2階に上がりバーに入るとステージ上の生演奏の機材と大きなスピーカーが目に入ります。
写真では見えませんが手前に丸くカウンターが有りその中がマスターの仕事場です。カウンターの右半分は京都で使っていたものを持ってきて使っているとの事で、デコラの鍵盤の印刷が薄くなっていました。
システムの構成は
ターンテーブル ガラード401 一番古く50年位使っている様です
CDプレーヤー WADIA6Spirit
プリアンプ マランツ7
パワーアンプ マッキントッシュ275(モノラル)×2
スピーカー タンノイ ウエストミンスター ロイヤル
です。
前日に電話連絡して開店1時間前に訪問し上記システムで暫く視聴させて頂きました。
マスターからは最近音の調子が良くないとのことでしたが、音は聴き疲れしない柔らかい音作りです。
スピーカーの大きさや室内空間の大きさがあるので音に広がりがあり多少大きな音でも問題なく聴く事が出来るので良いですね。
折角なのでWADIA6LTD-Blueを持ち込んで此方でも聴かせて貰ったところ、Blue化の効果の違いをはっきり確認出来ましたので、システムの潜在能力は高いと思われます。
機会がある度にスピーカーのネットワークの重要性をお伝えしていますのでタンノイのネットワークも確認しようとしましたが、スピーカーを外した奥に有る様なので今回は断念しました。
ネット上で確認すると上の写真のようにそれなりの物は使っている様ですが、1台300万円もするスピーカーにしてはやはり貧弱なネットワークだと思います。
カットコアのコイルやオイルコンデンサを使えばスピーカーの能力をフルに発揮できるように成るのでお勧めしたいところです。
お土産に備後の地酒の「神雷」を持ってゆきましたが、それを上回る奈良の地酒をごちそうに成りました。
ごちそうさまでした。
スピーカーのネットワークを確認しようとサランネット を外した所でスピーカーのエッジにひび割れを発見です。
ブルーノートさんがならまちに移って来た時にはウレタンスポンジはまだ大丈夫だった様ですが、残念ながら交換時期に来ている様です。
音の調子が悪い原因はこれの可能性が高いですね。
機会があればまた寄せて頂こうと思っています。
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