穂高のすぐ傍にあるため焼岳に訪れる人は少ないと思っていたけれど、結構な人数が登り降りしている。
大方は上高地からのピストンで健脚はそのまま西穂の山荘までという人々。
逆に西穂から焼岳経由の上高地下山のよう。
本日はこの焼岳小屋で宿泊するのでほぼ空荷で頂上アタック。
登山道のあちこちから湯気が上がってる。
登山道はしっかりしていて歩きやすい。
少しガスはあるものの穂高連峰の奥に槍ヶ岳、さらに奥の水晶岳までクッキリと見えてきた。
登山道わきに小地獄。
吹き出し口が黄色く硫黄臭い。
火山らしく所々岩の隙間から硫黄臭のする湯気をはき、ゴロゴロした岩混じりの急登を約1時間で山頂に到着。
一日ずっと天気が良かったため、360度の眺め良好で大正池、霞沢岳の展望はもちろん、笠ガ岳、穂高、槍ヶ岳、水晶岳迄見通すことができて、皆その絶景に見とれてしばし時間を忘れる。
火口には緑色の火口池がありそれを取り巻くように北峰、南峰のガレた尾根がある。
穂高方面、吊尾根て横からみると長いなぁ。
明日は反対側から今いる焼岳を見下ろす…
想像するとワクワクする。
記念写真、いいお天気だ。
短いけどちょっとした岩場。
ストックは邪魔になるので一時回収。
笠が岳もはっきり見えてる。
山頂すぐ下辺りは傾斜がきつく崖の上に立ってる感じ。
夕方に近づくにつれてさらに景色がハッキリしてきた。
小屋の宿泊者は自分たちを含めて9人、やっぱり通過する人が多いのだ。
翌朝、外に出ると辺りはガスに包まれておりどうやら雨がふるらしい。
雲の中行動開始。
西穂の山荘迄は樹林帯が続くらしい。
日によっては虫になやまされることがあるそう。
いよいよ雨がぱらつきはじめたので、レインウェア装着。
歩いている尾根道を境に東側上高地方面は展望が開け晴れで道も乾いていた。
しかし西側に入り込むと雨が降っているという状態で、晴れと雨がこの尾根でせめぎあってるような興味深い経験ができた。
部分的にきつい登りの所もあった。
3時間程で西穂高岳山荘に到着。
投稿者:京都店 織田
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