Little harbor

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縦走した霧島山系が

2021-02-26 | 登山の思い出
お天気が良かったおかげで、茶畑のかなたに霧島山系がハッキリと見えます
本当に素晴らしい
この山々を見ると、いつも元気をもらいます

登山に夢中で元気いっぱいだったひと昔前、この霧島山系を縦走した事が
あります
私にとって、とても大切で心の勲章のような登山の思い出。
一番右側の尖った形の山が高千穂の峰、ここから登り始めました

今回温泉リゾートに誘ってくれた友に縦走を誘われた時、無理だと思ったけど
励ましてもらいながら、スピードを上げたり落としたり休憩含めて 1  1 時間

アップダウンを繰り返して、くじけそうになりながら完歩した感動の縦走路。
この風景を見る度に思い出します

人生の中で一番体力を使い、一番、自分を元気付けられる11 時間でした
苦しかったけど、完歩出来た・・・あの達成感は心の中の宝物。

友に誘われなければ、経験出来なかった人生最大の冒険です 💦




霧島縦走  ← 記録

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霧島大縦走2008年4月12日

山行も色々ありますが
「霧島大縦走に行かない?」と誘う友人あり
霧島大縦走とは、霧島東神社~高千穂峰~高千穂河原~中岳~新燃岳~獅子戸岳~韓国岳までの約10時間ほどの縦走コースです
初心者に何言うの? と逃げ腰の私に、誉めたりおだてたりする話術。
とうとうそれに乗せられた私は、我が身の軟弱さをかえりみず、行って来ました
とんでもないヘビーなコース

4月12日土曜日朝8時27分東神社出発
きっと脱落するだろうなぁ
エスケープコースは、高千穂河原か?それとも湯之野?または新湯?
そんな事ばかり考えて二子岩までの急登にあえぎ、高千穂峰までたどりつきました
15分ほどでオニギリなどを食べて、苦手なザレ場を下山
高千穂河原でオヤツを食べ、中岳とりつきまでの長い石畳を耐え、中岳山頂では少しバテていましたが
これもしばらく平坦な道を歩くうちに元気を挽回し、湯之野分岐点から新燃岳の木階段を淡々と登りました
新燃岳から新湯分岐点まで降りる時、この標高差がとても勿体なくて、獅子戸岳山頂まで吊橋があればいいのにと思ったくらいです
(^_^;)
でも、ここまで来ると、エスケープコースは頭にはなく
獅子戸岳の急登を黙々と登る頃には、ただ怪我のないように、無事下山できる事、集中力を維持することばかり考えていました
獅子戸岳から韓国岳への登り始めまでは比較的平坦な道が続くので、ずいぶんピッチを上げて時間を稼ぎ
その急登が始まると、疲れもピークです
ペースダウンする中、友人の後姿が見えなくならないように、ただ、ついていくのみでした
曇りだった為に韓国岳の山頂に着いた頃には薄っすら暗くなっており、
いつでもヘッドランプが使えるように準備して下山
初めて使うヘッドランプでしたが、それもいい経験です
えびの高原に着いたのは午後7時半
休憩なども含んで11時間の山行でした

まず、無理だろうと思いながら歩き始めた縦走でしたが
完歩出来たのは、体調がよかった事、自分の体力で休憩出来た事、休憩のたびに絶えず食料を補給した事
そして何よりベテランの友人のお陰です
私の一生でも数少ないビッグな一日を体験出来た事、
心から感謝するばかりでした


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