wt-3200,wt3200,wt-3200 修理
と、いう検索がきていました。
オークションに出品されていることもあるのですが、
この機器については、
むつかしい問題をかかえているため、
WADIAのなかでは、気にかかる存在であったのです。
その「むずかしい問題」にかかわるため、カテゴリ自体も、
危険!発光ダイオード載せ替えピックアップ
と、いうカテゴリにいれました。
詳細は、カテゴリ内の記事をよんでいただくとして、
CDM-1は、当方では、入手できませんので、
お客様にて、入手していただくしかありません。
まともな、CDM-1までも、
発光ダイオード載せ換えになっているのか、
最近は、まったく入手できないどころでなく、
発光ダイオード載せ換えピックアップがはいっていて
部品取も昔の様に、廉価版から取るということができなくなってきていて
少しましな機器 B226なども、
発光ダイオード載せ換えピックアップが載っている調子です。
以下、憧れのAudioのほうで、掲げた記事です。
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前回から、ピックアップCDM-1・CDM-3に付いては
以下の様にお願いをしておりますので、
暫く、公開させて頂きます。
追記:
一部のピックアップの入手が困難に成りました。
CDM-1
CDM-3
いずれも、中古品の入手しか出来ませんが
以前と比べると値段が高騰したうえに
ピックアップ交換ができる性能を満たしていない物が多く成りました。
以前から
オーバーホールが出来る様にと
性能の良い物を入手できるまで赤字覚悟で対応してきましたが
性能の良い物を入手できることがだんだんと少なく成り
3個に1個良い物があったのが
5個に1個良い物があるかどうかという状態になってきており
これ以上、当方での負担はできなくなりました。
このため、
CDM-1
CDM-3
に、ついては、お客様にて
個人で入手して頂きたくお願いいたします。
当方では責任をもってOHする為にも
一定の性能を満たしていないピックアップは使用していませんが
お客さまがご自身で入手されたものは
性能をはかる術がなく購入される事に成りますので、
ご依頼の後に
パルス・電圧など測定したのち、
状態の良い物は交換後OH~等等させて頂きます。
使用不可能なピックアップの場合はOHは当然、行えませんが
この時でも調査費(3000円~5000円程度)が必要に成ります。
(該当機種の例)
CDM-1
スチューダ(A725 A727) MICRO-CDM2 Mcintosh-MCD7000
ルボックス(B225 B226 ) WADIA-WT3200
CDM-3
スチューダA730
また、CDM-1に付いては
STUDER A727 7台目で掲載しているような
発光ダイオード載せ替えピックアップが横行しています。
測定値は新品以上の数値を示しますが
動作は、芳しい物ではありません。
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現状、CD34 LHH100?(うろ覚えですみません)
あたりは、発光ダイオード載せ換えピックアップでも、
動作するようですが、
上位機種になるほど、最初はかろうじて、よみとっていても、
しばらくすると、
5~6曲目から読み取らなくなる。
と、いう事例が出てきています。
上位機種に載せ替えても、
きちんと横軸、縦軸 高さ軸などなど、
あっていないため、
(下位機種で)動作しているだけでは、
たとえば、WT-3200が動作するかどうか、わかりません。
そして、下位機種なら、鳴る、と、いうことで、
まともなピックアップは、上位機種にのせるため、とりあげられ
代わりに
発光ダイオードレンズに載せ換えられていることが多く
鳴っているものほど、オリジナルでない確率が高い。
WT3200になってくると、
中位機種でも、下位機種にかんじられて、
それこそ、B226やA727からでも取るぞと思われても、
B226やA727も、一部の修理屋さんにより??
発光ダイオード載せ換えピックアップに変えられているばあいがあります。
と、なると、仮に新品状態の機器があったとしても、
その値段はいかほどになるやら。
結局、ピックアップの取り合いになることはあきらかで、
当方では、現状、鳴っているとしても、
今後のピックアップの入手がほぼ不可能な機種に
OHをしたり、なんとかなるだろうピックアップを探して
それが、発光ダイオード載せ換えピックアップだったりしたり
ほぼ寿命で、次がないと様な場合があり、
OHしてもなあという思いがぬぐえず、
発光ダイオード載せ換えピックアップの見分け方が判って以来
もうしわけないのですが、
CDM-1搭載機種をあきらめるようにお話しさせていただいています。
たいていが、
伸びしろのない機器が多いので、
その点もふくめて、検討材料にしていただいているのですが、
WT-3200 いや、WADIAの伸びしろの高さは
尋常ではないので、
CDM-1だから、あきらめろという言い方は
言うこっちが、せつなくなってきます。
ですので、
現状、オークションにもでているようですが、
CDM-1(本物・ちゃんと動作するもの)を入手するぞという
気構え、覚悟が、ないと、難しくなってきます。
結局、いろいろ、偽物をつかまされたりして
CDM-1だけでも20万30万と出費がかさなってしまい
それでも、手に入らない。
運よく手に入っても、さらにOHなどの出費がかさむわけですから、
よくよく、覚悟がないと使い続けることが出来ません。
そして、買ってはみたもの
CDM-1が偽物ばかりで、あきらめようとなるころには、
もう、二束三文の価値になってしまう
やっぱり、もう見つからないんだな。と、いう目で見られているかもしれず
買い手がつかない。
あるいは、部品取り機くらいの値段でないと
と、なってしまう可能性があり
先々がない機種というのが、
こうも悲惨な状況におちてしまうのかと
情けなくも、かなしくもあるのですが、
逆に売り手の人には申し訳ないのですが
こういうバックグラウンドを抱えているということを
知らずに買ってしまうというのは
さらに悲惨な状況下に機器が放り出されてしまう可能性もありえます。
CDM-1の予備をもっておいたほうが良いわけですが、
実際、ほかのWADIAのピックアップのように
高級機用ピックアップ(CDM-1)が存在するのか、どうかもわかりませんが、
CDM-1搭載の下位機種の新品が、まれにでてくることがあるので、
それをおさえるしかないとおもいますが・・・・。
現状、下位機種は発光ダイオード載せ換えピックアップに載せ換えて
元の本物ピックアップは上位機種用に転売?されている可能性もあり
新品ならなおさら、その可能性も疑わざるをえなく・・・。
CDM-1搭載の下位機種について、
それほど知られていなかった頃は、
まだしも、使えるピックアップか
寿命になってるピックアップかという
2つしかなかったわけです。
が、いまや、発光ダイオード載せ換えピックアップの横行もあったりで
もともなものが、手に入らない確率がふえすぎて、
当方ではおてあげになりました。
ビデオでも二つの形式のビデオが出てきていましたが
VHSに収まったかと思う頃には
DVD・HDDにかわってしまい、
時代と、現状にそぐわないものは
過酷な末路を迎えていくのでしょう。
悲しいと思う反面
ふんぎりをつける過渡期であると思うと、
どうか、静かにたちさらせてほしいという思いもします。
CDM-1という覇王が
絶対的支配者という位置から
しりぞくしかなくなってしまう
そのいろんな原因はあり、
一方で、同じWADIAのほかのピックアップは
いまだに、入手ができ、
時に新品もてにはいりますし
アフタパーツとして作成されたものが
日本のラインを使用した関係もあり
新品で、品質を満たしているものがおおくあります。
こういう風にならなかったのも、
CDM-1の悲運としかいえないのですが、
もう、CDM-1という
統括者、統ばるから
解放される時期に成っているのかもしれません。
ーーーさらば、統(す)ばるよ♪ーーー
そういうことかもしれません・・・・
*****
2018年7月26日
今回、CDM-1のオールドストック(新品)が入手でき
1台には、対応できたのですが・・・
これも、保管状況や転売状況により、
必ずしも、まともな性能が出るとは限りません。
おまけに、こういうピックアップは高い。
おまけに、載せてみないと判らないため
載せてみて測ってみてダメだという場合でも
返品は効きません。
つまり、もしかしたら、だめかもしれないけれど
そのときでも、購入代金は支払っていただきます。
と、いう厳しい選択があったのです。
いろいろ、みている高橋は、
ほぼ、動作品の正常品と目星はつけていたのですが
100%ではないものです。
それを思えば、
下位機種を探せばまだしもと思えそうですが
下位機種も馬鹿にならない値段で
うまく1~2台で当たればよいのですが
当たらなければオールドストックよりよほど高くなります。
今回CDM-1、2台目のオーナー様は
かなり破格な値段でドナー機器を購入され
それが、良品であったのです。
こういう、運?が良い場合もありますが
一方で、
B226の為 用意したピックアップ2台は発光ダイオード載せ替え品で
数値は劣悪
1台はオリジナルだったが、すでに寿命・・・
結局、もともと乗っていた方がまだ良い。
と、いうことで、
最後の調整しろで対応。
結局、OHは行わず返却しました。
調整しろで10年はもつだろうと高橋は言っていましたが
それは、いろいろと、へたった半田・コンデンサという
元気のない状態だから、もつだろうということで、
しっかりOHして元気いっぱいになったら
持たないかもしれない。と、いう恐れがあり
もし、OH をして、すぐにダメになってしまうとなったら
鳴りもしない、
ピックアップを探さなきゃいけない。
と、なり
すでに、3台、探しても、ダメだったことを思うと
調整しろで、鳴っていてくれることの方が良いのではないかという判断でした。
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