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失業保険・幸せな今

2021-02-24 | 人生を思う
勤めていた職場が倒産して、失業保険をもらい始めたのは随分前の事です
当時、それとなく倒産は近いと予想していましたし
仕事上、苦労続きで辛くて限界も来そうな日々でした 
でも倒産直後に失業保険がもらえたのは感謝しています

あれから何年経ったことか?
今頃になって、失業保険の給付に手違いがあった事をニュースで聞いて
いましたがまさか自分に関わりがあるなんて考えもしませんでした

そしてその知らせのハガキを見て、思わず笑う
473円の誤差、この金額を振り込みました、、とのお知らせ
ご苦労さまです(笑)
さて、このお金でコーヒーでも飲みましょうか ? ・・・ 
そう思っていた頃、友から温泉リゾートへのお誘いが来ました

コロナ禍で体力は下降傾向・・・人生は元気な時しか楽しめません
この○○リゾートへ行くのは、今回で3回目になります

コロナ対策もキチンとしているし、料理も美味しい
例えばマスクをしないでレストランに来たお客様には
「マスクを着けて来場してください」とお願いするシーンも見かけました

コロナ禍でリゾートホテルなどは苦境に立たされていると思いますが
様々なコロナ対策の努力や、サービスの充実、おもてなしが見られます
お客さんの方からもコロナ対策を守る形で協力する事が大切なのでしょう

夕食の時間になって席に案内され、プールと植木の見える仕切り席に着く。

レモン色の食前酒が出されました
料理が一品づつ運ばれて来て、ゆっくり味わいながら食事が進みます
ワインをお願いして様々な料理を堪能しました・・

酔った勢いで自分の人生を振り返ると幼い頃や子供時代とは別世界にいる

友が何かの拍子に「自分の手はよく水を弾く」という話をしました
そう言えば、私の手は3週間の包帯生活でボロボロに荒れています
元々、小学3年生から食器洗いは私の役目だったし
母は兄には家事など絶対にさせなかった、今ではありえない事かも (笑)
子供時代の私にとって、冬の季節は手が霜焼けで紫色になって痛かった事も。
冬の季節が近づくと怖かった記憶があります
家事を手伝いながら成長していく事は、生きる基本を学ぶ事かもしれません
「女の子なんだから食器を洗いなさい掃除をしなさい」と言われて育ったのは
ある意味、生きる基本を教えてもらったという事
今の自分が安穏と生きていけるのは、その基本を自然と身に着けたおかげ。
亡き兄の手は、細くしなやかで綺麗な手だったけど生活の基本は皆無 ?
霜焼けの痛さで泣く事もなかったと思うけど、生きるのは辛かったのかも
と思う

生きる基本を自然と身に着けて大人になった自分は、ある意味恵まれている 
そして耐える事も憶えたのかもしれない

子供時代と比べて、なんと幸せで穏やかな日々なのだろう ?
感謝という一言でも足りない思いがあります


友からもらった、クジラのかわいいペン立て ? 一輪挿し ? でしょうか ?
潮を吹きだす部分に、ベランダに咲いていたハナニラを生けてみました



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