脳内一人旅日記・改

登山、ロードバイク、一人旅好きのつれづれなるブログ。

小野田少尉

2006年09月10日 | 一人旅
恥ずかしながら帰ってまいりました。
ということで、昨日の夕方、長かった一人旅から無事帰還。

一昨日8日は、時間の都合上、世界遺産は見なかったのですが、AIRの聖地の一つ、和歌山県美浜町はかなり堪能できた!

天気予報ではくもりだったのに、いざその日を迎えてみれば快晴!貸自転車を利用したのですが、ポケットに入れていたFRISKも溶けるほどの炎天下、町内をぐるぐる周りました。

あまりに場所が分からないので交番に行って聞くも要領を得ず。そりゃそうだ。

警察の人から、
「なんでそこ行くんだ?」

と問われて、答えに窮し、

「いやーテレビでそこが使われたんで実際に行ってみようと思って。」

間違ってはいない!

警察の野郎もそこで止めればいいものの、どんどん突っ込んできます。

「何テレビ?どんな内容?いつ放送されたの?」

さすが警察。尋問もお手の物です。っていうか、おいらがそんなに怪しい人に見えたのか。

結局南極、その場所は偶然通りかかったときに発見できましたけど。

AIRのサウンドトラックをウォークマンで聞きながら海岸線を疾走。顔のにやつきを止められるはずもありません。

旅の締めくくりにしては上出来の上出来!
大満足して、その日は三重県熊野市まで電車で行ってそこで野宿。朝を迎え、普通列車を乗り継いで昨日帰宅、という感じでした。

いい出会いにも恵まれ、人の温かさにも触れ、ほんといい旅ができたと思います。

バギクロス

2006年09月07日 | 一人旅
ということで今日は鳴門の渦潮を見てきました。
すげー!
と思って乗る予定ではなかった水中観潮船に乗ってしまいましたが、水中で見る渦潮は泡ばっかりでよくわからん。

つまり、普通の観潮船で十分ってことですわ。無駄にかねを使ってしまいましたorz


んで今日で四国を離れ、フェリーで徳島から和歌山に渡ります。紀伊半島では、AIRの聖地巡礼と世界遺産である熊野古道を訪れる予定です。


ってか、昨日、徳島の銭湯に行ったのですが、背中に入れ墨の方ばっかりでちょっとびっくり。


風呂から上がったあと、ちょっと話し掛けられて会話してみたら普通にいい人。ふぅー


とりあえず四国旅で判明したことは、でかい荷物、寝袋所持、のようないかにも旅人といういでたちだとほんとよく話し掛けられるということ。


電車に乗っててウォークマン聞いててうとうと眠りかけてるのにかまわず話し掛けてきた人もいたしなあ。猛者だ。


まあそんな感じで。

帰ってきた酔っ払い

2006年09月06日 | 一人旅
ある友人が紹介してくれた徳島のかずら橋、祖谷渓谷に月曜日に行ったのですがほんとに良かった!景色がすげー絶景だったしかずら橋が怖いのなんのって!


っていうかこの日もヒッチハイクが絶好調。おかげでバスが通っていない奥地まで行けて、祖谷をかなり堪能できました。
おまけに、すげー断崖絶壁に小便小僧が立ってる景勝地に行ったのですが、そこで車で観光してる外人と出会いました。

ヒヤリングだめなのに話し掛けられて四苦八苦。英語でなんとか頑張って話してたら、どーゆうわけかメアドを教えることにW

ああ鬼畜米英に迎合したぼくは日本人失格だorz


んで今日は室戸岬を見てきたのですが、その後のヒッチハイクがまた衝撃的だった!


まず、軽トラの荷台に初めて乗せられ、ああこれぞヒッチハイクという気分を満喫。


そして、今思い出しても可笑しくて笑っちゃうんですが、乗せてくれたおっさん二人組が異様にハイテンションだなっと思ったら、案の定酩酊されてましてW


行きつけのカラオケスナックに連れていかれ、やきそばとビールジョッキ二杯をご馳走に。んで、二人組のうち、助手席にいたほうのおっさんが、すでに店にいた客と口論し始めたW
おっさんのほうが一方的に怒鳴る感じでしたが、酔ってマジギレしてるのでとまんねーとまんねーW

いくらスナックのママさんがなだめたりしても全くの無駄。ほかの客がとうとう帰ってしまってやっと落ち着きました。


それから一息ついて、図々しくもおいらも一曲歌っちゃいました。曲は鳥羽一郎の「兄弟船」。

これがまた大好評!日頃の練習の成果がこんな形で役立つとは、その曲を教えてくれたK氏も想像だにしないでしょうなW



そろそろ出ようと思い、スナックからは歩いて行くつもりだったのに、途中までまた乗せてもらいました。いやー怖かったですよ、飲酒運転の車に乗るのはW


めっちゃ飛ばしてるしセンターラインはみ出しまくってるし、対向車が来る度、寿命が縮みましたW


降ろしてもらったあとは、街灯がない真っ暗な山道をてくてく歩きます。車が後ろから来る度にヒッチを試みますがなかなか停まってもらえず引き返すわけにもいかず、かといって野宿できるような場所も見つかりません。そんな極限の状況が楽しくてたまりませんでした。これぞ一人旅!(なのか?)


最終的にはヒッチハイクできたのですが、今夜の目的地よりさらに先に来れちゃいまして、今は徳島駅にいます。


ちなみに、写真は祖谷渓谷の温泉にある自販機。いくらなんでもぼり過ぎだろ。しかもシャワーが全く出なくなるし。まあそれは入湯料全額返ってきたからよかったけど。


ということで、四国一周完成が目前に迫っております。

ルンペン

2006年09月03日 | 一人旅
なんか、おかねないんでたばこくださいという少年に会ったW高知駅で

ルンペンが物乞いされた!これは斬新ですわ


っていうかライターも貸したんだけどそのライターが某所のライターなのでそれがどきどきでした謎



つーか、昨日立ち寄った日帰り温泉で、でかい荷物抱えた自分と同じような旅人(大学生)と出会い、仲良くなりました。んで、一緒に野宿して早朝にヒッチハイクした際、一人しか乗れない状態だったんで彼が先に乗って一旦別れたんだけど、行く方向が同じだったということもあり、後からおいらがヒッチハイクした車にまた一緒に乗ることにW



しかも、この日四万十川の遊覧船に乗る予定で遊覧船乗り場までヒッチハイクしようしてたら、なんと!乗せてくれた人がその遊覧船の船頭さんだったW

なんちゅう偶然!あるんだなあ、こーゆうのって。その乗せてくれたおっさんも笑ってますた。おまけに乗船料を安くしてもらったり。神が降りてますな。



そのあとは、遊覧船に乗ってたほかのお客さんとその旅人の彼がヒッチハイクの交渉に成功して四万十川を北上。


途中、川で泳いだり、昔話じゃないですが、川で洗濯したりで四万十川を満喫。


んでちょうど行く方向がお互い逆になるところで彼とはお別れ。またそれぞれ一人旅に戻ります。



んでそっから乗せてくれた車は昔のソアラで、今まで初めてスポーツカーをヒッチハイク。飛ばしまくってジェットコースターみたいですげー楽しかった。


さらに、高知駅まで乗せてくれたお姉さんは、高知のライブハウスで鳩'Sというバンドのメンバー。まだ入ったばっかで練習をしてるということで、「買収」という曲をエンドレスで聞いてました。


歌詞は、アル中に酒を飲ませろ、こどもをやくざにしろ、土建屋に金をつかませろ、いなかは買収天国とかそんなような感じですた。

献金!献金!献金!献金!なんて曲もあったなあ。激しですな


そんな感じで今日も野宿です

おへんろさん

2006年09月02日 | 一人旅
今日はプチおへんろさんでした。四国左下の土佐清水市内から足摺岬までの15、16kmを4時間かけて徒歩で移動。岬から四万十川流域にある四万十市中村駅まではバスで行ったのですが、駅から四万十川河口までをこれまた7、8kmを3時間かけて徒歩で移動。トータルしたらめっちゃ歩いてるなあ。1、2kmくらいならぜんぜんみじけーと思うようになってきましたW

んで、いやしの里っちゅう温泉入れるところにたまたまたどり着いたのですが、そこで荷物の重さを測ってみたら10kg以上あることに愕然。ゆうへいさんのご指摘通りでしたW


重いはずだよなあW


今も施設内にあるコンセントを勝手に使って、ケータイとデジカメの電池とハードディスクウォークマンを充電してますW

明日、日の出がみたいので河口付近の防波堤で野宿。近くにコンビニがなくレストランも利用できず買い溜めもないので今日の夕食はサプリメントのみorz


そうそう、歩き疲れてもうだめだって思うとき、ウォークマンを取り出して水樹奈々という、とあるアーチストの曲を聞くのですが、聞いた途端に元気出ます。いやーここまで歩けたのは彼女のおかげですわ。
四国ばんざい、水樹奈々ばんざい

四国の人は…

2006年09月01日 | 一人旅
めっちゃいい人ばっか!松山から宇和島までは20分ほどで、宇和島から津島というとこまでは15分くらいで、津島から宿毛までは1時間程で、それぞれヒッチハイクできました!

宇和島から乗せてくれた人なんか、自宅にまであがらせてもらって、酒と枝豆をご馳走してもらっちゃったり。

宿毛に着いてからも、市街地に向けて歩いていたら、初老のおばはんに声をかけられていろいろ親切に教えてもらったり、その直後には、その時にすれ違ったべつのおばはんがわざわざ追い掛けてきてヒッチハイクするならあそこがいいと道を教えてもらったり。

松山駅で野宿してたときも四国出身のバイクで旅してる人からも声かけられたなあ。


これからは、足摺岬という四国の左下の端っこに向かいます。