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またかもしれない・・・(再掲載2)

2023年11月07日 | ピックアップ

 

CDM-1

発光ダイオード載せ替えピックアップだった。

ところが、あんに相違して、

きちんと、鳴っていた。

どうも、ある時期の誰かが載せ替えたものは

その個体に対しては、なんとか、照準を合わせることができているのかもしれない。と、思った。

と、言うのも、

以前、B226のOH後もすんなりとなっていた。

その何年か後に、オーナー様の別の機器

A727の音質改善まで行ったときに、

発光ダイオード載せ替えピックアップが乗っていて

ピックアップをオーナー様が探したものの、

同じく発光ダイオード載せ替えピックアップだったりで

音質改善までしてあるので、

やはり、ここは、とりあえず・・

鳴っているB226のピックアップをもらって

B226のピックアップは、後で探そうということになった。

B226は何年間か鳴っていたし、

オーバーホールだけだったが、十分に良い音ということもあったのだろう。

当然、ちゃんとしたピックアップだと思っている。

ところが、送られてきたB226のピックアップも

発光ダイオード載せ替えピックアップだった。

発光ダイオード載せ替えピックアップの確認方法は、

A727の時に気が付いたのだし

まさか、無事に鳴っているピックアップが発光ダイオード載せ替えピックアップだとは思いもしない。

A727の時は、電流値他、新品の状態といってよい数値で

それが、またたくまに、鳴らなくなり・・

いろいろ、原因を調べてみるものの、どれも正常。

ーもしかして、それ、発光ダイオード載せ替えピックアップじゃないの?-

と、尋ねたところ、

そこに着目して、高橋調べなおしたところ、発光ダイオード載せ替えピックアップだった。

 

で、送られてきたB226は、正常になっているので、

A727に載せ替えられると考えた。

そのときに、B226のピックアップが発光ダイオード載せ替えピックアップだったときがついた。

と、いうことだったが

なかには、上手にダイオードを載せ替えている人がいるのだな。

と、いう風に考えて

A727にのせかえてみたところ、無事に鳴っている。

念の為、3日間のエージングをおこない、無事、3日が立ち

返却して・・・2,3日たったころ?に

5曲目あたりから、まともに読み取らない‥と、連絡がきた。

 

なんで?

と、高橋に尋ねた。

なんで、B226で何年もなんともなかったのに

A727に乗せたとたんにダメになる?

高橋がいうには、

B226だけに照準をあわせていたのが、

狭い照準でありながら、たまたま、ジャストミートしていた。

が、A727にのせたら、微妙なところで、位置が合わなくなる。

と、いうことで、これを直すとしたら

おそらく、今度はA727で、狭い照準にジャストミートさせなければならなくなる。

つまり、その1機に1台という特注状態であろうということと・・・

 

もうひとつは、発光ダイオード自体の、鳴っているときの状態が、

普通のピックアップの数値と比べて、新品時より高い・・

それは、強いエネルギーを与えて、無理やり音を出していた。

と、言うことであると思える。

よく似た状態をいうと、

調整代をあげて、通常50で動くものを

100で動かしてしまうのと同じで

当然のごとく、寿命が縮む。

 

おそらく、3日間連続のエージングと帰還後の何日かの稼働で、

寿命になってしまったと思える。

 

この根拠をいうと、

某ショップが某修理会社にピックアップを交換してもらったものを出品し、

およそ、交換後2週間もたたないピックアップであるのに

すでに劣化し始めていた。

ピックアップはリビルト品で、ようは、発光ダイオードを交換しているものだった。

当方が正規品のピックアップ(新品に近い数値の中古良品)で交換対応しているが

かれこれ、最初のものだと、8年近くたつが、

ピックアップがダメになったという話はない。

(ひとつだけ、頻繁なレンズクリーニングにより、内部機構を痛めてしまい

交換したというものがあった)

(初期動作がおかしくて、交換したということが1回あったと思うが、これは、

ちゃんと、交換対応させてもらっている。おそらくこれも、発光ダイオード載せ替え品で

そのときは、その存在を知らず、数値でokしてしまったのだと思う。)

と、いうくらい、わずかな例外を除いて、正規品は10年以上は持つ。

と、考えると、2週間ほどで聴けなくなるほど、数値が落ちているのは妙な話で

わざわざ、某有名修理会社が、初めから鳴らないものをつけてしまうとは思えない。

と、なると、リビルト品をつけてみた当初は、ちゃんと鳴っていて

当方にきた2週間後くらいには、もう劣化してしまったと思える。

 

このような事例から

発光ダイオード載せ替え品は、

変に数値をあげているもののため

非常に寿命がみじかく、おそらく、B226に乗っていた時点で

かろうじて、鳴らせるくらいの状態になっていたと思われる。

 

もうひとつは、

スチューダ・ルボックス系の回路設計他にみられる、ある難点が

載せ替え品の寿命をさらに縮めてしまう可能性もある。

この難点が露呈し始めると

ピックアップの劣化とほぼ同じ症状を起こすことがある。

何らかの、相互関係がある場所なのだろうと思う。

 

今回もその「難点」を疑って対処してみたものの、難点はなく

結局は発光ダイオード載せ替え品であったのが、

一番大きな原因であろうと思う。

 

鳴っているからと思ってみても、

まったく、当てにならない。

と、いうことで、

どうも、ある時期の誰かが載せ替えたものは

その個体に対しては、なんとか、照準を合わせることができているのかもしれない。

と、いう

そういう技術者がいてほしいという、一縷の希望をもってしまう、

こちら側のCDM-1に対する思い。

CDM-1をのせている多くの機器に対して、活路があってほしいという

希望(的観測)があだになってしまっている。と、思う。

代理も、この先々、CDM-1が手に入らない、あるいは、手に入りにくいということを思うと

正直、突き放した言い方もしているが、

その大きな原因が、ここ最近、

発光ダイオード載せ替えピックアップの横行といってよい。

けっきょくは、正規品・オリジナル品(ちょっと、意味合いが違う)が

一番なのだという結論になってしまうが

幸い、オールドストックではあるが、新品が確保できる(いつまでできるか、判らないが)ようになり

一安心であるが、

こういうオールドストックのものが、世の中にでてくるようになったのも

ひとつに、発光ダイオード載せ替え品の横行のおかげでもあるかもしれない。

このような状態が続けば、

CDM-1が乗っている機器自体をみかぎってしまう・・

すると、ストックしてあったものさえ、売れなくなる。

あるいは、それを防ぐために

すこしずつ、放出しはじめたのか、

まだ、CDM-1は正規品がある、となれば

購入するだろう。

見限ってしまったら、それでおしまい。

その転換期を操作しているのか、

たまたま、手に入ったものを放出しているのかは

さだかではないが・・・

 

哀しいかな、

発光ダイオードを載せ替えられる技術者があらわれるか

あるいは、まともな発光ダイオードが出現するか・・・

一度はきちんと、作られたものが

もう1度作られないわけはないのだけど

結局、利益が出ないのだろう。

まともなものをもう1度作るための、設備投資と

販売できる台数とはかりにかけたら

わりにあわないということだろう。

 

おそらくであるが・・・

きちんとした使い方・環境・・で、使用したら、

20年~30年は持つと思われる。

そんな長い期間、使われてしまうと、

最新機器がうれなくなるWWW

だが、今、オールドストックであっても

20年以上もてば、

機器が先に逝くか

わしが先に逝くか

と、いう人の方が多かろう。

 

と、なると、

なおさら、オールドストックを探そうという人もいるわけだから

なおさら、再度、設備投資してまでの儲けはうすかろう。

 

ましてや、

次世代型に移行するひともふえてきて

むしろ、そちらの音質をもっとよいものにするほうに

企業側はてこいれしたいだろうし・・

 

どこかで、

我が先に逝くか

機器が先に逝くか

こういう状態のところまで、持っていけるだけでも良しなわけで、

いつかは、壊れるものであるとは思うけど・・・

直す必要がなくなる、

一緒に墓にいれてもらおうと思える「相棒」をもてば、

それだけでも、人生、豊かに過ごせると思う。

と、

発光ダイオード載せ替え品に、期待をもつのも、振り切らなきゃいけないのだろう、とは、思う。

 

と、いうことで、

正規品であるピックアップをどうにか、確保していきたいとは思っている。

 *結局・壊れました*


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