脳内一人旅日記・改

登山、ロードバイク、一人旅好きのつれづれなるブログ。

北岳登山記・1 つきましょう

2008年10月29日 | 登山記
外もすっかり明るくなった早朝6:30、バスは登山口に到着。トイレを済ました後、早速登山の開始です。




(広河原登山口。すでにたくさんの人のごみ)




(いざ北岳へ)


登っている途中、どうもうざいしゃべり方の奴がいるなあと思ったら、やっぱりいました。若い男子の二人組のうちの一人で、相方のほうに


「俺が誘わないと山に行かないってのもどうかと思うし、やっぱ俺がいなくても一人で行けるようになってもらわないと困るんだよね。」


うぜぇ


草に付いているアブラムシを見て


「俺はかつてアブラムシを大量殺戮したんだよ。なんて言うの?アブラムシジェノサイドってやつ?俺が殺したアブラムシは一千匹は下らねえ。」


小学生かよ、ばかかこいつは。


いやぁ、喋り方だけでなく言ってる内容もうざかったー。エスカリボルグで殴り殺し殺したかったー。



とりあえずこの日は曇りで天気が良いとは言えませんでした。でも普通に登れるだけで十分楽しい!雨の日の両神山登山の辛さに比べたら…下痢みたいなもんです。




雨の日の登山を経験しておいてほんと良かったと思いました。晴れた日の素晴らしさしか知らなかったら面白くなかったかもしれません。楽しみの幅が広がったんだ!ヤフー!
と思った矢先、雨がぱらぱらと落ちてきたのです!

ズサー!

滑落しそうでした。滑落の原因を調査しそうでした。




(時折晴れ間も。北アルプスは上のほうは岩だらけなのですが、ここ南アルプスはけっけう上のほうまで草が生えてます。)



雨もすぐに止み、なんとか順調に登山は進みます。
テント泊の重いザックで歩はなんともゆっくりです。その横をおいらよりもでかいザックを背負い、ストックも使わず、快調に歩いていく若者と、その若者と楽しそうに談笑している女子の登山者。


横顔を見たらかわいい!

おいらもこんな女氏と登山がしたいなあ。んで、わざと遭難して、
「やっとふたりっきりになれたね。」とかなんとか言って、んでんで断崖絶壁に出てきたら、「この岩を二人で乗り越えよう、二人の最初の共同作業だ。」とかなんとか言って、んでんで、滑落した挙句に沢に落ちて「お前に溺れてる」とかなんとか言って、んでんで溺死して、死体はヘリで運ばれるんだけど、死体は航空法上”物”として扱われるので機内に持ち込めないので吊り上げて運ばれるんだけど、これで僕はあなたの物とかなんとか言って成仏できずに無間地獄を繰り返したい、なあ。


念のため、正面からその女の子の後ろの正面の反対をフォーカスしてみると…

ズサー!

滑落しそうでした。滑落の原因を調査しそうでした。




(尾根まで出るもまだ緩やかな道が続く)





(?。この日の幕営地まであと15分とかなんとか書かれていた看板の横にあった看板。意味不明。)


そんなこんな真木あんなでなんとか幕営地に到着。テントを張り、昼食を作ります。






(今日の幕営地、肩ノ小屋。ここまでほんとへとへとでした)






つーか、山で食う食事ってなんであんなに野中あんりにうまいんでしょうか。


毎回そうなんですけど、ついつい独り言が出てしまう瞬間。


「なんじゃこりゃ!うまッ!」



飯を終えシェラフ(寝袋)に下半身をうずめると心地よい暖かさと共に眠りが股ズレます。




(一休みしてから頂上を目指そうと思いましたが完全にガスがかかってきたので断念。ちなみに真ん中の黄色いテントがおいらの○ント。)



目が覚め時計を見るとすでに夕方。だいぶ疲れがたまっていたようです。
外に出て山小屋のほう歩いてみると西の空に向けてカメラを向けている人が多数。





雲に広がる茜色はなんとも綺麗で美しいの一言です。


彼らには過酷を、僕らには始まりを。
無限の終わりを目指して。


ぼぼぼぼぼぼぼぼぼくは翼を持った少女を探す旅に出出出出出出ますよ!ハァハァハァ…
みす…みす…みひろ…


続く

みな実アルポン登山記1日目(1) うじきつよし

2008年10月28日 | 登山記
2008/09/13にみな実アルプスへ登山へ行ったときの模様をお送りします。なるべく無駄に長くならないよう努めますので努めます。



ムーンライト信州という夜行列車を利用してまずは甲府駅を目指します。


この列車、全車指定席ですでに席は満席となっていたのですが構わず乗車。車掌が検札に来た際に揉めたらゴネてゴネてゴネまくろうという泉こなた、魂胆でした。ごね得でテロ指定解除です。



おいらの悲壮の覚悟とは裏腹に、検札はすんなり終了。おいらはデッキにいたのですが他の乗客と百発百中とらぶるんにならなければ空いてる席に座ってもだいじょぶですよ、となんとも友好的。



ということでこれは朗報です、早漏です。ムーンライト信州は指定席が満席でも問題なく乗れます!!




夜中2時半頃に駅に到着。ここから登山口までは2時間以上バスに揺られて揺さぶられっ子症候群になるわけですが、バスの出発時刻は4時半。まだ2時間以上空きがあるので、荷物をバス乗り場に置きあたりをぶらぶらします。




↑なんか見たことあるなあ。ええと、あ!



そうそう、これは旭化成の陸上の人で、おいらの高校時代からのぶっかけ3人組(:通称Sペルマ3人組)で山梨旅行略してやおい旅行に行った際に記念撮影した場所ではありませんか!


懐かしい…再びこの場所を訪れるとは…


1,2秒感傷に浸った後適当に時間をつぶしてバスの発射を待ちます。



バスの乗る時間が迫るにつれいつのまにか人がうじのように沸いています。おいらは問題なく2台目のバスに座ることができたのですが、後ろの人は3台目も乗り切れない様子。



どうやら4台目が手配されているようですが、乗り切れない人が無理やりおいらが乗っている2台目に押し込められ通路で立つよう指示されていました。現場はかなりメダパニってます。



通路で立つことになった登山客の一団あやしげ団は、



「なぜ自分たちは立たなきゃいけないんだ!4台目が来るんだから待てばいいじゃないか、ええじゃないか!」


と、バスの中で切符の確認をしていた係員のおばちゃんに当然の主張をします。



おばちゃんは外の館内担当(混対)をしている腕に腕章を巻いたおじさんに状況の確認をするが要領を得ません。むしろそいつがカオスの源、ロードオブナイトメアでとうとうおばちゃんが怒り出してしまいます。


「あんた、ちゃんとしなさいよ!」
「お客さんどうするのよ!」
「なにやってんのあんたは!冗談じゃないよ!」
「こっちは片手間でやってんじゃねーんだよ!」
「ふざけんじゃないよ!」


…。
怒号、ドゴウラ、ドゴウガ。
バス内にいてつく輝く息…完全に凍り付きました。声も世界の中心もいきり立っていた通路に立たされているあらびき団もさすがに苦笑。

結局は、

「いいですよ、このままで」

と、悲しげな倒置法。まあそうなるだろうなw


続く。

メイド喫茶なるものへ行く・うんだかだーうんだかだー

2008年10月27日 | 日常とかつれづれなるままにとか
メイド喫茶に行ってしまいました。以前はかなり頻繁に行っておったのですがいつしか飽きて行かなくなり、行っても半年に一回とかそんなペース。


こないだ行ったときも10ヶ月ぶりに行って、1時間で帰るつもりが3時間もいてしまって。
いつも同じところに行っていたのですが、昔行ってたときのメンバーもすでに全員いなくなり初めて行くような感覚で完全アウェイ状態ですか


ですが、いやー楽しかった
何が楽しかったのか
いやー楽しかったっす
んもう、こんな楽しさとっくの昔に置き忘れてそのまま野ざらしになってて
だれも来ないはずだったのになあ


また知ってしまいました
次は2週間後だ!と決めて、一週間もしないうちにまた行ってしまいました


楽しかった~


まあ、毎日練習しますよ
A~英単語を覚えますよ

丹沢行くぞ~

富士山登山記2008・後半

2008年10月23日 | 登山記
寝袋を広げ空を見つめると満天の星が!
山で見る星ってほんと沢山あってめっちゃ綺麗ですよねえ。
この日は運が良いことに流れ星も拝むことができました♪二人してテンションが上がります。

星も堪能しさあ寝るか、となったところでここからとんでもないカオスが始まることとなります。


ここ本八合目は各登山口のルートが合流してる地点でありまして、ここから頂上までは一本道になります。
よって、一気に人がごった返している状況でした。


とりあえず、登山ツアーのガイドの点呼・号令の馬鹿でかい声が静かに寝ようとしているおいらの耳をつんざきます。さらに、我々が寝床としたちょっとした広場はちょうど登山ツアーの集合場所に適していたようで、どんどん人が集まって隙間もないほど。
人が入ってくる度にヘッドライトで我々の顔を確認してくるのでまぶしくて寝られやしねえ。
かと思えば、俺らを見つけたある登山者は驚いた声で


「人だ!」


ラピュタか!
人間様に決まってるだろ!ばかやろうが!


またあるばばあ連中は

「こんなところで寝てるわよ」「こんなところで寝てるわよ」「こんなところで寝てるわよ」

3人して同じセリフを等間隔で連呼してんじゃねー!ばかやろう!



一度足を踏まれたのでひざを立てて寝ていたところ、ある別の女性登山者は何を勘違いしたのか、


「こんなところに岩があるよ、ここに座って休もうよ」


と、俺様のひざの上を手で押え始めたんですね。

もちろん、そこにごつごつ固い物があることを想像していたその登山者の驚きといったらありません。


「ぎゃあああ!!!」


よほどびっくりしたのか、女性とは思えない異形の生物のような叫び声。


おいらとしては、ざまーみやがれ、はっはっは!

…こんなんばっかで全く眠れませんでした。



そんなこんなで頂上まで登りM君にすでにアップしているウマウマの撮影依頼をすると
「撮ってるこっちも恥ずかしいじゃないですかー」

と、あまり気が進まない様子。しかし、カレーをおごってやったのとセーターを貸してやったことの補償はどうするつもりだと詰問すると、しぶしぶ承諾しました。


かなり人として軸がぶれている富士山登山でしたが、自分の生を、存在を実感できた貴重な山行でございました。

富士山登山記2008・前半

2008年10月22日 | 登山記
8月2日~3日にかけて富士山登頂に行って参りました。


去年と違って今年は友人(M君)を伴っての参加です。この友人、2002年の夏に人生最初の登山を経験した屋久島登山でのパートナー。単独もいいけど、誰かを連れ立ってわいわいやりながら登るのも楽しいもんですね♪


御殿場駅でM君との再会を果たし、駅からバスを乗り継いで登山口へ。
30分ほど準備運動(高度順応)をした後、夕方17時半くらいから登山開始。


1時間ほど登ったところにある最初の山小屋で夕食となります。
M君に山での食事の楽しさを知ってもらうべく、ご飯とカレーを二人分用意しておりました。


キャンプ用のガスバーナーと皿(コッヘル)を取り出し、お湯を沸かしてレトルトのカレーを温めます。白飯は、水を入れるだけでご飯になるというアルファ米を使用。カップ麺のように乾燥しているので非常に軽く山ではかなり重宝します。


M君は、水と携帯用バーナーがあれば山でもカレーだって食えることに非常に感銘を受けている様子。さらに、その味にも舌鼓を打っておりました。


山ん中で食う食事ってなんであんなにうまいんですかねえ!
いっつもですが、山でなんか食うときは思わず「んま!」って独り言が出ますw登山の醍醐味のひとつですなあ☆



腹ごしらえが済んだ後、本格的に山歩きとなります。
登山中、下のほうから威勢のいい声がするなと思ったら自衛隊員の一団でした。


訓練だろうと思っていたんですが、どうも様子がおかしい。
まるで修学旅行生のように話し声や笑い声が絶えることがありません。中には歌いだす奴もいてなぜか選曲がモー娘の「恋愛レボリューション21」。


ひたっすら「超超超いい感じ、超超超超いい感じ」を連呼しています。
こんな、「超超超いい感じ」しか歌えないような連中が国を守れるはずがない!


とりあえずおまいら全員アフガニスタン行きやがれ!ばかやろう!
大日本帝国の将来を憂いながらもどんどん高度を稼いで登っていきます。



日付が変わり0時半頃には本八合目に到着。
山小屋の裏手のちょっと広場になっているところを見つけ、
ここで仮眠をとることにします。


本八合目となると標高は3300mもありますが、夏といえど気温は真冬の東京ぐらいになり、夜は相当冷え込みます。
おいらはセーターやらフリースやらを着込み防寒は万全。

M君はというと、まだ山をなめていたらしくYシャツ一枚しか手持ちの服はありませんww

ぶるぶる震えて寒がっているM君にこう一言。


「ほんと申し訳ないんだけど、マジあったかい(^^♪」

うっひゃっひゃ!

まあ1枚余分に持ってきていたセーターをもれなくレンタルして差し上げましたがw


後半へ続く

ニコニコ動画にきちがい動画をアップ

2008年10月20日 | 水樹奈々演奏動画
表題のとおり、ニコニコ動画という動画サイトに自分の動画をアップさせていただいております。
見る人によってはかなりドン引きですねw


ではどうぞwww
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4442827


<動画の説明>
富士山登山の際にやったものです。


ウマウマはニコニコ動画ではかなりお馴染みですね。
ダンスの経験がない自分にとってはかなりお手軽にできる題材です。


一応何回か撮り直しをしているんですね。バックに綺麗な風景を入れたかったので。うまいこと雲海に反応してくれてる人がいたのでしてやったりです。


とりあえず、タオルを顔に巻くだけで簡単に酸欠になれます。
撮影を開始したとたんに高山病になりました。


んで、このウマウマは普通に終わっていますが、この後ヘッドバンキングしながらのウマウマになり最後は前のめりにぶっ倒れて終わるという流れだったのですが、カメラの撮影時間が30秒しかなかったため、入りきりませんでした。



次はロマンス。今ではいろいろなテレビで放映されてすっかり有名になったヲタ芸のひとつ。ロマンスのコツは、いかに速くいかに筋肉の可動域を最大限利用するか、にかかっております。


平地でやってもかなり疲れる運動ですが、空気の薄いところでやったらどうなるか。

動画で分かるように、10秒と持ちませんでした。
この後の呼吸困難がまた苦しくて、ものすごい速さで息継ぎをしていたのを覚えています。この息継ぎの速さでスターソルジャーをやったら高橋名人にも劣りません。

これは一発撮り。ってか、一回しかできません。


次の寝ながらロマンスはかなりのやっつけ。
動画にも書いてますが、マトリックスロマンスの失敗例です。
ひざでちょっとでも踏ん張ろうとしただけで息切れするのはなかなか新しい経験でした。さすが空気が薄いんだなあ。


最後の脊椎反射は、中学生のころから脊椎反射というか、自分の人生がうつぶせ=脊椎反射みたいなところがありまして、富士山でもぜひやってみようということで、まあピクミンしてみました。

恥ずかしい文章

2008年10月19日 | 日常とかつれづれなるままにとか
パソコンをいろいろと整理していたら、思いがけないものが出てきましたYOっ!
それは、おいらが大学生のときに付き合った人に向けての思いを綴った文章です。なんかしらんが、すげーくさいことや恥ずかしいこと言ってるし、もう汗顔の至りとはまさにこのことですよ(滝汗。


ということで、恥を忍んでここに引用します(汗。


「大切な人について」

就職活動が忙しくなって、就職のことを考えている時、ふと物思いにふけってしまうことがある。今日もそういう日だった。考えたことといえば、俺の恋人のことだ。まあ、いつも考えてはいるが今日はまた違った感じだった。


人間は、色々な人たちと出会い別れる。それぞれの人生で、それは何千何万と繰り返されているだろう。幾たび繰り返される出会いと別れの中で、人は必ず大切な人と出会う。


それは、例えば、親友であり、恋人であり、あるいは、行きずりの人であるかもしれない。翻って、自分は大切な人と出会えただろうか?

・・・・・出会えた。心から好きな、大切にしたいと思う人が。恋人だ。

俺は以前は恋人など取るに足らない存在だと思っていた。あくまでも自分が最優先で、恋人は二の次三の次。恋人がいたときも、彼女を大切にしようと思ったことはなかった。

今思うと、昔の彼女に対して後悔の念があったことはある。もっと優しくすれば良かったとか。しかし、いずれにしても、自分が最優先であるという優先順位はゆるぎなかった。

その考えが変わったのは、今の彼女に出会ってからだ。

好きになって好きになって、彼女こそ大切にしたいと思うようになった。なぜか。はっきりと理論立てて説明はできない。でも、これはいわゆる運命の出会いというやつなのだ。

いくつもの出会いがある中で、この人こそはといえる大切な出会いをもらった。出会っていろいろあったけど恋人同士になれて、想いを育ててきた。きっと、俺と彼女は、凹凸が重なるように、歯車がかみ合うように、心と心をひとつにできるのだ。


らしい苦笑。

…寒いですなあ。

運命の出会いとか言っちゃってるしw

通説では、「運命の人」というやつは一生に一度しか出会えないらしいので、この駄文に従えば、もう自分は「運命の人」には出会えないということですな。
まあ、そんなことはどうでもいいんですが、なんちゅーか若いなあ。6、7年前ぐらいかな、これを書いたのは。


このブログでも取り上げたことがあるのですが、結局この人とは終わってしまって今ではただの過去となっているわけですけど。

あの時から時間は止まって、もう記憶だけの存在になっている事実を慮ると、なんとも言いがたい切ない気持ちになりますわ。


当時、もうちょっと自分が精神的に大人であったら結果は違っていた、なんてことも考えますけど、でも、そのときに自分が可能な限りベストの選択をしたという自負はあります。あのときはそうするしかなかったんですよねえ。


だから、もしタイムマシーンがあってそのときに何度タイムトリップしたとしても、ずっと同じ選択をしたでしょうな。


結果はどうあれ、その彼女なくしては今の自分はなかった、今の成長はなかったわけですから、今でも変わらないのは出会ってよかった、ってことですかな。


過去の集積は現在や未来に繋がっていますし時間も止めることができませんから、まあ進んでいくしかないっちゅうことで。