一カトリック信者(ジュゼッペ)の日々想い

聖ヨゼフを愛する一カトリック信者の日々を綴ったブログです。

悪魔

2016-10-27 07:31:08 | カトリック
この世の人間を大きく分けると、神を信じる者と神を信じない者すなわち無神論者に分けられるといいます。
しかし、実際は違います。本物の神を信じるか、偶像を信じるか、この二つだけです。
特に日本人の多くは多宗教主義だという声もありますが、私の周りには、自分は無神論者だと言う人も多くいます。しかし実際そうは言っても初詣には行くし、毎日の占いを気にしていたりと、完全な無神論者では無いようです。心のどこかで超自然的なものを認めたいという気持ちがあります。困難なとき、何か大きな力に寄りすがりたい気持ちもあります。まったくの超自然的なものを排除し、宗教をアヘン呼ばわりした共産主義も、やっていることは偶像崇拝と変わりありません。彼らは悪魔崇拝者です。ちなみに私の一族は徹底的な反共です。その怖ろしさは私が小さい頃よく言い聞かせられました。ですからカトリック教会は共産党を支持するものや、協力するものは当然破門に処せられると定めています。これは数少ない自動破門の一つです。
ですからこの世は本物の宗教に対する戦いが昔から行われています。それに対して神様はその時代その時代に合わせて聖人を与えられました。
気をつけることは、私達の救霊は常に危ういということです。忘れていけないのは、この世の教会は常に戦っているということです。戦いには必ず流れ弾が当たるものです。実際の流れ弾は生ぬるい信仰生活です。教義や伝統があたかも存在しないかのような雰囲気です。真理は時代と共に変わっていくのだからそれに合わせて生きていくという考えです。
周りがどう考えていても、誰が何を言ったとしても、真理は変わりません。神様も変わりません。
常に気をつけていましょう。
初代教皇聖ペテロは言いました
「気をつけて下さい。悪魔が貪り食う獲物を求める吠える獅子のようにうろつき回っています」