の、なかに
******
過去、改が1台、オークションにだされたことがあったが
これは、ひとつには、OSコンてんこもりが悪さをしたかという気もする。
1年以上たって、OSコンの整音効果が逆に音をわるくしてしまうということになり
OSコンを撤収して、プロトと同じ構成にかえた。
そして、その機器がLTDに変わった。
http://longingforaudio.blog.fc2.com/blog-entry-164.html
この辺りが、実は真空管アンプでは、
CDP の異音や歪に気が付かない。(表現できない)
と、言うところの話になってくるのだけど・・・
その前にOSコンてんこ盛りという機器のこと。
この事(OSコンてんこ盛り)は前の所有者のI氏には申し訳なかったと思わされる内容です。
と、書いていますが
ここだけ、読むと、高橋がOSコンてんこ盛りを勧めたかのようにとれるのですが・・
アナログ電源専用のトランスの追加やアナログ回路の音質強化等を実施してほぼ完成状態です。
以前との大きな違いは電源強化のOSコンデンサ基板を外し通常に使用する音響用コンデンサに変更した事です。
OSコンデンサは周波数特性など非常に好ましいと思われましたが、本来持っているリップル除去能力の良さの為か年数を経過すると通常の音響用コンデンサより音が冴えない音に成る事がはっきりと判り今回変更と成った次第です。この事は前の所有者のI氏には申し訳なかったと思わされる内容です。
部品選択の難しさですね。
今回もう1つの変更がデジタル出力基板の取り外しです。
不要なデジタル信号の放射を無くす意味でデジタル出力基板の撤去です。ただ少し後ろ姿が寂しくなってしまいましたね。
スピード感・力強さ・余韻・静けさ・音域レンジの広さと気持ちよくオーディオに浸れる音が出てくれるのでエージングしていても心地良いですね。
******
事実は東京のI氏WADIA6 2台目において
OSコンをてんこ盛りで載せてくれという要望が来ました。
OSコンも40こ、I氏が調達してきて、
ぜひに、と、いうので、
高橋の方は後にOSコンの悪さが露呈することになるとは思っていませんし
プロトと同じコンデンサの方が良いとおもうんだけどなあ、
過ぎたるは及ばざるがごとし
プロトのコンデンサ、良い音なんだけどね。
と、代理には、伝えてくれていたのですが
OSコンがだめだという根拠がないし
オーナー様の耳もどちらかというと自然な音より
きらびやかな音方向(インパクトの強い音)を好むところがあり
かつ、OSコンの定評はかなりのものがあり
説得できないまま、載せたわけです。
ブラシレスモーターへの変更に伴いモータードライバー基盤を追加でプレーヤー内部の空きスペースへ取り付けました。
「シュイーン」と言うブラシレスモーターの回転する音が気持ちいいですね。
アルミ円盤の回転する高さ位置をみていてもブレが無く加工・組付け精度の良さがわかります。VRDS変更の効果はかなりの物だと思います。読み取りの情報量が増えたと思われ、今まで聞こえなかった音が聞こえて来る様になりました。
また音の分離もかなり良くなった様で演奏されている楽器の音の聞き分けが以前よりはっきりして分かりやすく成っています。
音質改善はこの他に電源強化と出力用オペアンプの変更を行いました。
電源強化はOSコンデンサのてんこ盛りです。
ネット上でOSコンデンサの効果は耳にしていましたが、実際に行ったのは初めてです。
音の切れ・分離・湧き上がる低音と評判どうりいい結果を出してくれました。
ただ価格の高いのが難点ですね。
出力用のオペアンプも当時としてはいい物を使っている様ですが流石に20年前のものなので最近の評判良いといわれる物を数種比べて現在のWADIA6改に合うオペアンプを選択です。
WADIA6をここまで改造した物はまず他に類を見ないと思います。
I氏のWADIA6への熱意と思い入れは並々ならぬ物がありますね。
この改造で WADIA6改 も現在のハイエンド機と比べても遜色のないレベルに成った事(それ以上かも)と思います。
******
結果、音は張り出しのある野太さもあり、
繊細さに欠けるものの(プロトのコンデンサとくらべて)
エージングで良くなっていくだろう。
と、踏んだのです。
そこに
静岡のI氏が同じようにOSコンてんこ盛りをのせてくれと依頼してくださり
1年ほどたったころと思います。
東京のI氏のOSコンてんこ盛り(もう1台)が、不具合をおこし
(この方、わりにせわしなくCDを入れ替え、釦を触るタイプ=結構多い。)
当方に帰ってきたのですが
1台めの6改より、2台目の方が音が良くない。
(この辺りは買い当たり、エージング不足。それぞれの部品のトータル性で違ってくることがある)
とのことで、まず、不具合を直したのですが・・・
一聴では、音が良くない。と、感じなかったのです。
けれど、何か、変。
おまけに頭が痛くなる。
(この原因はすでに書いています)
で、得意のSPの後ろ側にまわりますと、
まったく後ろへの響きがない。
前で鳴っているだけ。
つまり、まともな低域がでていないし、
よくよく、きいてみると、ひずんでいる。
歪までOSコンが整えてしまって
一聴、良さげに聴こえるのですが
これはダメだとOS コンてんこ盛りを当方のプロトと同じものに変えたわけです。
すると途端にきれいな響きもよみがえったわけですが・・・
結局、静岡のI氏は早いうちに(トラアンプと思われる)気が付いていたのではないかと思いますが
直してくれというより、もう手放すということになってしまったのでしょう。
一方で、東京のI 氏の方。
2号機より良い音だという1号機も同じ状態になっていると思われるのですが
なんともない。
と、言うことだったのです。
ところがこの原因は真空管アンプで聴いていたことによるものでした。
歪をうまくごまかして?しまったか、
I氏の耳では判別できなかったか。
確か、小さなデュアルスピーカーできいていて、
これもこちらに送られてきたものの
まったく、低域の出ない作られ音のため
中高域が妙に弾みの在るように作られていて
空気振動が全くでない。
多分、真空管アンプとこのSP のせいで、
まともな低域が出てないSP/アンプでは
低域がきちんと出ていないなど耳では、測りようがないし
響きと歪が相殺されるSP/アンプでは
歪が見えない。
と、いうことで、
当時、JBL K2並びにジェフローランドをおもちのA氏宅へおしかけ
OSコンてんこもりをきいていただくと、
「ひずんでます・低域皆無・・・」
と、なり当方と同じコンデンサに交換したわけです。
このようなことがあり、
真空管アンプでは、CDの音も、
CDPの音も正確にならすことができないと結論したのですが(代理が)
最近このI 氏が代理に
蒸し返すようですが、たぶん良く設計された真空管の「本来の音」を聴けば
これもアリと思っていただけると思います。音楽を楽しく聴くために・・・・
ブログでも真空管的な~という表現がたまにでるので・・・おもちのCDPに格納されている
真空管バッファーはA級動作ですから良さおわかり→良いんですA級動作の真空管の音は絹の上ベルベットのように・・・
プリアンプ(コントロールアンプ)部分で動作している真空管はすべてA級動作です
不幸なことに・・・失礼・・・代理様が聴いているPPの構造の真空管アンプ(出力管が4本以上あるタイプ)は
(ここではパワーアンプのことです)しかしこれは微妙です
それは、どんなに突き詰めても本来の芳醇な響きを伴わず、偽物のエコー感を付けるだけのおっしゃる
とおりの代物です・・・なぜって?それはA級動作でないもの・・・・・
唯一はシングルアンプです・・・・
と、おっしゃられるわけです。
正直、代理は、失礼なことを平気で書く人だと思いました。
高橋のサイテーションⅡ・サイテーションⅣのペアは
当方サイテーション16Aに見まがうような音を出します。
高橋が触っているものですから、
基準値が高く、非常に生っぽい音が出てきます。
偽物のエコー感でもないし
エコーでもない。
そして、何よりサイテーション16Aの音は
(あれだけ、変更をかけていますから)
6LBの音を率直に出してきますから
「自然」「本物に近い音で自然」という音を出してきます。
この16A とそん色ない、2と4の実際の音を聴いている代理にとっては
PP構造だろうが、シングルだろうが
要は作り手の耳とセンスでしかないわけで、
ああじゃなけりゃ、ダメだの、こうでなけりゃのダメだの、
は、それだけの音を引き出せていないせいでしかない。
と、思うわけです。
多く、お互いのシステムを聴くことがないので、
お互いが実際の判断でないというところで論議するのは
高橋が一番嫌うところです。
が、
目指す音や好みが違っていて
自然な音、より本物に近い音ではない音を
嗜好されていると感じることが多く
インプレの違いとか、
送られてきたCDのひどさとか?
これが気にならない(トラアンプで?)
まともな音が鳴っているのだろうかと
思われる状態で
真空管アンプでまともに鳴るといわれても
前述の歪も低域が出ていなくても判らない状態が思い浮かんでしまい、
それは、正確なCDの音ではないんだよ。
と、いうことを思うわけです。
ところが、じゃあI氏のトラアンプなら、正確な音が出ているか?と、
なると、ここも怪しいwwww
この状態でその「耳」を当てにできない。
なのに、聴きもしてない16Aですが、
その音に肩を並べる生っぽい音がでている当方のPPPwwwめを、
シングルだとかそうじゃないとかでは
けして測れるものではないのです。
I氏の真空管アンプ作成歴も長く、まさか、高橋がちょこっと作った真空管アンプで
良い音が出てるとは思い難いのでしょうけど、
実際、6LB
6の音質改善あたりから
4~5年であの音までもっていった事実を考えると
けして、年数ではないと思います。
ちなみに当方、AUDIO 開業から8年たちました。(現在13年目)
年数的にはひょこくらいだと思いますが
今までやっていた(今もやっている)本業のスキルが特にCDP系に多く当てはまり
今に至ってます。
CDP ・DAC・トランスポートをまともに触れる人が少なく
音質改善も的を得てないものが多く
2014年にアンプ系のメンテナンスはお断りするようにして
CDP/DAC/トランスポートに専念するようになりました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます