかして・・・(・・? と

思い 石本酒造のホームページを

除いてみたら あらビックリ(*_*)

父がもらってきた越乃寒梅は 多分・・・

最高級の大吟醸 超特撰だったんだな・・・と

やっと気づきました

ワタクシ・・・「越乃寒梅」は1種類しかないと思っていたのです!

やたらめったら スーパーで安く売ってる越乃寒梅には

注意しましょう・・・(/・ω・)/

これ飲んで 「越乃寒梅、たいしたことないなー」と

思ってはいけません・・

そして 今も 高級な越乃寒梅は

やっぱり5000円以上します

飲みたい・・・

でも 絶対ムリ・・(/ω\)