コーヒーを、ひとくち、含みながら大窓の空を眺める
雲り空だ、あれから何年経ったのだろう？
自慢にもならない出会いだったと言えるから
終わりも地味にサクサクしてる。
まるで椿の花が落ちるように、ころりんと落下した
自分の生い立ちに比べると信じられないほど楽しかったし
豪華だったと言えるかもしれない
時が経てば終の季節、、冬
明け方前に、ひどくリアルな夢を見た
遠出ドライブに行こうとの、誘い
そして不思議な写真を見せられる
大きなスタジアムで表彰式の最中
アシスタントの女性が二人、賞状を持っている
真上からの撮影で顔は見えないけど肩までの髪が輝いている
これが彼女だよ
そうなの？、
教えてくれて良かったわ・・・
そこで目覚める
夢なのはボンヤリ理解している
でも、気になって電話を入れたら、、、、
そんな話する訳ない！！！
夢を見たと言ってるの・・・それだけなのに、怒り心頭
次々と様々なキツイ荒い言葉の嵐
たしかにね（笑）
さてと、荒い言葉を次々と聞いて・・・そしてやっと終わった
女って、勘がいいのよね、それも困ったものだ
旅行会社絡みで楽しくて華やかで、豪華な日々だった
一生の中で、一番、華やかな日々を過ごした
バトンタッチの時期
ありがとう、楽しかったよ
終わりの確認をして、大人の所作・・・ラスト、テレフォン
