先日、岡本の梅林へ行った帰りに、数十年ぶりに小さい頃、良く遊んだ八幡神社へ行って来ました。夕方近く、何か懐かしい気持ちになりましたね。小学生の頃、写生といえばここへ来て絵を描いたものです。偶然にも宮司さんに逢い色々話を伺わせて頂きました。小さい頃はこの八幡の森でせみをとり、ヤゴをとり懐かしい思い出でが一杯詰まっている所でした。森の中には小さな沼があり、そこが僕たちの遊び場で好奇心をあおるいい場所でしたから。一人で入ったときなどは恐いと言う気持ちになり、うっそうとした所でしたし。又、木の上にはフクロウがすみ、良くみんなと泣き真似をしたものです。今から考えると信じられない時代ですよね。その頃、今は家が立ち並び面影もないですが、畑ばかりでしたからね。夏の暑い日に畑で遊んでいて、友達が肥溜めにはまった記憶。今の神戸の子供達には信じられないでしょうが、そんな昭和30年代でした。時がたち、森もこんな小さな所だったでしょうかと尋ねてみると、随分小さくなったようです。やはり私達がよく遊んだ森と違っているようでした。森の中からうっそうとした木ばかりで、家が見える事はまず無かった。それだけ小さくなったのでしょうね。少し残念なような気がします。でも、昔良く遊んだ旌忠碑だけはそのままでした。何か不思議に嬉しくなりましたね。
八幡神社