ここ最近の問い合わせにいくつかみられる言葉。
「お金ためて・・・」
例えば、WADIA6LTD改blueなどを
いっぺんにblueまで施工すると
すごい金額になる。
すると、ある程度の段階ごとにわけて
すこしずつ進歩させるのが、普通といっていいか。
特にWADIA-blue化は、
今までのOH・音質改善・改(アルミ円盤載せ替え=6のみ)・(+)(PCM1704換装 ・6・9除く)
LTD化・・機種によって少しずつ改善内容がかわってくるが
それらの地道な下積みが(下積みというほどの地味(な変化)ではないのだけど)
blue化でど~~んと華開くという感がある。
blue化で百花繚乱。
ここまで持ってくると、
特にWADIA6LTD改ーblueは、
音的価値 700万~1000万という感がある。
(幅、ありすぎ?)
先日もお話しさせていただいたのだが
普通のショップ?などで
仮に50万かけて、グレードアップしても
大半が技術料とか、儲けとかに占められて
本当のグレードアップじゃないし
OHも全半田増し、などおこなっておらず
音作りもできていない。
これで、50万だして、ちょびっとよくなったようにきこえる。
(音の密度、構成などほぼ無い。
きちんとした下積みがないのでそうなる)
その音的価値をいえば20万とか30万というところになる。
おなじ50万かけて、
30万の音的価値か
1000万の音的価値か
それを知ったら
「お金を貯める」のも張り合いがでてくるだろう?
50万で1000万の音質をもつ機器にしあげられるとなれば
これは、安いのではないだろうか?
高いと考えられる裏側は、
ショップなどの一般的な音質改善の音を基本に考えられるからだろう。
技術料と称するだけの、技術でもないところに
金額がかかり
技術料にみあうだけの音になってない。
以前にも書いたが
当方で5000円ほどで(修理のみはリピーター機器だけ)できる修理。
それに技術料が3万とか5万とか・・・
そんなに金がとれる技術ではない。
せいぜい30分もあれば(筐体オープンから)できる作業に
技術料をかぶせたとしても
当方なら1000円でももらったら、
正直、恥ずかしい。
こんなことくらいは、造作ないことなのだから
それで、技術料をとれるだけの「スキル」しかないのかということになる。
おまけをいえば、5000円の中にすでに手間賃もはいっている。
原価計算と手間賃と技術料。
と、いう計算で5000円だとしても
5000円のものが、
5万円になる。
つまり、ささいな?修理であればそれだけの値段でしかないものが、
blue化までで、50万という代金になるとかんがえたら、
技術的にも原価的にも手間賃的にも
ものすごい「密度」が投入されていると考えていただきたい。
単純計算すれば
ショップでもしもblue化までの施工ができるのなら
5000円が5万円になるのだから
50万円が500万円になる。
(まあ、そんなに出す人はいないだろうけど)
そして、もうひとつは、
メーカーサイドの音作りが最高水準にもっていっている。
と、いう誤解。
WADIA9においても、
回路からミス?があり
回路を組みなおしている。
このようなことはざらにあり
そうでなくても
部品ひとつにコストダウンをはかるし
後から、もっと良い性能の部品が出てきても
最初のパターンを押し通す。
それなりに部品の在庫があったりするので
それをはかなきゃならないせいかもしれない。
つまり、
メーカー出荷時点において、
すでに「改善の余地」ありの状態であり
これが、経年により劣化している。
ここを誤解されているので、
メーカーが作ったものが
最高状態と信じられている。
お金をためてでも
伸びしろをかなえてやりたい。
と、いう
機器をお持ちの方
これが、一番裕福な状態なのではないだろうか。
そして、何よりも
音的価値のその価値判断を
貧しいものにしてほしくないと思う。
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