当方で、LTD化 blue化まで、持って行ったWADIAの音質が
良いという根拠ともいえる。
先に掲げなおした記事の中に
一方でデジタル楽器は、信号を人工的に数値に落としこむために、設計時に何を信号にして何は捨てるのか要/不要を明確に線引して確定的に設計するため、サウンドの表現領域を可聴域だけに収斂させてきた歴史がある。今もなおアナログ楽器の人気が衰えないのは、旨味成分がカットされた人工食のようなデジタル音質に対する、帰巣本能なのかもしれない。
と、ある。
この話は楽器の話ではあるが、CDP・SPとて、同じである。
ところが、CDPやSPをみてみると
アルテック620A
再生周波数帯域 | 20Hz~22kHz |
WADIA21
出力帯域幅 | DC~20kHz |
20KHz強までしか、音をだしていないように書かれている。
だが、2MHz以上の音に対し
頭が痛くなるという代理の体感耳から
SPもCDPも20KHz上限なんて音じゃないと判る。
逆に高橋がWADIAの周波数を試してみた。
結果的に1MHz以上カットだと
音は凡庸で抑揚のない音になり
3MHz以上カットだと
キンキンした音になる。
2MHz以上カットすると
臨場感・深み‥他もろもろGOODになる。
ここで、すでに気が付いておられるだろうけど
20KHz・・・などという
生易しい、帯域ではない。
ただ、耳に聴こえないだけの話なのである。
ー聞こえない音も音の構成要素であるー
と、いうことを書いたことがある。
よく、私は年を食ってしまい
ー人間には20Hzか ら2万Hzまでの限られた帯域の振動しか「音」として感じ取ることができませんー
だから、1万Hzくらいしか(例えば)聴こえないので
広帯域の機器など必要ありません。
とか、
どうせ聞こえないので40kHz以下はいりません。
とか・・・
代理に言わせれば
「あほ」
と、いいたくなることをまともにおっしゃる。
市場に出ている帯域増幅装置なるものが、
どこまで、増幅させるか知らないが
*20kHz=20000ヘルツ=2万Hz
2MHz=2000000ヘルツ=200万Hz*
WADIA・LTDの帯域は
DC~2MHzである。
もっと言えば、聴きやすい帯域としてで
良くない音になっても数えるとしたら
上限、どこまで出ているのかわからない。
判らないが200万Hz以上をカットしても
例えば、機器から2000万Hzでていたとして、
そのフォールダウン現象がおこると考える。
200万Hzまでの中に
2000万Hzの土台?の(200万Hzまで)が存在するのではなかろうか?
実際には、200万Hz以上をカットするが*
この聴こえない音が旨味を作るのは無論の事であり
聴こえないからいらない。と、言うものではない。
では、70KHzまでだしているというスチューダあたりに
広域増幅を行えたとして
WADIAを超す音になるか?
と、尋ねられたら
無理と考える。
と、いうのが、
周波数を操るもう一つの鍵が
ビット数になる。
ビット数の計算も聞きかじりだが
例えば
1ビットが4とする。
2ビットが4×4
3ビットが4×4×4
・・・・
と、言う二乗計算のようなもので
16ビット
4の16乗
20ビット
4の20乗
たった4ビットの差であっても
16ビット(4の16乗)×4×4×4×4
が、20ビットである。
と、すると、
スチューダが200万Hzまでを可能にできても
ビットを、(解析・解像)と考えていただくと
解析・解像しきれないことになる。
では、ものすごいビット数(144ビットとか?)でものすごいHz(12MHzくらいが実現している)
なら、さぞかし良い音であると考えられそうだが
残念ながら、
メーカーの音作り自体が追い付いていない。
臨場感・空気感・実在感というものを封入できないようである。
とことん高音質なだけといってよいだろうか。
傍に立って謳っているんじゃないかと思わせるような肉迫感とか・・
距離感とか、立体感とか、陰影とか・・・無い。
話がずれてしまったけど
聴こえない帯域が、音質を支える。
いや、音の中に含まれている。
聴こえないんだから必要ないという人
じゃあ、聞こえない音を完璧にとりさったら
どうなるか。
1MHz以上カットの音
どんなにつまらない音か。
聴こえない音を全部取り去ったら
もっと、つまらない。
聴こえないから、なくても良いなど
見えないから空気はいらないといってるのに等しい。
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